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Move日記 2日目 PUSHとのいろいろな違い

Ableton
この記事は約10分で読めます。

Moveの日記、二日目です。

いろいろと気付いたところを書いていきます。今日はいろいろ触っていて気づいたところを。

打感

PUSH3に比べると力は必要。感度調整がない分弾き分けたりするすことはPUSH3より難しいが、スケッチというのなら十分と思いますね。

PUSH2相当のパッドといえると思います。ここに関してはやっぱりPUSH3にメリットがある。コードでもどこを強調するとか鍵盤で弾き分けたりするようなことはPUSH3なら出来ますけど、Moveはそこまでではないように思います。

フィンガードラムなどでゴーストノートを入力するようなのもはPUSH3では余裕でできますが、Moveだと私には難しいです。

Moveと比較するとLaunchpad Proの方が感度はよく感じますね。

ただ、Moveは携帯出来るスタンドアロンということで他とは全く違う評価軸ですから、自分は問題にならないと考えてます。

パッドの大きさ

PUSH2,3と比較すると小さいがそれほど問題にはならないように思う。

初日は演奏のときにノブにぶつかることがあって、そのことのほうが演奏上問題になるかもしれないと思いましたが、今日触ってる感じでは数日あれば適応出来そうですね。

横幅はLaunchpad proより大きいくらいです。Launchpadで演奏に問題があったということはないので、個人的には全く問題にならない。

ただ、PUSH3のサイズに慣れているので、私はしばらく触らないといけないのは事実ですね。大分プレイはぎこちないです。

ただ、スケッチやベッドで触る事が中心でしょうから、問題にはならないと思ってます。

ちゃんとしたプレイが必要なら、LinnstrumentかPUSH3、Launch pad Proで良さそう。これはわかっていたことでもあります。

ノブ

PUSH3よりやや小さい。ですが、操作に困ることはないです。

オートメーションを昨日の音源では掛けてやってみましたけど、何ら困りませんでした。今日はサンプリングの機能を確認していたんですけど、そのときにパラメータの変更でいろいろ触っていたけれど、全く問題はなかった。

大きさに関する問題は自分が触った限りではなかったですね。

演奏するのに支障はない?という質問をいただいていたので、今回のビートでは思いっきりノブを使うプレイをしてみました。

Shiftキー

サンプリングなどに微調整の時はShiftキー利用とPUSHの操作系を受け継いでいて好印象。

サンプルモードに入ってる時に2番目のノブでスタートポイントの変更が可能ですが、shiftキーでスタートポイントの微調整が可能。Moveのディスプレイで波形が表示されるものは可能と覚えておくと捗るかもしれませんね。

Shiftは微調整の機能があると覚えておけばいいです。

「ナッジもより細かく出来るんじゃないか?」と思ったんですが(nudgeの原義を考えたらちょっとおかしいですけど…)、問題なく出来ました。

デフォルトではステップを押して、左右カーソルで10%ずつの移動ですけれど、Shiftキーを押しながらで1%ずつの移動が出来る。ドラムの打ち込みでは流石に10%は雑すぎるので良かったですね。

かなり凝った打ち込みが出来そうです。

ただ、Control Liveモードでは10%ずつの移動しか出来ません

Control Liveモードとで微妙な違いはあるようですね。ここは操作を揃えてほしいですね…

Moveの操作感のままAbleton本体で使えたら習得コストをかなり減らせますし。まあ、自分はコントローラーでナッジすることはしないので問題なし。

PUSHもここ数年クリップ編集に使ったことはほぼないですからね…

アフタータッチ

PUSH2より感度は良いと思いました。

プリセットでアフタータッチがかなり設定されているのには驚きましたね。

DriftがMoveに搭載されるシンセだったということは納得がいきました。

Introで使えるエディションとPUSH3スタンドアローンの時のような不整合を避けたように思えます。introでもDriftは使えますしね。

Ampなどがあっても、Introしか持ってない方だとフリーズしないと使えない仕様というのは、やはりどう考えても初心者ユーザーにとっては不親切でした。

コストを考えるとNotePBを搭載することは難しかっただろうし、プレイアブルなピッチベンドやモジュレーションの搭載は難しかっただろう。

面積の問題、そして操作性と考えたときにMPEの中でもアフタータッチだけに集中したのはいい判断だと思います。

Note PBもないとなるとプレイでピッチの変更を加えられるのは、アフタータッチ、それとGlideの設定になりますし。

プリセットはそういう点でかなり練られている印象がありました。

Note PBはギリギリ練習すれば使えるが、Slideは自分の技術力では習得するのは難しかったです…

Linnsturumentなら正確に出来るが、PUSH3は厳しい。

コンパクトである必要があったMoveでアフタータッチに力をいれたプリセットになっているのはいい判断だと思います。

アフタータッチなら奏法難易度はかなり低いです。このサイズで実用的に使えるMPEとなるとポリ・プレッシャーしかないんじゃないかな。触ってみてかなり発見があると思います。

PUSHとの大きな違い スケール

4度のインキーモードが大きくPUSHと異なります。

Sequentモードなので同一フォームでは弾けない。全て指使いが変わる。

ご覧いただくとわかるように、PUSH3とIN KEYモードの配列が全く違います。

PUSHの場合は、三角形の形で押さえればダイアトニックコードのトライアドが押さえられたのですが、Sequentモードになってますね。音が重ならないモードになっています。

