10月となった。9月に秋になったと思ったところ、残暑が厳しい日が続いた。
というか今も続いている。
9月は雑事と疲労でなかなか厳しかった。8月に無理したことが響いた。
今までの自分からすれば仕事もかなりセーブしたつもりではあったが、もう今の自分の肉体では限界を超えていたようだ。
変わり続けなければならない。自分も世の中も絶え間なく変わり続ける。
厳しい状況は続くが、大先輩たちや友人からヒントを貰える一ヶ月だった。視点をずらすことが出来た。
では、振り返ろう。
快適な時間を増やすか、不快な時間を減らす
厳しかった。これが老いなのだと思い知らされる日々でしたね。
ただ、後半はなんとか持ち直しました。まだ回復には遠いんですけど、粘り強くやります…
右膝の調子がとにかく悪かった。足は事故で悪くしているからある程度仕方ないんですけど、日常生活で痛みが常にあるのはなかなか苦しかったですね。
だるくて、仕事以外は横になっていることが多かったです。8月は仕事の合間に積極的に休息を取るという意味合いがあったけれど、単純にあまりにも疲労感がひどくてどうしようもなかった。
8月、今までに比べたらかなり意識的に休んだつもりだったんですけど、それでも回復できていなかったということですね。
9月になって振り返りを書いた時点では上手く乗り切ったと思っていた。残念ながらそうではなかった…
体力の上限がコロナウイルスに罹患してから、一気に下がった感があるんですが、8月の無理で更に上限が下がってしまったんでしょうね。検査でも良くない数値でしたし。老いのスピードの速さには驚きます…
気候が良くなったら動こうと思って、我慢の日々でした。
なんとか外で歩ける気温になってから、散歩からリハビリを開始しました。
できるだけ休みを多く取り、疲れないようにということで、トレーニングも体を動かすのも大きくやり方を変化させました。歩くのも15分単位を5セット。
トレーニングももどかしいけれど、膝に負担がかからないものだけ、1セットだけ。
「出来るかな?」という状態ではなく、「出来る」と確信を持てる時だけ。もどかしいですねえ…
ケトルベル、いろんな種目を覚えておいてよかった。家で出来るのは大きいです。
出来る時に出来る種目をやるだけでも違いますから。心肺機能、有酸素運動である程度まで回復しますけど、頭打ちになる。
足が悪くても心拍数を上げることが出来るケトルベルは自分にとっては非常に良かったです。
右膝の痛みが慢性化しているので、コンドロイチンでも試すかな。パワーリフティングをやっていた時に、使っていましたベンチで肩をすぐ痛めたんですよね…
膝は変形しているから仕方ない面もありますけど。
出来ることからちょっとずつやろう。膝の変形を出術すると入院期間もそれなりに長いことがわかってますしね。来年のドラフト目指してちゃんと頑張ろう…
自分でもわかるくらい抑うつ的なのは、テストステロンレベルも下がっているのもあるんでしょうね。そっちも検査してもらうかな。
年齢を考えたら仕方ないことでもあるんですけど。運動、栄養である程度なんとか出来ないか試行錯誤つつ、駄目なら治療を受ける。
体調や状況が良くないから悲観的ということもあるんでしょうけど、気持ちの日内変動もかなりあった。
このあたりも体の変化に自分がついていけてないのを感じますね。やり方を考えていきたい。自分というものが確立したと思っても、加齢とともに状況は変わるわけですから…
ブログは自分と友達へのメモであり、友達への手紙。
自分へのマニュアルを書いているようなものなので、今後の時間を増やすことができる。
仲間の進歩は自分の進歩と考えているので、ブログを書く時間は快適な時間を増やし、不快な時間を減らすこと。
今月は10記事。動画は4つ。
調子が悪い割には出来ていますね。
今月はオルガンの月でした。オルガントリオを長くやってきたので、自分の好きなことについて書けたのは嬉しかったなあ。
オルガンのやつと久しぶりにゆっくり話せたのは良かったです。長年一緒にやってても自分の楽器じゃないと知らないことありますね。勉強になった。
プレイはよく知ってるけれど。娘さんが大学卒業したら、もう一度オルガンやってもいいと言ったのは嬉しかったなあ。なんとかそこまでに体を作り直そうという気持ちになれたのは良かったですね。
この2つの記事は今後も追記しまくってやろうと思います。
東京に行った時にオルガンにいろいろ解説してもらいながら動画撮ろうかなあ。需要がなくても、好きなものについて書けたのは気持ちが持ち直しましたね。
介護やらなんやらで土日に時間を確保することが難しくなっていて、Ableton友の会の配信は春から出来なくなっていた。
残念ですけど、やると言っているのにできないのもいけないなと思いますので、ライブ配信は中止としました。
