SoftubeのAmpRoomのVintage Suiteはオールド・スクールなソウルの感じにすぐできる。 | 無理ない暮らし
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SoftubeのAmpRoomのVintage Suiteはオールド・スクールなソウルの感じにすぐできる。

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機材・ソフト
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わかりやすいタイトルですね…頭が悪いともいいますね…

モデリングがすごくなってきたとはいえ、クランチや古いタイプのクリーントーンはなかなかアンプだと感じが出なかった。

特に古いソウル、R&Bをやろうとすると、結局アンプ使った方がいいということになっていました。

Amplitubeも5になって、相当いいなと思っていたんですが、どうしても感じが出ない…

自分は古い銀パネのツインリバーブを長年愛用してきたんですが、そもそも銀パネのモデリングしているものがほとんどなかった。

ファンク系では人気があるアンプなんですけどね…

ブラックフェイス系はいろいろモデリングも出てるんですけど、それだとちょっと違う。

ブルースやったりするには最高なんですけど、ボリューム上げるとすぐ歪む。マスターボリュームないですしね…

AmplitubeのFenderアンプ、ソウル系では、PrincetonはSteve Cropperが使っていたものがあったりもするんですけどね。

でも、リバーブの感じやトレモロの感じがイメージと違う感じでしっくりこない…

SoftubeのAmproomは珍しく銀パネのツインをモデリングしていたのですが、でも、実機とはまだ違うなという印象でした。

まあ、ITBで60年代や70年代のソウルやファンクをやろうというのがそもそもおかしいといえばおかしいですからね…

いい加減諦めようかと思っていたのですが、バージョンアップされたVintage Suiteに入ってる銀パネが凄かった。

凄すぎて変な声が出ました…

ついにアンプもなしに古臭いソウルギターを作れる時代が来ました!

テンション爆上がりです。大勝利。とろけるようなトレモロです…

なお、今回の記事はSoftubeのAmproomのVitage Suiteの銀パネのツインリバーブについてがほとんどです。偏愛が炸裂していますね…

ほとんどの人には刺さらないでしょうけど、ソウルやファンクが好きな人にはたまらないですね…

あまりにも良かったのでベラベラ喋ってます。ブラックフェイスも良かったので、その動画もまた作ってもいいかも。台本書かないのでまとまりなくてすみません…
Softube
created by Rinker

嬉しいことに、既存ユーザーは既存のAmp Roomユーザーは、Amp Room Vintage Suite、Bass Suite、Metal Suiteへ無償でアップデートされたのでそのまま使えます。

Amp Room Vitange Suiteのいいところ

動画で書いた通り、古臭い音が簡単に作れるところです。以上です…

となると記事として終わってしまうので、もうちょっと書いておきますね。

もちろん、古臭いだけではなくて、他のジャンルを作るにしても、非常にらしい音が作れます。

まあ、それがSoftubeの一番の特徴ですしね。そういう基本線はもちろん押さえてあります。

やはり売りはSoftubeのエコシステムが使えるところですね。

動画でも話したのですが、Softubeの強力なエフェクトがAmproom内で使えます。

強烈に味付けしてくれる、スプリングリバーブやTube Delay、サチュレーションであるHarmonics(TAPE)も使えます。

特にディレイとリバーブは古いソウルやファンクのギター・サウンドの大きな要素を決めるので、この2つが使えることは大きいです。

元々ついているリバーブもいいんですけど、今回の評価はSpring ReverbとDelay込みの評価ですね。

オールド・スクールなものにするのはとにかくスプリング・リバーブ、ディレイの質が大事ということを実感しました。

Neural DSPのCory Wongで実験。Tube Delayだけでもかなり古い質感にはなった。ただ、本当に古くしたい場合は銀パネの方がらしくなる。

動画では演奏しませんでしたけど、Modle72をお持ちなら、Moogのフィルターを使えるのもファンクやりたい人には嬉しいですね。MODEL 84ならJuno-106のコーラスも使えます。楽しすぎますね…