モーダルなテクノとか作っていた方はちょっと戸惑うかも。

これは、Moveが32パッドだからですね。もし、PUSHと同じく4度のIN KEYなら2オクターブしか音域がないことになってしまうから、このように判断したのだと思います。

なお、Control LiveでAbletonに繋いでも同様です。モーダルな物作るのに重宝していた方は戸惑うかもしれませんね。

いい機会なので、4度のクロマチックを覚えたらどうでしょう(ポジショントーク)。

シーケンサーの違い

32パッドのMoveとPUSHでは配列も当然異なります。3連符系統などは大きな変更がありました。

3つがひとかたまりになっているのがわかるだろうか。
PUSHは2小節単位で見られるようになっている。縦に指をすべらせる形で入力できるのも圧倒的なメリット。

まあ、これはPUSH3の方が入力は速いですね。

自分はかなり戸惑いました。これは私が慣れていないだけですけど、速度はPUSH3の方が圧倒的に速いです。

これもわかっていた。でも自分が使う時はドラムくらいだろうし、フィンガードラムするから問題にはならないと思います。

慣れたら対応できます。

Ableton Cloudには注意が必要

MoveからAbletonに持っていくのは極めて簡単にできる。

Shift+ステップキー1でSet Overview画面に移動しでShift+該当セットでAbleton Cloudに送れます。素晴らしい。

手軽ですね。

でAbleton Cloudに送って、Abletonで編集できるのもわかりました。確かにそのとおりです。

なんですけど、Ableton側から、Moveに送ることは出来ないようです…

Moveで作ったものをAbeltonに持っていって、編集は出来る。ですが、Ableton本体で修正を加えて保存、またMoveに戻すということは出来ない。

「MIDIの修正だけで、デバイスもなにも加えてないし行けるやろ…」と思ったんですけど、残念ながら出来ない。

Cloudという名前が付いてるからてっきり出来ると思っていたら出来なくてびっくりしました…

Abletonのヘルプに記載されています。

読み込んだものを保存する時に、クラウドに保存などのメニューもなく、頭を抱えました。出来ないんですね…Ableton側でAbleton Cloudに保存できるのではないかと思ったのですが、出来なかった。Sさん、ありがとうございました。

まあ、自分でそんなことやるかと言ったらやらないんですけど、私と同じようにそういう事が出来るかもと思っている方は購入前に考えておいたほうがいいかもしれませんね。

気づいたこと

Melodic SamplerはSimplerの簡易版ということなんだろうから、当然ありますよねえ…

プリセット自作なんかはやってみてもいいかも。

スケッチと考えるなら、もうちょっと生楽器よりのものを作ってもいいかもしれない。

options.txtをいじるのは記事にして操作ミスする人がいたらあれだから、書かないかもしれないけれど、やってもいいですかね。

自分だともうちょっとベース、エレピもしくはピアノ、ドラムでもうちょっと生っぽいやつほしいですね。これだったらマイナス・ワンを作ろうと思ったら作れますし。

個人的には3リズム+オーディオ1トラックみたいな形で録音できると、ギターやサックス演奏して録音してMTR代わりに使える。そうするとMoveだけで形に出来ていいよなと思いましたけど、それはMoveのコンセプトではないのかな。

Captureするという流れからは外れるけれど、カウント・インからの録音があるので、いいのかなと思いますけど。

休符から始まるプレイなんかはどうしてもカウント聞いてから録音しますから。

あと、個人的にマイナスに感じたものは、カウントインはオンとオフしかないこと

1小節でも出来ますけどメチャクチャ速いBPMやスローなものは自分の中でパルスを正確にしたいので、2小節はほしい。4小節あってもいい。

クリックトラック作ってくれと言われるときでも、大体、よく一緒にやるドラマーは始めに2小節か4小節のプリカウント的なものは欲しいっていいますしね。クリックトラック作るのが一番時間掛けてるかもしれないな。

脳筋すぎますね…

Andy Newmarkがカウント出すまで時間を掛けている映像見て、ああ、やっぱりそうかと思ったことがあります。

どうでもいいですね…

サンプルに関してはマルチサンプルしてリアルなもの作ったりしたら需要ありますかね。

まあ、そんな事言っていてもあれなので、オールド・スクールに寄せて使えないかやってみました。Moveでやることなんかという話ですね…

今日のビート

Moveで絶対やらんやろうということをやってみました…

全体的に古い質感にした。80年代ファンクやBoogie的な質感ということですね。ノブ、オートメーションや演奏出来ますか?という質問を頂いていたので思いっきりフィルターを操作しながら演奏しています。私、男性の標準的な体型なので、多くの方に問題がないと言っても良いのではないでしょうか。

Shift+3でグリッドの変更、クオンタイズ、カウントインなどがあるのを覚えたので、シャッフルでやりました。今回から何を考えた、やったこと、気づいたことなどをビートのあとに語るスタイルにしてみます。

ドラムは打ち込み。ベースとコードは弾いて、適当にソロを弾いて遊ぶという脳筋プレイです…

友達とカフェで使ったりするときにあったらどうです?外出用セットに入れてあります。

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