M1Macを買う時に考えたこと | 無理ない暮らし
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M1Macを買う時に考えたこと

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M1Macを購入しました。と言ってもまだ届いていないんですけど考えたことを書いておきます。

積極的に買い替えたくはなかった

今、現在2017のMacBook Proを使っています。業務に関わるものをほぼこの1台でやっています。

今、自分の仕事の割合で多いのが、コンテンツを作ることなんですね。講義などの動画作成、編集、音声教材、テキスト、それにつける音楽、効果音。今まではテキストを作ることが中心だったけれど、コンテンツ周りを全部やることになった。

デジタル何でも屋ですね…

Bootcampが使えない

データベースなんかはWindows専用のものを使わざるを得ないので、仮想化して使っていました。WindowsもSurfaceは持っているんですが、出張時や出先にPCを2つ持っていくのはきついですしね…

M1Macだと、Bootcampが使えない。これが買い替えたくない理由の1点目でした。

また、移動が多くなることを考えるとできるだけ1台で完結させたい。

移行コストが大きい

CPUが変わると周辺機器の対応など年単位で時間が掛かりますし、いま取り掛かってるプロジェクトが開けなくなる可能性がある。

学習用のコンテンツの場合、違うフォーマットでまた書き出したりすることが結構あるので、Intelの環境を残しておくしかない。その時に使ったプラグインが使えないとまずいこともありますし。

プラグイン、DAWが両方とも対応してないと、新しいCPUになっても恩恵を受けられない。これもあんまり積極的に買う気持ちにならなかった理由の一つですね。

CPUがPowerPCからIntelに変わった時、ProToolsが全然使えなくてわざわざPowerPCのMacをオークションで買い直したというアホなことを経験しているので、同じ思いはしたくないですしね。いやあ、あのときはひどかった…

Windowsに変更するか?

スペックならWindowsで自作した方が安くてパワーがある環境を作れると思いますが、ノートPCとなるとちょっと違う。トラブル特定するのに時間を掛けたくない。

Macの場合だと、MIDI入力だけなら、オーディオインターフェースなくても使えますしね。

あとは、自分のアナログやCDなどのライブラリをiTunesMatchで運用していたり、Apple製品で固めてしまっているので、Windowsに変えると不便になるんですよね。ですので、引き続きMacを使うことにしました。

変更するメリット

コンテンツ作成のなかでも特に大きな部分は講義動画の作成なんですけど、もうPCのファンが回りまくりなんです。録画したものでもファンがうるさくて耳障りだったりする。

額面上のスペックは当時のフルスペックで購入したのでまだ余裕はあるはずなんですけどね。熱で全く力を発揮できてない。

バッテリーも膨張して1度交換していますしね。使い続ける不安もあります。

それでもやっぱり一番のデメリットはファンの音。自宅で録画せざるを得ないので、RX使っていつもノイズをとっているわけですけど、こういうのは本来必要ない仕事ですからね…

M1Macを使っている人にちょっと触らせてもらったんですが、MacbookAirで今撮るくらいの動画なら問題なく使えることがわかりました。

講義形式だと資料をPCで写しながらそれを録画。その後に、トランジションや音楽、エフェクトなどを加える程度の簡単な編集なのでM1環境に移行しても問題ない。

ScreenFlowはM1環境にネイティブ対応していますし、エンコードのスピードは今より速くなる。

Adobe製品も時々使うけれど、軽快な動作とこれ一つで動画周りがほぼ作れるので重宝してます。

PC2台持ちは避けたいけど、音楽と映像を分けてしまえばIntel Macの延命も出来るでしょうしね…

自分の場合、使うプラグインで一番問題なのはMelodyneなんですよね。

まあ、Rosettaで動かしても今より速くなるなら時間を買えるのではないかという判断で購入しました。うまくいきそうなら1台で運用してIntelをサブマシンにする。いくらクラウドが発展しても同期の問題もありますし、プラグインのライセンスの問題があるので1台で済ませたい。

トラブルがあったら最低限業務が出来るサブ機があればいい。1台でこなせるほうが環境を持ち歩けるという意味でも快適に使える。

データベースに関しては、クラウドデスクトップで対応するというやり方もありますしね。いつも使うわけではないですし。

あとは、円安が物凄いペースなので、そのうちApple製品も値上げするだろうと。どうせ買う必要があるなら買っておくかと。うーん。テンションが上がらないですねえ…

どういうスペックにしたか

Mac Studioのほうが安くていいスペックのものが購入できるわけですけど、再び移動を増やすことや同じ環境を持ち運べることを考えてノートPCを選択しました。

16インチか14インチか

今回は14インチにしました。

2017のMacbookを買った時より確実に体力は落ちている。重いと移動だけでも疲れてしまう。軽さは正義なので14インチ。今年は環境が整ったら色んな人に会いに行こうと思っています。

