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PUSH勉強会79回目

PUSH勉強会
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PUSH勉強会79回目

PUSH勉強会の79回目をJabEさん@OrJoboと行ったよ。

JabEさんはブログご覧になってお問い合わせから申し込んでくださったんだよね。

JabEさんは初のファンクフレンドでなおかつギタリスト。ヒップホップもお好きということで、音楽の趣味も同じ。

JabEさんのSoundCloudはこちら

いい感じの曲があって楽しいな。

機材なんかもびっくりするくらい共通していて、とても楽しい勉強会だったよ。

ライフスタイルとしても、JabEさんと自分はかなり近いところを志向していて、色々お話しできて嬉しかったなあ。

ギターもテレキャスで同じ。そして、モテのためという邪な原動力も共通。フフフ…

JabEさん、テンションコードはモテます!(真剣)

もっといろんなコード弾けたらモテるはずですから一緒に勉強しましょう。笑

いや、でもJabEさん、モテそうな人だから、ガールフレンドじゃなくてガールフレンズ状態にしたいのかもしれない。

とんでもないな…リアルワールドでマービン・ゲイみたいなことやったらダメ、絶対!

Youは複数形とか言ってないやろうか。せっかく仲良くなったので、命は大事にしてほしい…

まずは聞き取り

JabEさん、Ableton liveやAbleton PUSH2の操作より、コードの仕組みや鍵盤的なプレイをAbleton PUSH2でやるにはどうしたら良いか知りたいとのこと。

操作はブログでだいぶ覚えたとおっしゃってた。役に立てたみたいで嬉しいわ…

ギターの演奏は出来る。でも、コードネームは知ってるけどどうやって作るかとか、理屈については苦手意識があるとのこと。

なので、今回はコードをとりあえず全部作れるように説明することにした。

PUSHならコードの作り方を理解するのは簡単だしね。

やったこと

  • 度数とは
  • 全音は半音2つ
  • 1度と8度はオクターブ
  • 3度には長3度と短3度がある
  • 5度には完全5度、減5度、増5度がある
  • メジャートライアド
  • マイナートライアド
  • ディニミッシュ
  • オーギュメント
  • sus4
  • 7度には長7度(M7)と短7度がある(7)
  • マイナー7th
  • メジャー7th
  • 6度
  • マイナー6
  • パッシングディミニッシュ実例
  • マイナー6のエンハーモニック
  • ハーフディミニッシュ(m7b5)
  • テンションは9,11,13th
  • テンションは-7したら、ルートからの位置がわかる
  • ギターのフォームからコードを作ろう
  • ギターのコードフォームの1,2弦を左に移動させたらPUSHのコード
  • オルタードテンション
  • ネオソウル的なボイシング例 マイナー7(9)
  • ネオソウル的なボイシングはできるだけ密集させる
  • 転回形の利用
  • 指の使い方
  • コードを両手で弾く場合の指使い
  • 親指を手のひらに入れない
  • Amplitubeについて
  • 銀パネならAmplitube
  • Ampegもある
  • なぜBabyfaceproにしたのか
  • Rack化すると使いやすい
  • フットスイッチがあると便利
  • PACERの使い道
  • MaschineとPUSHの違い
  • サンプリングが多いなら、PUSHのほうが早い。再利用などが楽
  • Maschineはサンプリングモードがいろいろあるのがメリット
  • MPCを持っているJabEさんにはいらないかも
  • 荷物を減らしたいならPUSH
  • ビンテージシンセなどの音色がほしいならomnishpereやSyntronikは便利
  • SyntronikはMinimoogやArpなどファンクで使われたものがプリセットしてよくできている。
  • 自分がキーボードがあると便利な場面はキースイッチ。ただ、リアルタイムで弾かないなら鍵盤なくてもいい
  • ピッチベンドとモジュレーションはあると便利
  • スケールについて
  • マイナー3種、ホールトーン、ディミニッシュは覚えたい
  • モテると信じてテンションコードは弾く。練習していても耳で覚えただけと言いはる。
  • 難しい顔をして弾く。こけおどしにペダルを踏んでUSTを弾く。
  • ものを少なくするには
  • ドキュメントスキャナはいいが、自炊は任せたほうがトータルコストとしては安い
  • iPadはKindle端末としても優秀、かつTouchableを使える
  • 読むだけならiPadminiは優秀だが、Touchableを使うにはきつかった
  • サンプリングについて
  • クリアランスなど
  • Macを買い替えたときに備えて、フォルダ構成などをどうするか
  • 音源、ファイルは外付けSSD
  • プラグインは本体
  • Timemaschineで復旧する

