2021 物に対する基準 | 無理ない暮らし
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2021 物に対する基準

無理ない暮らし
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物についてはずっと考えてきた。どういう物を買うのか、どういう物を処分するのか。物に対する基準は極言すれば生き方の基準とも言える。環境の変化に合わせて考え方を変える必要が出てきた。

一年間使わなかったものは処分してきた。

移動が減ったので、移動を第一の基準に考える必要がなくなった

今までと1番大きな変化は移動を考えなくて良くなったことだ。

とにかく移動が多い生活を送ってきた。平均すれば一年の半分が自宅にいないような生活を長い間続けてきた。

そのため、物を少なく、持ち運ぶのに便利なもの、省スペース、多機能なものを物を所有するときの基準にしてきたわけです。

自宅にいる時間が短いから使わないものは手元においておきたくなかった。

使わないもののために家賃やローンを払ってるのは意味がないですからね…

なんですが、移動が極端に減りました。仕事を変えた影響もあり、この1年半、自宅以外で仕事をしていません。

となると、持ち運ぶのに便利なものという基準は必要ではなくなる。

ホテルやウィークリーマンションのデスクで仕事、音楽をやるというのが物に対するまず第一の基準だった。

音楽以外のものを優先順位を極端に下げていたわけです。

まあ、でも移動がないならどうか。

省スペースなもの、多機能なものというのは、持ち運ぶことから派生した基準だから見直す必要がある。

また、服もアマゾンで買えるもの、空港で買えるもの、ターミナル駅で買えるようにどこでも入手できるというのを基準にしていました。これも移動が多かったからですね。

今までと何が変わったかまとめてみます。大分基準は変わりますね。

  • 多機能である必要はない
  • 省スペースである必要はない
  • 持ち運ぶのに便利なものである必要はない
  • 服などはどこでも買える必要はない

家の中で疲れることが増えた

とにかく移動が多い人生だったので、家にいる生活にずっと憧れていました。

なんですけど、いざこれだけ移動しなくなったら息が詰まってきた。

毎日変わる環境に対応することはなれていても、同じ環境でずっと過ごすことは得意ではなかったということです。一箇所にいたら気持ちが落ち着くと思っていたら全くそんなことはなかった。

家でずっと仕事をしていることもあるんですが、部屋が快適でないと集中できない。

無理ない暮らしにするためには、快適な時間を増やし、不快な時間を減らせばいいと考えて1番過ごす時間が多いデスク周りの環境を整えた。

シンプルなものが好きということはもちろんあるんですが、視覚的なノイズが多いと集中できない。

ワイアレスはレイテンシーや安定性の面からはマイナスなんですが、それ以上にケーブルがごちゃごちゃしているのは嫌だった。

掃除はまめにする方なんですけど、掃除が好きなわけではなくて、きれいな状態が好きということがわかりました。となると、綺麗な状態を保ちやすいようにするのは重要。

そして快適に使えるものと考えると、省スペースのものと言う基準では満たせない。

モニター・スピーカーなんか、やっぱり低音見たい時はある程度大きいほうがいいですしね。

移動が多い時は多少の不便があっても持ち運べるかどうかのほうが重要で、物を増やしたくなかった。

でもやっぱり、モニターもモニター・スピーカーも2つあったほうがストレスは少ない。

視覚的にノイズが少なく、快適に使えるものがいいんでしょうね。

とりあえず今の状況で何に注意すればいいかまとめます。

  • 視覚的にノイズが少ないもの
  • 快適に使えるもの
  • 掃除が楽なもの
  • 単機能のものでもよい
  • できるだけ1アクションで出来るもの

老いた

いよいよ初老に差し掛かったこともあり、今までに比べて出来ないことが増えてきた。全く出来ないというわけじゃないですよ。

やろうと思えば出来るけど、今までに比べると随分コストが掛かるようになってきたということです。

もともと事故で悪いところもあるけれど、病気もあるのでまあ仕方ない。鍛えてカバーしてきたけど、回復が追いつかなくなったり、怪我をすることは増えた。

目も少しずつ小さなものを見るのがきつくなってきた。やー、まじで老いるスピードってびっくりしますよ。

メガネかければ行けると思うんですけどね。こういうことも考慮に入れなきゃいけない。LIVEなんか一画面で出来てシンプルでいいですけど、あと数年で厳しくなるでしょうね。

それならそれに備えなければいけない。T-RacksやMixboxはそういう意味でも最高でした…

生演奏も満足できるコンディションで出来ることはおそらくもうない。残念ですけど。それなりには弾けるけれど、早いパッセージなんかは厳しい。指の麻痺もあるけど腱鞘炎も悪くなっている。

叩く動作がきつい時があります。そうなるとフィンガードラムも厳しいですね。操作も複数キー押しが厳しい時もあります。

MASCHINEを買い直したけど、ハードだと手の状態によっては操作が厳しい。

うーん。それくらい考えておけという話ですね…1番厳しいのは頭だって?

