セッションビューは楽しい セッションビューの停止ボタンを削除する意味 | 無理ない暮らし
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セッションビューは楽しい セッションビューの停止ボタンを削除する意味

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Ableton LIVEのセッションビューは楽しい
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セッションビューは楽しい セッションビューの停止ボタンを削除する意味

アレンジメントビューとの連携の前に、まだ話しておいたほうがいいことがあったな。

それは、セッションビューの停止ボタンを削除する意味はあるよって話ね。

いろんなサイトにもセッションビューの停止ボタンを削除することは書いてあるんだけれど、実際、どういうメリットがあるかわかりにくい。

そもそも挙動がわかりにくいしね。

自分は、ある程度使ってから、ああ、こういう風に使うのねってわかって活用するようになったよ。歴戦の無能やからね…

セッションビューの停止ボタンを削除について考える

セッションビューの停止ボタンを削除すると、再生が楽になるのと、クリップの選択が容易になる。

は?という感じやよね。

まず、やり方からみてみよう。

停止ボタンの所で右クリックして、「停止ボタンの削除」かCtrl[cmd]+Eだね。自分はeraseと覚えている。

ちょっとこのセッションビューを見てほしい。

Drum Kit1をみてね。

Scene2を再生したら、Drum Kit1は鳴らない。当然だよね。Scene2のDrum kit1は停止ボタンになっているからね。

これ、Sceneの概念は、横一列にある再生ボタンになってるものは再生、停止ボタンになっているものは停止するということやよね。

ということは、これはどう挙動するかな。Scene8を押したらどうなるか考えてみてね。

なにもないシーンを追加してみたよ。Sceneのところで右クリックして、「シーンの挿入」を選択してくれてもいいし、Ctrl[cmd]+Iを入れてもいいね。InsertのIと自分は覚えてるよ。

じゃあ、このScene8を押したらどうなる?当然、再生されないよね。だって全部停止ボタンだからね。

これ、ちょっとした小技だけどPUSH使う人は覚えておくといいよ。shift+Stop Clipを押すよりSceneキーを押すだけで全部のクリップが止められるからね。場所には注意する必要があるけどね…小ネタだね。また、動画とるよ。

さて、Drum kit1がScene7までずっと鳴っていてほしいとするよ。そしたら普通はこうするよね。

こうしたら、どのSCENEでもDrum Kit1はなるよね。

Scene1から再生して、ずっとDrumKitを鳴らしたい場合は、停止ボタンを削除すればいい。

Scene1を削除して、Scene2を押した場合はどうなるか。当然、停止ボタンが削除されているので、Scene1のDrumKit1は再生されている。停止ボタンがないということは当然前に再生していたScene1のDrumKit1が再生される。大丈夫だよね。

じゃあ、これはどうなるかな?DrumKit1の挙動を考えてみよう。

Scene1から5まで再生する。それから、いま付け足したScene8を押す。Scene8は停止ボタンばっかりだからブレイクになるよね。

じゃあ、Scene8をおしたあと、Scene6を押したら?

これも停止ボタンが削除されているよね。答えは、Drumkit1は再生されませんわな。当然、停止ボタンの削除っていうのは、前のクリップの状態を引き継ぐわけだからね。Scene6は停止ボタンだよね。

じゃあ、ブレイクしたあと、ずっとDrumKit1を再生してほしい場合はどうすればええかな?

そうやね。Scene6に同じクリップをおけばいい。そしたらScene7をおしてもDrumkit1は再生できる。

クリップの停止を削除するメリット

クリップの停止を削除することで、クリップをいちいちコピーしなくて良くなる。数個だったら、別に問題ないのよ。コピーしても間に合うからね。でもクリップが増えてきた時に、追いつかなくなる。

あとは、勘がいい人やったらわかるちゃうかな。Sceneでの再生パターンがふえるってことや。この2つで考えてみて。

この例だとScene1を再生してから、Scene5を再生したら、Drumkit2が再生されたね。

これだと、Scene1再生してからScene5を再生するとDrumkit1が再生される。

ちょっと自分でやってみたほうがわかりやすいかもしれないね。まあ、こういう可能性もあるんだと思っておくとええかな。

自分自身の使い方で言うと、そうやね・・・ファンクなんかでバリエーションたくさん作る時なんかはやるかな。ドラムはずっと固定しているけど、ほかはいろいろ実験したいとかね。クリップいちいち再生する時の操作ミスも防げるしね。

こういうの抽象的でしょう。自分、ライブのマニュアル読んだ時によくわからなかったものは、実際に使って覚えた。とくにMax For Liveとか、クリップの挙動なんか、自分の知識の中にないものだった場合、頭パンクするやん。だから、使ってみるのがわかりやすいと思うよ。

こういう機能は、他のユーザーや開発陣が便利と思って作ったもので、絶対に使い道はあるんだよ。マニュアルはどうしても具体的に書けないから、実際に試してやってみるとええと思うよ。

セッションビュー、わかってくると楽しいな!

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