いやあ、途中からPUSH全然関係ないですね…

JabEさん、楽しい時間をありがとうございました。モテコードをマスターするための記事です。笑

こちらにオクターブや度数の説明があります。長3度(メジャー)短3度(マイナー)などの説明があるので、まずこちらをご覧いただくとよろしいかと。こんなの慣れです。モテのためなら、JabEさんは踏ん張れるはずです。わかっていますよ…

練習する時の意識なんかです。度数で捉える習慣がつくと、色んな音楽を体系的に捉えられます。ジャズ的なものやろうとするときに習慣があると楽になります。

トライアド、3和音が弾けると、ソロをやるときにも広がります。このあたりは、ギターで弾いて見てもらったら一発でわかると思います。Steve CropperやCurtis Mayfield,Jimi Hendrixなんかはトライアドのバッキングの達人ですのでサウンドは知ってるはずです。

4和音です。モテコードは4和音やテンションコードですよ。フフフ…

転回形を知っていると、ホーンアレンジやコーラスのアレンジ、鍵盤的なプレイがわかるようになります。

構成音ができるだけ近くすることがポイントで、転回形は大きな武器になります。

このあたり、次回勉強会に参加されたらソウル・ファンクの曲で鍵盤は実際こう弾いてるのを、Ableton PUSH2ならこう弾くとやってもいいかもしれないですね。

モテすぎて刺されないように注意しないといけないですね。フフフ…

第2転回形の記事です。トライアドについては完璧にマスターしていると、あとで色々繋がります。

トライアド、4和音を覚えていたら、スムーズにコードを作ることができるようになります。インプロヴァイズのとき、コードをスーパーインポーズして考えることがジャズでは結構あるんですが、そういうののベースにもなります。