A440が安定しない狂気の作り込み。Moogのフィルターが単体で使えるのは大きい。

あとは、細かく音作りしたい人にも向いています。

クロスオーバーなどあるので、現代的なギターサウンドを作りたい人には嬉しいんじゃないでしょうか。帯域の上下でキャビネット変えたりすることもできます。メタルなど重宝しそうですね。

ルーティングなどを変えたい場合は、Studioで行う。バージョンアップでスペアナ付きのパライコも追加された。Amproomでかなりの音作りが可能。

ヘッドフォンモードが凄かったですね。

前のバージョンでもリアルでびっくりました。Room IRと合わせて使うと、本当にアンプがそこにある様に思える。なんだこりゃ…魔術か…

家でヘッドフォンを使わざるを得ない人はかなり演奏が気持ち良くできるのでは。

Studioを押すと画面が切り替わる。GATE,Tunerなどはどの画面でも使える。左側のメーターが、インプット、アウトプットは右側
ヘッドフォンマークを押せばOK
独特なディレイ。質感を強力に付与してくれます。サチュレーションが強力です。なんでも出来るディレイではないけれど、これしかできないことがある。お気に入りです。
ギター、鍵盤、ホーンやストリングスに掛けてもいい。ギターにいいのは当然ですが、これだけ使用用途が多いとは思いませんでした。他のアンプシミュレータに使ってもいいですね。
今回の動画はマスターのTAPEを挿さなかったのだが、挿したらもっとらしくなります。古いサウンドにしたい人はあるとハッピーになれます。使わないことがないくらい気に入ってます。Amproomでももちろん使えます。

Amp Roomのデメリット

他のアンプシミュレータと異なって、スタンドアローンでは使えないことですかね。

Softubeのさまざまな強力なエフェクターを使える分、読めないところもあるのかもしれない。

そして、重さはそれなりにあります。Neural DSPもそこそこ重いですから。

まあ、これはトレードオフですね…

あと、他のアンプシミュレーターに比べるとデフォルトのエフェクト群は少ないですかね。

コンパクトエフェクター的なものは、掛かりもいいし、非常に高品位なんですけど、見た目は正直いってAmplitubeなどの方がテンションは上がりますね…

あと、慣れるとパラレルやクロスオーバーも簡単にできるんですけど、とっつきにくい感じがするかもしれません。SuiteとStudio行き来しないとできないことがある。細かいのはStudioと覚えておけば済むだけなんですけれども。

デバイスの下側にドラッグすると、パラレルになる。

EQなども、APIのEQが標準装備されていたり、フェイズの調整が出来たりします。トータルのギターやベースサウンドを作れるようになっているということですね。

できることが多い分、複雑な面はありますね。

ミックスの知識があればなお楽しめると思いますが、マニュアル読まずさっと使うというのはなかなか難しいかもしれません。プリセット微調整するという使い方なら全然問題ないんですけれども。

ああ、動画撮ればいいんですかね…

まとめ

Amproom他にもいろいろなアンプあるんですけど、自分としては銀パネのツインリバーブが使えるだけで十分。100点満点で1000点越えです。文句があろうはずもないです…

ファンカデリック的なものやる時にはMarshallあればいいんでしょうけど、ほとんどひずみもの使わないですしね…

AmplitubeもNeural DSPもタッチによって音色が変わるアンプらしい挙動になって驚愕しました。

でも、オールド・スクールなソウルやファンクのクリーンサウンドなら、SoftubeのAmp Roomのこの銀パネがぶっちぎりで自分には良かった。優勝です…

もうこれ、オケの中だったらわからない。自分が弾いてるものならわかると思いますけど、とんでもない時代ですね…

凄い時代になりましたねえ。

自分が好きな音楽をやろうとする時はとにかく大変だった。古い機材を揃え、メンテナンスしたもののもちろんそのままでそういう音が作られるわけではない。

録音されているわけだから、録音機材についても勉強しなければいけなかった。

アンプやギターを買っても終わりはなかったですしね。勉強してもマイクやプリアンプ、コンプと実機を揃えていこうとなるといくらお金があっても足りなかった。

ギターサウンドもギターだけで成り立つわけではないですしね。ベースやドラムやホーンやオルガンまで自分の好きなサウンドで作るということは生きてる間には無理だと思っていた。