質問受けながらやれたら、楽しく遊べる人が増えるはずなので、残念ですけど…
出来る環境になったらなんとか再開したい。資料はいろいろ作ってあったので、フォローアクションについての動画を作りました。いつも通りスライド多め。お題をいただいたセッションビュー編はこれで完結。約束果たせてホッとしました。
ライブ配信は出来ないけれど、動画を作ることは出来るので、楽しく遊べるよというのは作りたい。
上の動画の解説なんかも作りました。まあ、パッドでブルースやるひとがいるかどうかは別ですけど、ソウルやファンクやジャズやるのにこういうの知っていたら、楽しめるので。
64パッドについては、いろいろ演奏動画も大量にとってあるので、ストックからアップしました。
演奏してみたいけど、楽器をやったことがないという人や、メイン楽器が鍵盤ではない人には凄くいいんですよね。複数ポジションが取れるので、手が悪くなった人でも出来ますし。理屈を学ぶにはパッドはいい。
調子が悪くてベッドで横になっていても、パッドは弾けますからね。不快な時間を減らせました。
あとは、Ableton友の会で出た質問は、コツコツ記事にしています。マニュアル読んでもわからないところはできるだけ書いておきたい。
DAWの操作を調べるのは音楽をやっている時間ではない。利益にならなくても自分の仲間の時間を増やせると考えたらやりがいありますからね。
あ、ZMAは気候が良くなってから使いました。睡眠の質はそもそもそんなに良くないんですけど、深い睡眠はちょっと増えたので良かったですね。食事でなんとか出来たら一番いいんですけど…
良かったこと
自分の今後の方向性が固まったことですね。
音声教材の仕事もやめ、それ以外の細々やっていた制作の仕事もやめ、教えることと書くことに自分の仕事を集約しようと決めた。
時流にあってないですしね。まあ、いつの時代も自分は世の需要とあっていたことはなかったんですけど…
最後に野垂れ死ぬのはいい。そうやって生きると決心して生きてきたので。でも、何より恐ろしいのが、情熱を失うこと。
愛してきたものがどうでも良くなってしまったら生きている意味も、生きてきた意味も無くなってしまう。
で、経営再建計画書出しに行く時に、自分の尊敬する先輩たちに話をいろいろ伺いにいった。
情熱を保ち続けてる先輩達ですね。
いろいろとヒントをもらいました。自分の師匠の仲間だったり、教える仕事や書く仕事の先輩たちに教えを乞うた。やっぱり凄いジジイ達ですね。かっこいいジジイになりたいなあ…
久々に小僧扱いされて、ダメ出しされて嬉しかったです。ありがたいやら情けないやら…
自分が語学を若い頃から学習したり、音楽以外もいろいろ学んで来たのは自分の師匠がアドバイスしてくれたことが大きかった。
お前が好きなものは需要は今後もないよ。でも、それを続けたいなら、他のことも出来るように勉強はやっておけば時間を作れる。
そんなものかなと18の時は思いましたけど、事故や病気、離婚、方向転換出来たのはそのおかげだった。
情熱を失わない種も師匠に貰っていたということです。
善意を信じろというのはずっと言われてきました。
師匠は結構それでひどい目にあったりしてきたから、納得いかなかった。本来なら師匠に入るはずのお金が入らなかったことに未だに憤ってるんですけれどね。晩年は決して楽な暮らしではなかった。
自分がボンクラだと思えば、失敗を自分のものとして受けいられる。
不運というコントロールできないものにしない。善意を信じろと。
悪意をベースに置くのは簡単なんですよね。でも、そうやってずっと身をすくめて生きていくのは主体的に生きることじゃない。何もかも意味が壊れた時に、自分を作り直すことは出来なかった。
そういうことを思い出せた。ありがたいことです。
やりたいこと、数千円でも100個束ねたら出来るだろとアドバイスを頂いたのは本当に転換点となった。
自分が苦手なこと、嫌なことを需要に合わせてやってきました。でも、数千円のビジネス100(もっと必要ですけどね…)を束ねるなら、好きなことだけで生活できるかもしれない。
自分でもスモールビジネスを束ねることは考えてきた。でも、スケールさせないといけないと思ってきたんですね。先輩たちが昔やっていた仕事にとらわれずに、小さい仕事をやったり、何より楽しく好きなことをやっているのに触発されました。
そう考えた時、ブログ、可読性を落とす広告があるのはやめたいと思った。
友達への手紙であり、友達と自分のメモということから考えると不整合だったんですよね。
パッドフレンズであり、Abletonフレンズあり、自分で仕事してるフレンズであり、離婚フレンズでもあるpinさんと話した時にお父さんの言葉を紹介してくださって、矛盾が解消された。ありがとうございます…
喜んでお金払ってくれる人の為に記事を書くと思ったら意欲は持てるなと。