モテコードを他のコードと組み合わせて作る方法です。フフフ…

コードに関しては他にも色々記事があるのですが、まず、今日やったことを確認するなら、こちらをご覧いただくといいと思います。

JabEさんが、PUSH勉強会に引き続き参加してくださるのであれば、こちらを教材にしてハーモニーやコード進行の理論を説明します。

JabEさんはギタリストなので、ギターとPUSHの両方にも使えて非常に役に立つと思います。

情報の選択が素晴らしい。はじめにこれで見取り図を作っておくと、後で勉強するときにスムーズだと思います。若いときにこういう本で勉強したかったですね。

ギターで覚える音楽理論を使って、一番一緒に勉強したMEGuさんはここまでいきました。

実は楽器も全くできなかったんですけど、半年でここまでいきました。PUSHは学びやすいです。

MEGuさん、練習熱心なのももちろん大きいんですけどね。

Suite付属のAmpはなかなかいいです。それとAmplitubeの比較です。 歪みの比較など。

私達みたいに歪みを求めてない人間にはかなりいいですよ。

Amplitubeの設定の仕方です。一度作っておくと、使い回しがききます。

外部シンセなどのコントロール方法です。Juno使いたい場合はいいんではないでしょうか。

SP404のエフェクトを使いたい場合は、External AudioEffectを使ってオーディオ・インタフェースに接続すれば、プラグイン感覚で使えます。

Suiteお持ちでしたら、じつはSP404的なRackがフリーで使えます。

なんで、Babyfaceproにしたのか。

Apolloとも悩んだんですが、Amplitubeを快適に使いたいというのが決め手になりました。

JabEさんだどサンプリング多用されるので、ループバック使えるのは便利かと。

Youtubeでサンプリングして作る人も今はいますものね…

JabEさん、引っ越されたらベースは持っていかないとおっしゃってましたよね。

トリリアンも素晴らしいですが、MODOBASSいいですよ。

私、両方持ってますが、エレクトリックはMODOBASSしか使わないです。

モデリング系統は緻密に打ち込むとサンプルベースの音源よりらしくなるからです。

大体、ほとんどの音源が派手なんですよね…

60年代から70年代のファンク・ソウルの音色や、ヒップホップでサンプリングしたくなるような音にしたいならトリリアンよりこっちのほうが簡単だと思います。

フラットワウンドで弦が死んでいてモコモコの音色なんて普通ないですけど、MODOBASSならできます。笑

アンプなしに使うのであれば、フットスイッチがあると便利です。

私も大概アンプたくさん持ってたんですけど、移動が多くなるとアンプあっても使えないんですよね。

ギターはご自身で演奏されるならフットスイッチはあるといいです。

いろいろフットスイッチもありますが、これはAbleton Liveのネイティブコントロールがあるので、アレンジメントビューで使うのに便利。

そして、私が持っているのでわからなかったら聞けば設定迷わずに済みます。笑

モテ街道を目指す私達は、先人の知恵に学ぶ必要があります。もうわかりましたね…

「家でMarvin Gayeを聞こうか…」ムーディに言ったらソウル系女子(実在は不明です…)なら失神ものですよ!

おしゃれコードと料理。モテる。モテないわけ無いでしょう!

料理ができる男性はモテるとネットで見ましたよ。フフフ‥

信じることから何事も始まります…

さらに先人の知恵を学びましょう。私は労働意欲が激減しました。あれ、おかしいな…

JabEさんは、ギター・マガジンやベースマガジンが読めるのがいいと思います。ソウル・ファンクの特集もあるし、いい意味でリットーミュージックは狂ってます。笑

打ち込みのときのディスクガイドとして使うのもありですし、シンセ系統のものやエフェクトなど、かなりのものが読めるのでコストを抑えられます。

メリットとしては、電子書籍なので移動が多くても困らないことですね。移動が多いと書籍を持っていくのは本当に限られたものになると思います。

シンセサイザー入門 音作りがわかるシンセの教科書 松前公高
シンセサイザー入門 音作りがわかるシンセの教科書 松前公高 Ableton Liveでサンプリングは楽しいというコーナーを作りました。 サンプリングで一曲を作る動画を作って、それと記事を見たらサンプリングの考え方と手順がわかると思ってるんで

こういうのはネットを調べるより、読んだほうが早く理解できると思います。時給計算すると書籍で学んだほうが安上がりです。そんなこと言ってるくせに、電子書籍化でアホみたいな時間を掛けたボンクラは私です…

移動が多くなるなら、iPadはあるといいです。

電子書籍リーダーとMIDIコントローラーとして使えたら楽。

私は、SIMフリーのiPhoneとiPad使ってます。海外行ったときにSIMカード変えたらすみますし。

携帯の電源が切れたときでもネットに繋げる手段としても有効です。

IIJmioみおふぉん(eSIM)