アナログ的な質感に簡単にできて、迷わなくなった。手の消耗も避けられている。自分にとってはいい買い物でした…

でも、今だと低コストで追い込むができるようになった。いい時代ですねえ。Console1含めてSoftubeのプラグインは狙ったものを作れて嬉しいです。

モダンなR&BやファンクはNeural DSPのArch Type:Cory Wongでいける。正直、これがあれば自分が必要とするものはほぼ出来る。

古いクリーントーンはAmproomのVintage Suiteがあれば満足いく。オールド・スクールなソウル・ファンク的なものも苦労しない。

これでずっと時間がかかって悩んでいた音色作りはこれで済む。長かった…

あとは、クランチから歪みで完全に満足いくものがあればいいけれど、使用頻度低いですからね。Neural DSPのArch Type:Cory WongとAmp Roomを追い込んで行けばできるように思います。

Tube DelayやSaturatorでできそうな気もしますけどね…この辺りは研究していきます。

歪みものは小さいアンプが好きで、昔はスライド用にツイードのチャンプを持っていました。

手放してからもChampion買ったりしてたな。デラリバも持っていたんですけど、あれはあれで扱いにくいアンプでしたね…

いい音だったんですけど、まあ、あれもかなりうるさいアンプだった。

エフェクターをそもそもそんなに使わず、アンプ直で長くやっていたので、こだわりが強いんでしょうね。

ハードのアンプシミュレーターも実はいろいろ試していたんですけど、トータルリコールの面倒さに耐えられなかった。

衰えていく気力、体力でいかに手間を減らしつつ、求める音に近づけるか。大変ですけれど、楽しいですねえ。

新しく流行りのサウンドは需要があるけれど、流行りではないサウンドは需要がないからなかなか情報もないし、作るのが難しい。でも、こういうサウンドが好きな人にとっては本当にありがたいプラグインでした。

Amp Room楽しいですよ!

追記:2023/09/27

マスターに重たいチェーンがあったので、レイテンシーが大きくプレイとしては酷いんですけどあげておきます。

DAWの画面と演奏を同時に撮りながらブラウザを開くという横着をしました…

昔のレコーディングの様にテープコンプしかない状態をシミュレートしてます。銀パネのツインでブライトスイッチオン、Spring ReverbとTAPEを使った状態。ノーコンプです。

実際はホーンが入った時にオーバダブされるので、もっとトランジェントは丸められた状態にできます。

実際はもっとギターの音量が小さい方が適正ですけど、感じがわかる様に、あえて大きめにやってます。

ドラムもエレピもベースもホーンも追い込めばもっとらしくできますけど、こういうのは本当に作るのが難しかったけど、狙ったところに簡単に持っていけて楽しいです。

追記:2023/12/12

ギター3本全部Sofutubeで処理しました。1979〜82くらいのイメージですかね。どっちにしても古いですけど…

全部Amproomで処理。 フェイザーもそれとMoogのフィルターをエンベロープフィルターとして使いました。TubeDelay,Spring ReverbとSoftubeまみれでやってみました。

ちゃんとタッチに追従してフィルター掛かってるのがわかるのでは…

こういうオールドスクールなものがささっと作れて楽しいです…

オクターブはブラックフェイスの方でトレブルゼロのジャズでよくあるようなトーンにしてました。R&Bだとオクターブ奏法する時にこういうトーンにすることありますね。簡単にいい感じに出来て楽しいですねえ…

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