その時に楽器も持っていくことになるのでできるだけ荷物は軽くしておきたい。

PUSH持っていくか、Linnstrumentを持っていくかわからないけれど、それにオーディオインターフェースなど加えると結構な重装備になる。

今までみたいに機内に持ち込めるサイズにこだわることはないけど、とにかく軽くはしておきたいですしね…

去年はもう動かないだろうと考えていたので、また考え直す。

画面の大きさが問題になるかというと普段はクラムシェルで運用しているので問題にはならない。

編集作業は自宅でやりますしね。どうしても画面が必要ならStudio Oneはアプリが優秀なのでiPadにミキサーを表示させてもいい。あと、表示が賢いので1画面でも全然いけると思います。

Abletonを使うにしても、iPadをSidecarで運用すればいいですしね。Abletonは一時期ノートPCだけで運用していたので、多分大丈夫。

このあたりは何回か実験して試してみます。

ホテルで教える仕事をしたりする時にディスプレイが必要なら、ホテルのディスプレイにHDMI接続すれば、資料はそっちに写しながらやればいいでしょうし。

CPUはどうする

Applestoreでも相談したのと、同じような使い方している人をみると、M1MAXにまでする必要はなさそうでした。8K動画までやらないですし、音楽でも、めちゃくちゃCPUパワーが必要なものを使うことはない。

ですので、M1Proにしました。

メモリはどうする

メモリは32GBはあれば、今の使い方なら大丈夫そうです。だいたいメモリはIntel Macの半分でも動くような感じでしたね。メモリ8GBのMacBookAirであれだけ軽快に動くのは驚きでした。

ストレージはどうする

プラグイン、よく使うライブラリ考えると4TBは欲しい。内蔵SSDのほうが速いですしね。8TBにしようかと思ったのですが、ここ数年の使い方を見ていると4TBあれば映像扱っても大丈夫。

外部ストレージに音源入れて運用すると読み込みでイライラすることが結構あるんですよね…

映像データの保存はHDDにやっているので4TBあれば当面は大丈夫でしょう。

Applecareはつける

2017のMacBook Proを購入した時に、階段で落として全損。Applecare入ってなくて買い直すという阿呆なことをしました…

買って1週間位でやらかしました。

手に不安があるので、壊れる前提でいたほうがいいですね。ボンクラのライフハックです…

まとめ

あまり積極的な理由での購入ではないので、テンション上がりませんね…

昔は半年ごとにPCを買い替えたりしていたんですけど、やりたいことにスペックが追いつかないということはもうなくなりましたね。

仕事がPCで完結するので、いままでフルスペックのものを買ってきたんですけど、そんな必要すらもうなくなった。すごい時代になったと思います。

M1環境だけで音楽作れないのかと言うと、正直、出来るだろうと思います。自分が作るようなものはそんなにCPUパワーが必要なものはないですし。バウンスすればなんとでもなる。

よく使うプラグインはほとんど対応している。昔のようにDAW付属のプラグインが外部のプラグインに比べて著しく音質が劣るという時代でもない。

Studio OneのFatchannel XTはよく出来ている。MaiTaiはモジュレーションのマトリクスも素晴らしい。モンスターシンセですよ。単体で売っていても不思議じゃないレベルです。

AbletonだとGluecompやWavetable,Analogと言った音源は外部音源よりPUSHの連携を考えると優れている。WavetbaleなんかMPE対応のシンセとしてはかなり使い勝手いいですよ。

本当に必要なもの以外はプラグインもシンプルにしたい。プラグイン選択するだけで時間を取られるようなのは本当にバカバカしいですしね。

以前、Abletonに慣れるためにしばらくストックプラグインだけでやっていて理解が深まったことがあるので、Studio Oneもストックプラグインだけでやって理解を深めようと思います。

あ、そういいつつ、Toolbox買ってしまいました。純正だからセーフとしますかね…

これから、環境構築にまた時間がかかるんでしょうけれど、まず最低限のところからやっていきます…

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