私はこれ使ってます。

アプリで必要なときだけ高速にできるものあって便利です。

長く使ってるとWifiスポット無料で使えたりします。2回線あって3000円いかないです。

キャリアの使うよりいいですね。あと、SIMフリーのものだと、トラブルあったとき携帯やiPad買えば済むだけでなので、何かあったときに復旧が楽です。

移動が多いなら、これは便利。私の場合はフットスイッチとギター以外は全部これに入ります。

iLoud MMいれてもいけますからね。キャリーもいいんですけど、飛行機使うならこっちのほうが楽だと思います。

移動が多くて持っていけるモニターとなるとこれくらいしかないと思います。

外部SSDなどに移しておくと、PC変わったときに楽だと思います。

考えたこと

いやあ、楽しかった。PUSH勉強会これだけやってきたんだけど、ファンク大好きでギタリストという方はいらっしゃらなかったんで大はしゃぎしてしまったよ。

JabEさんは、音楽の趣味も近いのもあるんだけど、機材もかなり共通してるんだよね。で、生活で志向されていることも近い。

自分はたくさんハードウェアを使って音楽作ってきたんだよね。

で、ソウルやファンクやヒップホップが好きだったから、とにかく古い機材を集めてきたのね。

でも、維持が大変になってしまった。

曲を作ったり演奏するより、ハードの手入れしたり、修理に出したり、ピッチが安定するまで待っていたり。一日に使える時間は限られてるから、曲を作るまでいけない。

そして、こんな大掛かりなシステムだと出張あると何もできないんだよ。いや、そのときもMPC持っていったりしてたか…

なので、また移動が多くなってきた頃に、ハードを減らした。いかに少なくやれるかについてはかなり考えてきた。

自分みたいな人がいると思わなかったけど、自分がやってきた試行錯誤は、JabEさんの参考になるはずや。

だって、こんなアホなこと誰もやらんからさ。ううっ・・・

移動が多いと、ものに要求する基準は変わる。

モバイル環境を考えている人の多くは、自分のように出張がめちゃくちゃ多いわけではないだろう。

これだけ移動していると、いくらボンクラでも洗練されたシステムになってくるんだよね。賢い人なら試行錯誤しなくてもいけるんやろうけどね…

堅牢なことや使いやすいこと、どこでも買えることなど移動が多いと普通より要求は厳しくなる。

ケーブル一つ減らすために機材を変えたりするのは他から見たらクレージーやろうけどね。

でも、いろいろ試行錯誤したおかげで、移動が多くてもなんとか音楽をできている。

ハードでできたらそりゃ最高だと思うけど、そうでないとしても諦める必要はないよ。

自分がAbleton PUSH2を使っている理由の一つは、携帯性なんだよね。他の人からみたらおかしいだろうと思うだろうけど…

鍵盤は持ち歩かなくて良くなった。

パッドもいらない。

エフェクターは必要ない。

PUSHでフィンガードラムもできるし、コードもメロディも弾ける。

オーディオ・インタフェースがあれば、サンプリングもできる。もはやあれほど使っていたMPCよりはるかに速くサンプルも処理できる。

正直、AbletonPUSH2よりは鍵盤のほうが演奏は得意だけど、持っていけない。

出張先やしばらくの滞在先でとりあえずAbleton PUSH2があれば音楽ができる。音楽を続けるためのコストが下がった。

こで、別に、出張が多いから自分の場合は突き詰めて考えなきゃいけなかっただけで、みんな時間がないのは一緒だよね。

コストを下げるのは誰にとっても本当に大事だと思う。

誰でも、今より時間があることなんかないんやからさ。

64パッドの奏法や、PUSHの使い方なんかを書いたのは、使えるようになったら、コストはどんどん下がっていくから。自分と同じように、どんな状況でも音楽を続けていきたいと思う人はいるはずだからね。

学び続けられるというのは、すごい幸せなことだと思うよ。

マシになれるかどうかはわからないけど、マシになれる可能性はある。

それならなんとか生きられる人もいるんちゃうかな。自分はそうや。

PUSH勉強会に参加してくださる多くの方はそういう方やないかなと思ってる。

続けるのが難しい状況でも音楽はできる。自分ができるんだから、大丈夫やよ。若くもないし、健康でもない。それでも前進はできる。

Ableton PUSH2とAbleton Live、使えると楽しいよ!

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