押して覚えるコードとスケール 度数の視覚的な覚え方とフィンガリング



PUSHのクロマチックの配列と度数の視覚的な覚え方

 

さ、ではとにかくフィンガーボードの音名を覚えていくことがAbleton PUSH2を楽器として使うことが第一段階やな。

この講座ではクロマチックモードの4度の配列でやっていくわけやけど、一番左隅にC1が来るような配列で考えてる。

PUSH2 chormatic vertical

これは譜読みの負担を減らすための工夫。#やbがはいるのはあえて入れてないよ。

PUSHで鍵盤楽器をロードしたら「Layout」を押してMelodic:64 noteを選択。

それから「Scale」を押して、LAYOUTを4th、DirectionをVert.

InKeyをChromaticにして、キーをCにしてみてね。ベースやギターみたいにしたかったらEにすればいいわけやね。

Maschine Jamの方も同じような設定にしてね。

これはスケールをとりあえずメジャー・スケールに設定してある。

クロマチックモードの4度配列だと実質的な音域は3オクターブとなるということやね。

オクターブキーがあるからもっと弾くことはできるけれど、デフォルトで弾けるのは3オクターブということは、ほぼギターの12フレットまでの音域と同じということやね。

演奏するときには視覚的に記憶する必要がある。

これは当たり前のことやよね。

どの音を弾くか理解しなくて弾けない。もし弾いてたら単なる指の運動になるからね。

ギターやベースと同じく、フィンガーボード(パッド)の深い理解がPUSHを演奏する際には必要になる。

まず、覚えるのはオクターブと同音の位置を覚えよう

 

同音の位置は

  • 右に5つ、下に1つ
  • 左に5つ、上に1つ

こう覚えよう。なぜ、同音を覚える必要があるかというと、コードチェンジが複雑な曲を弾いているとするよ。そうすると右側や左側にパッドが足りなくなるばあいはたくさんある。

半音下がっていく場合だと、左にパッドが足りなくなる。だから右に5つ下に一つと同一音があると認識する。

実際のところ、PUSHは弾いている音が緑色に点灯してくれるからわかるけど、即興するときには考えていたら間に合わない。

練習のときは徹底に考えて、同一ポジションを交互に弾く練習をしたほうが後で楽になるよ。コードとメロディ、ベースラインを弾く方法、やれたらやるけど、こういう練習してないと詰まってしまうんよ。

オクターブ上の位置は

  • 右に2つ、上に2つ
  • 左に3つ、上に3つ

特に左の動きはパッドを視覚的に捉える練習をしていないと気づかないと思う。

オクターブ上を覚える理由は、テンションを作るときに必要でもあるし、メロディを弾くときにも必要になるからだね。

オクターブ下の位置は

  • 左に2つ、下に2つ
  • 右に3つ、下に3つ

まあ、8*8で4度の配列だから、規則性があるのは当たり前だよね。同じこと繰り返してるって。うん。これはわざと繰り返してます。

演奏するときにポジションを探していたらリズムも悪くなるからね。脳の訓練です。ゆっくり正確にやっていくうちに自動的にわかるようになるからね。

この音からオクターブ上、下、同音は練習するとええよ。

追記:オクターブを覚えるとパッドが把握しやすくなることについて説明しています。

メジャー・スケールを覚えるときも、4度配列を利用してポジションを覚えていく

音程などの考え方については、こっちの記事見てもらって復習するとええかな。

叩いて覚えるコードとスケール 第3回 スケールの覚え方 インターバルの考え方

メジャースケールは

ルート 全音→全音→半音→全音→全音→全音→半音で出来てる。

度数で表示するとこうやね。

R,2,3,4,5,6,7で構成されているスケールやね。

もう一度写真見てみようか。

PUSH2 chormatic vertical

そのとおりになってるよね。

D弾いたらオクターブで全部位置を考える。次はEと、こういう形で自分でスケールを展開できるように訓練するといい。演奏できないのは覚えていないからなんだよ。

コードを覚えるときも、位置関係を視覚的に覚える

即興したり、楽なポジションを弾くのには、まずルートの位置から記憶しなきゃいけない。最終的にはそれぞれの度数からすべての位置関係を瞬間的に把握するようになったら自由に弾ける。え、こんなの無理って言うかもしれないけれど、PCでブラインドタッチできるのはこれより規則性ないから難しいはずなんやよ。