先輩たちに、「うりなみはお金が嫌いすぎる…」と言われましたけど、そんなことはないです。多分…
まあ、無料でPUSH勉強会やらパッド研究会や200回以上やってるからあれですけどね。
これも突き詰めたら、嫌になってしまった教える仕事もモチベーションを取り戻せると思います。
教えるのが嫌じゃなくて、人に敬意をもてない人を教えるのが嫌になっているだけだとはっきりわかった。
可読性が落ちる広告はやめる。AdsenseとMonetizerがこのブログの維持費としては大きかったけれど、投げ銭や他の仕事と組みあわせて黒字運営を目指します。というか、ちゃんと利益が出せるようにしたいですね。
これから最後の無理ない暮らしの実験として、好きなことを100個束ねて暮らせないかやってみます。
百の仕事をするという意味で、デジタル百姓を目指します。
ブログでは情報が散らばりすぎているので、電子書籍も作ります。
章立ては出来たので、Ofuseのフォロワーさんには内容を全部公開して書いていきます。買わなくても内容はわかるということですね。
あとはnoteでパッドの記事などリライトしたり、色々やろうかと思ってます。ブログで情報は足りるけれど、より整理した形にする。
気に入ったら買ってもらえばいい。これならスッキリします。
自分や自分の仲間が楽しく読めるような雑誌的なものを自分が執筆、編集すると考えたらテンション上がりますね。もっと生活記事は増やしたいです。
Abletonの使い方から、今晩のおかず、ファンク情報まで。ブルーオーシャン過ぎますね…
pinさんにお誕生日プレゼントとしていただきました。ありがとうございました。
同時代のR&Bの状況などを照らし合わせて考えたり、理解が深まりました。また、読書記録も書いておかないとなあ。
あと、しんどかったんですけどベッドでこれが使えたのは良かったですね。何も出来ないというのが自分には一番堪えるので…
追記:2024/10/04
今月のお酒
今月のお酒はこれ。先輩達に元気出せと飲ませてもらいました。うますぎてもう何が何だか…
味覚が完全に戻ったわけではないけど、以前の味や匂いがわからなくてどうしようもない状態からは回復してきましたね。ZMA、自分にはやっぱりいいんだろうな。忘れずに買おう。
来月の自分への伝言
うりなみさん、前半はストレスと体調不良でフラフラでしたね。
もう駄目だということは何回もあったけど、気力だけはあった。でも今回は気力もなかった。
うりなみさん、ボンクラなあなたにあるのは気力しかない。
体力もないし、知力もない。愛するものを愛せるということだけで生きてこられたのに、その情熱も死につつあるのを感じていた。今までにないことでしたね。
うりなみさん、人間は変わるんですよ。人も変わるし、自分も変わる。残念だけれど、救いでもある。生きているということは変わること。変わらないものなどしんでいるのと同じ。うりなみさんは、よく知ってますよね。
若い頃に耐えられたことや、勉強になって前進出来たものも、今の初老をむかえたうりなみさんには耐え難いものというのはある。
先輩たちにヒントを貰えたのは良かったですね。好きなことだけ100を束ねて生きるというのはわかりやすい。
デジタル百姓って、他の人からしたら意味不明ですし、私もあなたではあるんですけど、そんなにはしゃぐことなのかなと思うんですけどね…
でも、楽しみがあってよかったですね。それならうりなみさんは生きられる。知ってますよ。あなたは私ですから。
デジタル百姓とオンベッドミュージック。これがうりなみさんの無理ない暮らしの終着点ですかね。珍獣過ぎますね…
たとえ現実が1mmも変わらなくても、やりたいものがあるのなら、すべての苦労は過程でしかない。
うりなみさんは理想があれば生きられるじゃないですか。良かったですね。
うりなみさんがずっと考えてきた無理ない暮らし、いよいよ最終段階に入ってきましたね。
師匠の言葉を忘れないようにね。やらない後悔はしないように。前を向いたまま終わりを迎えられるようにね。
まあ、ボンクラなうりなみさんは同じことを繰り返すんでしょうけど…
今月の収益
先月と同じく、本日時点の数字で考えます。デジタル百姓というコンセプトや、ブログ単体で赤字をなくすということはやめたので、これもなくしてもいいのかな。
来月からは、自分が好きなことだけで100を束ねるということで、好きなことだけの収益と変えてもいいかもしれないですね。
PVで考えればブログの上位3%以内に入っている当ブログの収益は惨憺たるもの。
ブログの上位6.5%の収入は月収100万円以上というデータは1000記事のところで書きましたけど、今月はどうだったでしょう。
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