言わんといたって…

キーボードのショートカットキーをまとめてるのはそういう理由もあります。

いずれ体が利かなくなる日は来る。それは誰でも同じわけで、その時間が来る時間をどれだけ引き伸ばせるかということですね。

となるとこうなりますかね…

  • 複数の手段でコントロールできる
  • 楽にコントロールできる
  • コストを減らす

複数の手段でコントロールできるというのはハードとソフトの両方でもコントロール出来るということでもありますし、こういうことでもあるかなと…

右にMX ERGO,左手にKensingtonのトラックボール。画面には写っていないが携帯にSTREAMDECKのアプリが入れてある。

トラックボール2つあれば、その日のコンディションによって右手でも左手でも使えますしね…

片手も日によっては指2本が使いにくい時もある。でも左手デバイスがあれば補える。

トラックパッドもまた導入してもいいかなと思ってます。BetterTouchToolsなんかだといろいろ便利ですしね。最終的には自作キーボードになりそうですけど。

あと、拡大縮小とかトラック選択とか、押す動作がきつくなってもこれなら使えるかもしれない。

公式サイト

こういうのは積極的に調べて、使ってみることですね。

早く使えば使うほど習得コストを減らせる。合わなかったら使うのをやめたらいいんですから。

不快な時間を早く減らせば、無理ない暮らしに近づくはずですしね。

コストを減らすというのはこのブログで重要だとずっと考えてきたことではあるんですけど、動作を減らすとか、工数を減らすとかそういう風に書いたほうがいいんですかね。うーん。

楽にコントロールできるというのは、老いていく自分にとってはますます重要になりそうです。

まとめ

では、いままで気づいたことを考えてシンプルにしてみましょうかね。

  • 視覚的にノイズが少ないもの
  • 快適に使えるもの
  • 掃除が楽なもの
  • 単機能のもので良い
  • できるだけ1アクションで使えるもの
  • 複数の手段でコントロールできるもの
  • 楽にコントロールできるもの
  • コストが低いもの

うん。『視覚的にノイズが少ないもの』は、シンプルなデザインがほとんどですね。『掃除が楽なこと』も多い。『視覚的にノイズが少ないもの』というのは物に対する基準に入れたほうがいいですね。

『快適に使えるもの』というのは、視覚的にもストレスではないし、機能的にも充分ということ。これは物に対する基準にいれます。『視覚的にノイズが少ない』というより、大きな概念ですけど、自分の体が衰えていくときに意識しておいてもいいですね。これも物に対する基準に入れます。

究極的にはこれが1番重要なんだろうなあ。

『快適に使えるもの』という概念と『楽にコントロールできる』というものと完全に一致はしないですけど、『快適に使えるもの』という方が大きい概念ですね。これは統合しましょうかね。

『複数の手段でコントロール出来るもの』と言うのは、その時の自分にとって『快適に使えるもの』と言い換えれますね。『快適に使えるもの』いう概念のほうが上位にありますね。

複数の手段でコントロールできるかどうか、自分が意識しないか考えたんですが、常に考えてますね。ということは『快適に使えるもの』に統合したほうがシンプルですね。

『楽にコントロールできるもの』という考えと、『1アクションで使えるもの』というのは、『楽にコントロールできるもの』に統合したほうがシンプルかな。『1アクションで使えるもの』でものその1アクションが難しいことは結構ありますね。

だから、これら全部は『快適に使えるもの』という形にまとめていい。

PUSHがあるのに、またMaschineを買った理由の大きな一つはNKSがあるからなんですよね。いちいちMIDIラーンする時間は掛けたくない。まあ、プラグインも使わないものはどんどんアンインストールしたい。

慣れていて、狙ったものに持っていきやすいのがSpectrasonicsの製品が多いので、それをNKSで使えるソフトを使ってコントロールしてやろうと思ったから買ったんですよね。本当、アサインしてる時間はまったく音楽やっている時間ではないですもんね。

『コストが低いもの』というのは、『楽にコントロール出来る』ものより上の概念ですね。快適に使えることはコストを減らしているわけですし。『快適に使えるもの』だって、自分のコストを減らしているという意味では一つに出来る。

ただ、これは自分のテーマだけど、そうなるとちょっと物に対する基準としては大きすぎる。

究極的に私は物を買うのはコストを減らすために買っている。物を減らすために物買ったりしますしね。字面をみるとかなりやばいですね…

ただ、コストを減らすという文言だけだとなんのコストを減らすか明確ではないので、その下の概念も考えたほうが良さそうですね。

ちょっと考えてみます。

時間を減らす、習得コストを減らす、維持コストを減らす、金銭的コストを減らす。

操作や使うことに関して時間を減らすことは時間≒金銭なのでわざわざ金銭と書く必要はない。当たり前ですけど、全部時間が関わってますね。

将来に渡って時間を増やすかというモノサシが1番しっくり来そうですね。項目を増やすより、言葉を変えたほうが納得できるし、違った視点を得られるかもしれない。

となるとこうなりますかね。これから物を増やすとき、減らすときはこの3つをしばらく意識してみます。

  • 視覚的にノイズが少ない
  • 快適に使える
  • 時間を増やす

スッキリしました。

いやあ、何も問題は解決していないんですけど、言語化するとスッキリするんですよね。頭が働くときに考えておけば、それ以外のときに他のことに頭を使える。

意志力も集中力も有限ですし、本当に持続するのが難しくなっている。

まあ、でも自分がいかにボンクラか知ってるからそのなかで工夫していけばいい。

目標には到達しない。もう、それはいい。願うことが全部叶うなんて本当に真面目に考えたことがない人しか言えないですしねえ。到達したと思った瞬間に、もっと目標は高くなるものですし。

だから、最後まで目標を目指してけもの道をひた走ります…

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