単調ではあるけど、効果は絶大。スケールやるときも楽になる。

まあ、Ableton PUSH2やと弾いている音と同音は光ってくれるからめちゃくちゃ楽。アイデアも浮かびやすいと思うよ。

じゃあ、次に覚えなきゃいけないのは5度の位置やね。

これはね、PUSHがギターやベース、鍵盤とも違う奏法上の特徴があるからなんだよ。

メジャー・コードもマイナーコードも完全5度は共通していたね。そしてAbleton PUSHはスライド奏法ができる。ピアノやギターでは水平方向の移動はできるけれど、垂直方向の移動はできない。ギターはまあ、スイープすればできるけれど両手いるからね。

高速に演奏しようとするときに、Rから5度のスライドは重要になるから練習しておくといい。下方向の動きがPUSHでは特徴的になる。上はスライド奏法でできるけれど下方向よりは難しいやろうね。

Rと5度の位置は

上昇する場合は

  • Rから右に2つ、上に一つ
  • Rから左に3つ、上に2つ
  • Rから右に7つ

一番下のパターンなんか使わないと思うかもしれないけれど、左手でベースをオクターブ演奏したりするときはこれで演奏しやすいパターンもあるんやよ。ちょっとミキサー買ったからまたそういうフィンガリングのアイデアはまた紹介するね。

下降する場合は

  • Rの1つ下
  • Rから左に5つ

よく使うのは太字にした。

フレットボードが違うように見えるようにギタリストは生涯掛けて訓練するんやね。こういうのはスケール弾きながら考えたりするのもいいね。ワシは、常に4方向どこにポジションがあるか考えてきたな。これはギターをずっとやって来た恩恵はあるよね。

次に3度の位置を覚えよう

マイナーのトライアドを作りたかったら、長3度を半音下げたらいいね。

じゃあ考え方。

3度の位置は

上昇する場合

  • 左に一つ、上に一つ
  • 右に4つ

下降する場合

左に3つ、下に1つ

右に2つ、下に2つ(オクターブ下のRから考えたほうが簡単だけれど、即興する時余裕をもたせたいなら暗記したほうがいい。)

さ、ここでコードになったから、ちょっと押さえ方を考えてみよう。

考えるときには、このパターンで考えて練習するといいかな。

片手のみで弾く

両手で弾く(ただし、どちらかの指は一本)

ね、一応こういう形で弾くことができる。

で、一応運指に関して考えてみようか。

1は基本的に、左手でRを押さえるのは固定、3,5は状況に応じて。使用頻度は高くないけどね。片手では無理なボイシングやと思う。ワシは左手でオクターブを弾くときしか使わないな。

2なら左がルート、右手が3度5度が無理がないかな。これはピアノ的なプレイなときには右手全部つかって弾くときもある。その場合は親指がルート、中指が5度。小指が3度で弾くことがおおいかな。右手でコードを刻んで左手ベースラインを弾いたりする時の使用頻度が高いかな。

右手でソロ弾きたいときは、左で弾く。小指ルート、中指5度、親指3度かな。

3は右手単体では手首が苦しいので弾かない。左で弾く場合場合は、親指R、人差し指3度、小指が5度。人によって薬指かな。

両手で弾くなら右手R、左手で3度5度。あるいは右手でR,3、左で5度。一番下にルートがあって、高音部が左側にある場合、両手で弾くなら右手が低音弾いたほうが楽だよね。

4は右手単体で弾くならRが親指、3が人差し指、5が小指。

これも一番下にルートがルートがあるから、2つの考え方があるよね。上には3度と5度がある。左でルートと3度を弾いて、右手で5度という考え方。

もう一つは右手でRと5を弾く。そして左で3度。

これは自分で演奏しやすいパターンをみんな探してくれ。

打ち込みするだけなら、できるだけ両手で弾くほうが簡単だからね。

一度手形を覚えたら、12キーで弾けるというのは凄いことやよ。鍵盤に比べると圧倒的に楽だから。文章で見ると難しいなと思うかもしれないけど、ちょっとずつやってみると弾けるもんやよ。

次回はマイナートライアド。トライアドの形は徹底的に覚えるといい。アドリブの強力なツールになるし、4和音なんてベース音足すだけで作れるんやからね。テンションコードもトライアドになにか加えたというほうが、覚えるのは速いし、実用的やからね。

それにしても、これ、図表多くて疲れるな。

動画もとるるつもりやから、どれくらい時間かかるんか。需要なかったら打ち切りにするよ。実際、今日のもボイシング撮るつもりやったんやけど、流石に時間かかりすぎるからね…

マジでこれ書くの大変なんや…

ま、でも弾けるようになるとただでさえ面白いPUSHがもっと楽しくなるよ!











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