Drumrackでレイヤーする方法 simplerを使った方法
そりゃないよマルさんと15回目のPUSH勉強会やったとき、マルさん(@maruonelove)が、「うりなみさん、レイヤーもっと簡単な方法ありますよ」といってくれたんやよね。
自分ではDrumrack活用編で書いたつもりやったんやけど、その記事、多分、修正しているうちに消えてあげるの忘れてたんやよね。マルさんに感謝や。
基本的なテクニックだから、みんな覚えておくといいよ。
Drumrackでキックをレイヤーする方法
キックをレイヤーする場合ってどんなんやろうか。アタックつよいところと余韻があるところの2つを合わせるみたいな感じちゃうかなと思うんで、加工を含めて説明しておくね。
まず、simplerを立ち上げる
それから、立ち上げたいキックをドラッグアンドドロップする。
今回読み込んだキックは余韻が長いタイプ。余韻は気に入ってる。
んじゃ、アタックが強いタイプも読み込んでみようか。
WinならAlt、MacならCommandキーを押しながらドラッグアンドドロップする。
そうすると、Instrument Rackというのが出来るね。Rackというのは、複数の楽器やエフェクターが組み合わさったものをRackというんやったね。Drumrackの中にさらにRack入れられるんかっていったらいれられるんやよ。
手っ取り早くレイヤーしたいならこれでもええ。
追記:2020/07/07
Instrument Rackについてはこちらにも記事があります。
更に編集したい場合
ちょっとコツがあるんやよね。今回の場合、一番最初に読み込んだKick2のアタック部分はいらん。もちろん、アレンジメントビューで編集することも出来るけど、だるいよね。
で、Instrument Rackに読み込まれてkick_2を選択する
デバイスアクティベーター(そういう名前らしいよ。要するにデバイスのオン・オフやよ)の隣にある三角(拡張ビューって言うらしいよ)をクリックする。
そしてControlsというところをクリックする。で、Fade inで頭のアタックをなくす。
これでやるのが一番カンタンちゃうかな。海外のTipsでは割と取り上げられているテクニックではある。
聞きながら調整する時、PCMIDIキーボード使ったほうが、編集は速いと思うよ。
Ableton Live10からはMキーでPCの鍵盤で出来るからね。ここに説明あるからね。
ちなみにマルさんはめちゃ速い。普通の人やと、Ableton PUSH2でやったほうが速いんやけどね…
PUSHだと、MODEがONE-SHOTモードだったらMain(デフォルトで開くページ)に出るから編集はめちゃ速いよ。
この上のノブを動かせばいい。One-shotはドラムに適したサンプリングのモードだから、こういうのも示してくれてるんやよね。
Drumrack、わかってくると楽しいな!
3つのモードの概要に関してはこっちに記事あるよ。
ちなみに、simplerの3つのモードについてはこっちにも書いてあるからね。
Ableton Liveのセッションビューの考えがわかったら、MPCから移行しても分かりやすいと思う。
元ネタをループさせるだけなら、セッションビューで充分なんだよ…
まあ、リアルタイムでコード進行を作るなら、simplerにコンバートしてWARP設定してAbleton PUSH2で弾くのもあり。
サンプリングを使ったやり方はめっちゃいろいろあるからね。
Ableton Liveでサンプリングは楽しいというコーナーでコツコツ説明していくよ…
コメント
上記大変参考になります。
追加で基礎的なことかもしれませんが、作成したドラムラックを別のプロジェクトでbrowserから読みだせるように(保存?)するにはどうしたら良いでしょうか?
クニチアさん、はじめまして!ユーザーライブラリーにDrumrackごとドラッグアンドドロップすれば保存できます。意外に知られてないんですが、便利です。
こちらの記事の後半に、動画付きで説明してありますので、よろしかったらご覧くださいー。
早速回答頂きありがとうございます。
簡単にできるんですね!
帰宅後リンク先の動画と合わせて
確認さて頂きます
はい、簡単にできます。他のエフェクトでも出来ますので、ぜひ、クニチアさん、楽しんでください。笑