PUSH勉強会58回目
PUSH勉強会の58回目をカバさん(@toronikaryo)と行ったよ。
2019年46回目。目標50回なので残り4回。進捗率92%
目標達成まではもう少し。9月までにいろいろ片付けたいと思っていたなかで、これはなんとか達成できそう。
一年も33%が終わってしまった。早いもんやね。
前回のカバさんとの勉強会の記事はこちら
前回の勉強会の記事はこちら
勉強会に参加してくれた人からは勉強会以外でもやりとりさせてもらっている。
で、カバさんは最近コードはちょっとずつ弾けるようになったから、シンセが多く使われる音楽をやりたいと。
PUSH勉強会やるときに、前もってこういうものやりたいと言うのを聞き取りしてやってから始めるんやよね。参考音源聞かせてもらったりね。
で、聞かせてもらったんだけど、あ、これシンセの仕組み知らないと無理だから、基礎からやりましょうと言うことになった。
カバさんはStandardなので、synth1を使ってパラメーターを読み替えてやってもらった。
やったこと
- オシレーターとは
- フィルターとは
- アンプとは
- エンベロープとは
- LFOとは
- 波形の特徴
- サイン波
- ノコギリ波
- 矩形波
- ノイズ
- サイン波でメロウなリードトーン
- グライドとは
- モノに設定
- ポルタメント
- キートリガーとは
- ディレイやリバーブ
- サイン波でキック
- エンベロープとは時間の変化
- ピッチ・エンベロープとは
- ADSR
- オシレーターでオクターブ調整
- ノイズ
- ノイズはアタックをつける
- ノイズは金物に使える
- エフェクトを組み合わせる
- saturator
- コンプレッサー
- Drumbuss
- Drumbussはエンベロープシェイパー
- ノイズでハイハットを作る
- フィルターの特徴
- ポールとは
- LPフィルター
- HPフィルター
- BPフィルター
- 打楽器のADSRの特徴
- LFOとは
- LFOは周期性
- オシレーターに掛けたらビブラート
- フィルター掛けたらワウも作れる
- ボリュームに掛けたらトレモロ
- パンに掛けたらオートパン
- いわゆるSUPERSAWの作り方
- ノコギリ波
- Detuneとは
- コーラス
- ディレイとオシレータで作るコーラスの違いは、周期性
- オシレーターでオクターブを下げる
- Instrument Rackで複数音源をレイヤー
- ライザーとはピッチ・エンベロープが緩やかにあがっていくもの
- フィルターエンベロープのサステインとは
- OperatorとAnalogの違い
- いわゆるワブルベース
- フィルターをモジュレートする
- LFOのHzとSync
- フィルターの開閉をsyncで行う
- Analogは3連符でsyncが可能
- フィルターエンベロープのDecayとは
- フィルターエンベロープのサステインとは
- シンセで作るピアノ
- ADSRの特徴
- シンセで作るオルガン
- ADSRの特徴
- なぜMassiveが難しいか。
いや、めちゃくちゃやったね。なので、カバさん、記事を作りました…
カバさん、LFOの使い方の例です。
追記:2019/05/03
LFOについて説明。リトリガーは説明してなかったですね。これわかるといろいろ遊べます。もう、おとなしくSuiteにしたほうが楽ですよ。フフフ…
追記:2019/05/14
グライドやポルタメントという言葉や効果がわかっていたら、狙った音も作りやすくなるかもしれません…
考えたこと
やっぱり、基本って大事だなと。
Analogでパラメーターの意味がわかって、このパラメーターが音のどの構成要素になるか理解したらいろんな音色を作ることは別に難しくないと思うよ。自分でも出来るんやから…
最近、SuiteとStandardとどっちがいいと聞かれることがあって、考えていたんだけど、初期投資が気にならないならSuiteの方がランニングコストが安くなるなと思っている。
例えば、いまだと音色変化を音価にあわせて変化させるものが多いよね。ワブルベースとかそうやんか。
