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押して覚えるコードとスケール 4音スプレッド・ボイシング ハーフディミニッシュ

押して覚えるコードとスケール
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引き続き、4音のスプレッドボイシングです。今回はハーフディミニッシュを2種類のボイシングを扱います。m7b5とも表記される奴ですね。øで示されたりもしますね。

今回は、今までのシェルでの弾き方で対応できない押さえ方が出てきます。ドミナント7thのアドリブでも使えますし、いろいろ応用できるコードです。ドミナント7th(9)のルートレスボイシングでも使います。パッシングコードとしても使うし、なかなか楽しいコードです。

サラッと弾いたら、素敵!とモテまくるかもしれませんよ…

*理想では

4音スプレッドボイシング ハーフディミニッシュ 1735 1573

いつも通りダラダラ喋っています。ブログや動画は友達に向けた手紙だと思っているので、情報を効率的に得たい方は書籍などで学んでください…
押さえ方や使い方の例について喋っています。

今回も覚えやすさを優先して、シェルでR73(3)を作るのは同じですが1573はシェルで弾こうと思う場合、片手で弾くか左手で押さえるという形になります。慣れないとなかなか難しいと思います。

視覚的に覚えやすいフィンガリングにしてありますが、この辺りはご自身のやりやすい方法で変えて遊んでみてください。

いろいろパッド研究会などでみなさん覚えやすいとなった最大公約数的なフィンガリングです。 声に出して、インターバルを言ってと繰り返しているとさっとコードも押さえれますし、テンションも作れて楽しいですね!

コード進行を実際に弾くまではCycle of 4thで全て練習する形で動画は作っていきますので、この辺り見ておくと理解が深まるかもしれません。

押さえ方 ハーフディミニッシュ 1735 1573

トップを固定したまま4度上のドミナント7th137を弾くとb9のテンションになるので、マイナーキーで多用するボイシングです。この辺りはまたやります…

ハーフディミニッシュ1735です。ハーフディミニッシュは、R,m3,b5,b7の構成音です。

右手でR,短7度、短3度を押さえるのはマイナー7th系統と同じですね。トップに減5度をもって来るボイシングです。

ハーフディミニッシュ1573です。こちらは今までの右手でシェルを作る形ではなく、左手でマイナーのシェルを作って、右手で減5度を押さえるフォームです。

同じくハーフディミニッシュ1573です。右手で今までのR,b7,m3のシェルを作り、薬指でb5を押さえるフォームです。今までと同じ押さえ方で覚えたいという方にはいいかもしれません。慣れないとb5を薬指で押さえることはちょっと難しいかもしれません。演奏の時にはまあまあ使うんですけど…

マイナー7thと比較するとより理解が深まると思います。

もちろん、ベースが入る場合はルートを省略したり、メロディより高い音域になったりしないように調整してください。これはあくまで基本編です。ロー・インターバル・リミットについて触れてないのは、パッドの場合は音域を変えられるからです。あと、初めからそれやると嫌になっちゃうと思うので…

今回注意点としては、シェルを押さえるときに今までと違う指や手の使い方になるので、ゆっくり練習してください。ハーフディミニッシュを4音スプレッドボイシングの最後に取り上げたのは、すでにマイナー7thでシェルの押さえ方をマスターしてからだと、習得コストが低くなるからです。

視覚的イメージが出来ていれば、手や指が変わってもそこそこ対応できるはずですから。ただ、初めての押さえ方は思った以上に疲れるはずなので、無理せずにされてくださいね。

いろんな動きを覚えることで即興やメロディとコードを弾けるようになっていきます。左手を使う初めてのパターンですので、焦らずしっかりマスターしたいですね。

練習方法

  • コードネームを声に出す
  • 度数を声に出す
  • 視覚的にパッドで展開する
  • 弾く
  • サステインペダルを弾く(あれば)

この順番で練習されると、コードを早く覚えられるようになると思います。視覚的にパッド上でここを押さえるというの大事です。パッドは点灯している部分があるために間違いやすいからです。

12キーの練習の際、できればコードを押さえる前の形に戻した方が、実際のコード進行を弾くときに楽になると思います。毎回手の形は変わりますしね。

初めはクリックを使わないこと。

押さえるポジションが変わると初めは視覚的に混乱してしまいます。これはパッドを演奏する上で一番難しいところです。

12キーの練習は強固な視覚的イメージを展開できるようするのが1番の目的なので、視覚的に完全に覚えてからクリックを使うことを強く推奨します。

64パッドでは弾けるポジションが限定されているので、無駄な動きを覚えると後で矯正するのが大変だと思います…腱鞘炎などにつながることもあるので。

練習は手の筋肉を鍛えるのではなくて、神経系を整備しているのだから、ゆっくり、正確な動作をやっていけば、いずれ速く、楽に弾けるようになります。

あとは、手の痛みが生じたらすぐやめましょう。無駄なく押さえられるようになっていけば、パッドは鍵盤やギターより力はいらないです。手を痛めて練習できなくなってしまうのは、楽しくないですからね…

パッドでコードを弾くのも楽しいですね!

64パッドでピッチベンドやモジュレーションを掛けようとするとなかなか難しい。Ableton PUSH2はタッチストリップありますけど、切り替えるのは現実的ではないですし、Launchpadにはタッチストリップもありません。シンセ的に使いたい方はあるとめちゃくちゃ楽しめると思います…

29秒過ぎから使ってます。楽しい。片手でモジュレーションとピッチベンドをコントロールできるのはいいですね。

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