SyntronikをAbletonPUSH2でコントロールする方法
ちょっと前にSyntronikを買いました。
というのはお気に入りのサイトでこういう記事を見たんですね。
ファンキーなシンベといったら、MoogかArpだよなと。
Analogでも充分そういう音を作れるんですけど、そのものの音で弾きたいなとなるじゃないですか…
昔IK Multimediaから出ていたSample Moogというものも持っていたので、あ、久しぶりにこれ使おうかと思ったら、IK Multimediaの180日過ぎたら、もう一回支払いしないと音源ダウンロードできないという、例のアレに引っかかってしまいました…
Sampletankも持っていた。
なんでSampleTank使わなくなったかって言うと、ダウンロード販売で購入して、バックアップを取ってなかったから。アホすぎますね…
で、クロスグレードのセールも来ていた。
デモで聞いたら、フィルターもいいし、ファンクやるなら最高やと。
と購入して喜んで弾いていたんですが、あれ、PUSHでオートメーション掛けられない。
絶望や!
PUSHでオートメーション掛けられないって、ラーメンで言ったら、麺がないラーメンと同じ。
アメリカなら暴動です!
ということで調べてみました。
IK Multimediaはモバイル用途や、さっと弾くというのでは最高なんですけど、オートメーション関係は結構わかりにくい。
超ニッチな情報だと思いますが書いておきます。
Sample Tank3 CSをダウンロードするのが解決法
結論はこれでした…
PUSHはパラメーターが64以下なら、自動的にマッピングされる鬼のような機能があります。
オートメーションが簡単に設定できるのがAbleton PUSH2の大きなメリットです。
うまくいかない場合は、独自規格と言うか、プラグイン上でアサインし直す形で大抵の場合はうまくいくんですが、それも出来ない。Batteryとかはそういうタイプですね。
と絶望しながら検索したらこういう情報がありました。
普通のシンセにMIDIラーンさせるはできるのはわかってるけど、そうじゃなくてPUSHでコントロールしたいわけです。
で、よくよく読んでいくとこう書いてある。
![](https://i0.wp.com/murinaikurashi.com/2021v2/wp-content/uploads/2019/06/2019-06-18_19h31_51.png?resize=1024%2C734&ssl=1)
あいにくとって、それ致命傷やん!
絶望やと思ったんですが、ああ、Sample Tank3あればいいのねと。
Sampletank持ってない人でもIK Muletimediaのアカウントがあれば、Sample Tank CSはダウンロードできます。
で、ダウンロードしてみました。
これもちょっと工夫が必要でハゲそうでした…フォルダを別に作ってあると読み込まない。
こういうのは情報としてまとめておいてくれという気分になりますね。
要するに、SampleTankの一部としてSyntronikを読み込ませるということですね。
![](https://i0.wp.com/murinaikurashi.com/2021v2/wp-content/uploads/2019/06/7d3e2ff7b9ab954e4da0cf7638ef7938.png?resize=1024%2C769&ssl=1)
で、今回はSyntronik Bullyを読み出してみました。ゲディ・リーが演奏していたやつって言えばわかりますか?
わからないですよね…
こういうやつです。
![](https://i0.wp.com/murinaikurashi.com/2021v2/wp-content/uploads/2019/06/71f27909d70b7edad40dc74671883dce.png?resize=1024%2C773&ssl=1)
はい、こうすると、マクロが設定されていますね。これは、PUSHでコントロールできます。
![](https://i0.wp.com/murinaikurashi.com/2021v2/wp-content/uploads/2019/06/4a5669ec67404e560c9e6764aa3798eb.png?resize=522%2C378&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/murinaikurashi.com/2021v2/wp-content/uploads/2019/06/4e70c8b827801d2350bee89ed8024188.png?resize=1024%2C186&ssl=1)
これで、マクロの部分をクリックしていくとコントロールできるようになります。
![](https://i0.wp.com/murinaikurashi.com/2021v2/wp-content/uploads/2019/06/dbacb6a94e14445ec6874e85132e2b7a.png?resize=704%2C392&ssl=1)
そうすると、こうなりますね。
![](https://i0.wp.com/murinaikurashi.com/2021v2/wp-content/uploads/2019/06/2019-06-18_20h02_36.png?resize=1024%2C344&ssl=1)
不完全だけど、PUSHでよく使うパラメータをコントロールできるようになります。
PUSHを使わずコントロールする方法
PUSH以外のMIDIコントローラーを持っているなら、その方が楽です。一応、書いておきますね。
![](https://i0.wp.com/murinaikurashi.com/2021v2/wp-content/uploads/2019/06/90a682d7734a6d66cf91b7da2311eedb.png?resize=1024%2C647&ssl=1)
画面上で右クリックして、MIDILearnを選択して、コントローラーのノブをいじるだけです。
パラメーター一つだけコントロールしたいことってありますからね。そういう場合はこれで済む。
まあ、フットコントローラーをつかってエクスプレッション・ペダルでコントロールしてもいいんですけど、でも、フィルターはつまみでコントロールしたいんですよね。謎ですけど。
PUSHを普通のMIDIコントローラーとして認識させるUserModeが、この場合は効かないので、こういう方法でするしかなかった。
もし、フルにSyntronikをコントロールしたいなら、こういうものがあればいいと思います。鍵盤でアサインできるタイプのもの持っているならそれで快適に使えると思います。
いやあ、もうコントローラー増やしたくないんですよね…
実際問題、フィルターとエンベロープいじれたら問題ないし、他にオートメーションを記録したいなら、Microkey Airを使えばいいだけなんで、実用上は問題ないんですけど…
PUSHでの設定など、できるだけソフトごとに書くことにしています。検索されている方が情報にたどり着けるようにするためです…
最後の記事はAddictive Drums2をAbleton PUSH2のDrumrackでコントロールする方法について書いてあります。フィンガードラムでもっとも面倒くさいのは外部音源をコントロールできるようにすることです。そのための方法が書いてあります。
追記:2021/07/12
現在はLaunchCotrol XLでコントロールしています。何が何でもPUSH1台でやってやろうとはしなくなったということですね…
以前はMicrokeyでコントロールする方法も使っていました。
コメント