こういうの、LFOを3連符でコントロールできるかどうかも大きかったりするよね。音価にあわせてフィルターをコントロールしたりする。
AnalogなんかはLFOが3連符系統があるから、マクロ作って、PUSHでコントロールしたら簡単に出来る。つまみでいじってオートメーション記録したらめちゃ簡単だよ。
Operatorと違う持ち味がある。
そして、いわやるSupersawを作って遊ぶみたいなのやったけど、Instrument Rack使ったら簡単に出来るんだよね。
複数シンセのレイヤーも簡単だし、別にMassiveとSerumとOperatorを同時に鳴らしたり、パラメーターコントロールしたりするのも楽勝。
これは別にSuiteじゃなくてもrackは使えるけどね。
サウンドデザインはAbleton LiveかReasonがやっぱりすごいね。
Reasonもめちゃ簡単だった。
ハード使ってた時期が長いから感動したものだったよ。
ただ、拡張性はAbleton Liveが一番あると思う。
アナログ、FM音源シンセ、Wavetable方式とシンセの基本的なものはSuiteはあるし、Collisionなんかはちょっと他でないタイプのシンセだからね。
これらを別々に揃えたらそれなりの金額になってしまう。
実際、フィルターやLFOなんて、ツマミでいじったら音とパラメーターの関係性がわかりやすい。
で、SuiteだとMax For LIVEが使えるから、LFOとディレイでコーラス作ったりするのも簡単。
原理がわかったらDetuneとディレイをLFOでモジュレートしたものの違いも簡単に実験して理解できるよね。
ああ、LFO使ってるから揺れるのか。それなら、こっちはDetuneでその効果は作れないから、この音色を作るにはコーラスを掛けたらいいなとかわかる。
そういう一つ一つを要素分解して聞ける耳というか、頭を作るのはAbleton LiveとPUSHは適してるなと思ったよ。
今の音楽やるひとは、ミックスと曲作りが密接に関係しているからどっちにも行き来がしやすいAbleton Liveは便利やよね。
学ぶ道具としてのAbleton LiveとPUSHは本当に優れているよ。
PUSH勉強会、やる意味なんてあるんかなと思うことは結構あるんだよね。
情報はたくさんあるからさ。
でも、他の情報と違うとしたら、その人が実際にわからなかったことを記事にすることは、貴重じゃないかと。
使える人の欲する情報と、使えない人の欲する情報は違う。
ユーザーグループに行ける人ばっかりじゃないしね。
自分も行きたかったけど行けなかった。東京にいる間も結局時間作れなかったもんな。
地方にいたり、体がしんどかったり、時間的制約があるひとでもネットなら参加してもらいやすいしね。
記事を書けば、参加するのはちょっと…という人でも疑問に思ったことを解消できるものになる可能性はあがるよね。
正直、毎回記事をかくのはしんどくはあるんだけど、無理なく音楽できる人が増えたら嬉しい。
50回まで行ったら今後のPUSH勉強会のやりかたについても考えたい。
Ableton LiveとAbleton PUSHも使えるようになると楽しいな!
PUSH勉強会について
PUSH勉強会は、私うりなみが主催する勉強会です。いろいろAbleton PUSHで遊びましょう。
費用は無料。オンラインのみです。申込みは、ブログかツイッターのDMで。
PUSH1でもそれ以外のMaschine Jam、AKAI FORCE、LaunchPadなども大歓迎です。64パッドでコードやスケール学びたいという人も是非。
いずれもAbleton Liveのコントローラーとして使えますしね…
勉強会終了後に、復習記事を作成しています。この記事もそうですね。
PUSH持ってない人でも大歓迎、どんなことができるかわかったら楽しくなりますよ!
打ち込みも演奏もサウンドデザインもできるAbleton PUSH2は楽しいですね!
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