押して覚えるコードとスケール How much a dollar costを弾こう | 無理ない暮らし
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押して覚えるコードとスケール How much a dollar costを弾こう

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押して覚えるコードとスケール
この記事は約6分で読めます。

今回はKendrick LamarのHow much a dollar costの進行の一部を取り上げます。maj7(#11)というコンテポラリージャズではよく使われるコードが曲中に使われていて、なかなか凄い進行です…

R&B,ファンクファンにはロナルド・アイズレーが客演していると聞くと、おおっとなるかもしれませんね。

|F|Gbmaj7(#11)|Ab6|Gbmaj7(#11)|

を繰り返しています。リズム的にはシャッフルと考えると弾きやすいと思います。いつも通り64パッドで弾きやすいようなフィンガリング、ボイシングにしてあります。

コード進行を借りてネオ・ソウルっぽい感じで弾いてみました。

maj7(#11)はコンテンポラリー・ジャズではよく使うコードですが、R&Bやヒップホップでは殆ど使われることは無いのですが、なかなか格好いい響きのコードなので覚えてしまうといいと思います。

ジャズだとエンディングなんかでよく使われるコードでもありますね。

Maj7(#11)はリディアン由来なので、9,13などもテンションで使ったりしても楽しめると思います。

Ab6は実際にはAb6.9で弾いています。原曲ではadd9で弾いてるところと両方あったのですがトップノートが共通している方が自然なのでこちらにしてあります。

展開するところまで弾くと難易度が上がると思ったので取り上げませんでしたけれど、Cmaj7(9),BbonC,Gbmaj7(#11)となかなか凄い進行で、格好いいですね。BbonCはいわゆる、ハイブリッドコードです。ブラック・ミュージックは非常に使われます。

Cmaj7(9) [bⅥmaj7(9)]使っているところも、同主調のマイナーからの借用和音でドラマチックな効果を生み出していると思います。

押さえ方

F

パッドの場合はスペースの問題もあるので、鍵盤のように常にルートをダブリング出来ませんが、原曲はかなり厚みがあるサウンドなので弾いています。


Gbmaj7(#11)

先程のフォームからルートと3度が半音上がったと考えるとわかりやすいかもしれません。

#11はテンションなのでこう表記しています。b5,#4と同じことです。

Rと#11がトライトーンになっているので、独特の響きがありますね。


Ab6.9

ボサ・ノヴァやサンバなどでよく使われます。メジャー7のかわりに6や69にするのは常套句なので覚えるとより楽しめると思います。音域によっては6度をオクターブ下にしてもいいですね。

ジャズだとリードシートにmaj7と書いてあっても、maj69にすることは結構あります。普通にメジャー7弾くと「あいつ、なんにもわかってない…」となることもあるので知っておくとジャズ警察に対応できるかもしれません…

ここでGb6.9に来て、ダイアトニック・コードを知っている方だとぎょっとされたかもしれませんが、同主調(同じルート)のマイナーのダイアトニックを借りてきた進行と考えるとスッキリするかもしれません…

こういうモーダル・インターチェンジはブラックミュージックではよくありますね。

ロックだとメジャーキーでbⅢのメジャートライアドに行く例も多い。

R&BなどだとbⅢはmaj7にする例が多いと思います。TemptaionsのI’m losing YouなんかもbⅢに行っている例ですね。時代的にちょっと古いのでメジャー7ではないですけど。

スケール

Fフリジアン・ドミナント一発でソロをとってます。フリジアン・ドミナントはHmp5とも呼ばれるスケールですね。メタルの人御用達のスケールでもあります。

b9,b13が特徴的なサウンドですね。理論的な説明はまた主要なスケールやったときに追加します…

メジャーキーだとⅢ7,Ⅵ7なんかでもよく使います。もちろんドミナント7thで使ってもいいですね。

注意点

今回、コードは少ないのですが、あまり聞き慣れないだろうmaj7(#11)が入っているので、しっかりサウンドを覚えましょう。いつも通りゆっくり弾いて手形を覚えてください。

サウンドを覚えられるようになると、聞いたらパッドが視覚的に頭に浮かぶようになってくると思います。

クリックを使うのは手形を覚えてからです。悪い癖を再学習するのは手間なので…

maj7(#11)はおそらく、今だとジャズくらいしか耳にしないと思います。50年代に積極的に使っていた、SUN RAはそういう意味でも先進的だったんでしょうね。

今回、左手でR,R,3という押さえ方をやりました。意外に大事なフィンガリングになります。

左手でR,R,3を押さえているのは、右手でメロディを弾きやすくするためのボイシングでもあります。左手でR+3や3+7などのリーディングノートを押さえてバッキングするのはパッドの場合はかなりあると思います。

また、右手で5度、7度、9度などを押さえることでテンション・コードも容易に演奏できます。ピアノ的な演奏をしたいときにこの押さえ方から色々応用することが多いです。まあ、ピアノ弾いた方がええやろと言われたらそれまでですけど、ロマンですから…

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詳細な評伝で面白かったですね。Ampexを個人で購入していたり、maj7(#11)などのコードの利用についても記述があります。サン・ラーは多すぎて全部は聞けてないんですけど、伝記読みながら聞いていくのは理解が深まっていいですね…

実はKendrick Lamarについても書いてあります。料理記事ですけど…Hip-Hopネタもたくさんあるんですけどなかなか手が回りませんね…

Kendrick Lamar関係の書籍をまとめておきます。

Kendrick Lamarだけではないけれど、ヒップホップを聞いていなかった人が流れを知るにはいいのでは…これでももう古い感じがするのは、HIP HOPが現在形の音楽だと言うのがよくわかりますね。

歌詞やその背景を知りたいなら塚田さんの素晴らしい訳があるこちらもオススメです。

Kendrick Lamarの何が新しいのかは、こちらを読むとより理解できると思います。こちらも塚田さんの素晴らしい訳があるので、読みやすいと思います。Netflix契約されている方なら、ヒップホップ・エボリューションもご覧になるとヒップホップ全体の歴史も理解しやすいのではないでしょうか。

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