AbletonPUSH2の修理が終わったので、4年使った旧AbletonPUSH2と比較してみる
AbletonPUSH2の調子が悪くなって修理を依頼しました。その結果、代替機が送られることになりました。
修理の申込みから12日たって届きました。
めちゃ大きい箱で届きました。眼鏡と比較したらわかりますかね。
あ、関税が200円掛かります。郵便局で届きました。
同時に送ってもらったツマミに関しては、2日前に届きました。
シリアルは70番違い。ほぼ前のAbleton PUSH2と同じですね。
特に変わってるところはなかったです。
では、比較してみます。
写真に撮ってみるとやっぱり酷使したんだなと思います。パッドもそうですけどかなり変色してますね。
— うりなみ (@urinami) November 12, 2019
機能キーのクリック音も違ってびっくりしました。 pic.twitter.com/gVdXYM7TuO
並べてみると一目瞭然ですね。
ほぼ4年間毎日使ったわけですし、鍵盤的に使うためにも、フィンガードラムやるにも使いました。ミックスもPUSHでやるように訓練したので、そりゃボロボロです。
機能キーなんかも毎日押すので、固さも違っています。まさか音まで違うと思いませんでした。
個人的にはもっと機能キーは軽くてもいいと思うんですけどね…これは古いやつのほうが私には好みですね。
パッドの感度は全く別物でした。
私はめちゃくちゃハードな使い方しているのでへたりましたけど、多分、フィンガードラムだけするのなら全然持つ。悪いのはグリスするからです。タッチは凄いソフトだと思うんですけど、グリスはパッドを剥がすような動きですからね…
とはいえ、クロマチックアプローチするのは、ジャズ的なプレイでは必須だと思うので、私の場合は買い替え続ける必要があるということでしょうね…諦めます。
— うりなみ (@urinami) November 14, 2019
2台つなげた比較動画を撮ったんですが、その後にほぼパッドが効かなくなりました。
とはいえ、翌日は動いた。もう、本当にヘタっているということなんだと思います。
もう、保証対象外だから、自分でMPD218みたいに感度変えられるかやってもいいかもしれないですけどね。そんな時間はないか…
せっかくなので修理したAbleton PUSH2を2台使って遊んでみました。公式では使えないとなっている理由もよくわかりました。 pic.twitter.com/KFYPg2yfEM
— うりなみ (@urinami) November 14, 2019
で、届いたので、公式では使えないとなっているAbleton PUSH2を2つ接続してみました。
動きます。が、安定しません。
まず、Fixed Lengthが使えなくなりました。なんで、この演奏ではCapture使ってやってます。
— うりなみ (@urinami) November 14, 2019
そして、Clipも機能したりしなかったりしました。今は動きますね。
これ、自分で演奏しているときには全く気が付かなかったんですが、パッドも同じ色だと思ったら違いますね。これ、同じトラックを右と左で音域を変えているんです。だから、色は同じはずなんですよね…
そして、やってみて気づいたんですが、前のPUSHと感度が違いすぎてプレイ的には相当厳しいというか無理ですね…
— うりなみ (@urinami) November 14, 2019
やって気づいた点としては、新しいAbleton PUSH2と古いAbleton PUSH2では、かなりパッドの感度が違う。2台同時のプレイをやるなら、パッドのコンディションが近いほうがいい。
感度が悪くなって修理を希望したので当然なんですが、鍵盤的なプレイをするときはかなりきつい。
ピアノでも低音は重いやんという方いると思うんですが、それとはまた別問題でまだらにパッドの感度が違うところがあるんですよ。めちゃきついです。
古い方のAbleton PUSH2はかなり感度が悪くなっていて、鍵盤的なプレイをするときは反応しやすいパッドを使うというように工夫していたんですけど、同時に128パッド使うとなると、だめなポジションの把握が瞬時にできないです。
まあ、ギターでははできるんだから、慣れたらAbleton PUSH2でもできるかもしれないですけど…
まとめ
ここ10年くらいの中で買った機材の中で一番使い込んだと思います。よく頑張ってくれたなと思います。まだ使いますけどね。
自分ではまだ使えると思っていても、自分が考えるようなプレイをするならパッドの寿命は来ますね。
コントローラーとして打ち込みやセッションビューで使うのなら、多分10年使っても全然へたることはないと思います。
そして、2台つなげることでいろいろ可能性も見えてきました。
今まで工夫して3オクターブ半の音域で収めるように考えて演奏してきたんですが、2つあればいちいちオクターブ変える必要はないわけです。それだけでこれだけ快適とは思いませんでした。
あと、2台だと、片方のレイアウト変更してシーケンサー表示できるんですけど、32ノートシーケンサーをめちゃ活用できるかもしれません。
ギターもP4thチューニングにしてPUSHと統一しました。パッドの場合はギターの知識が使えるので、私にとっては、使える時間や残り時間を考えても鍵盤使うより合理的だなと思っています。
PUSH2を2つ使って、見えてきたことがあります。
また、記事にします。私は、コントローラーのPUSH2が1台で、演奏用にLaunchPadXが2台というのがいいのかもしれないです。もしくは、新品もう一台買えば、演奏用としてはコンディション整いますかね。
狂ってますね…
追記:2019/11/19
ちょっとDC変換ケーブルで遊んでみました。悪影響があってもいいように、古い方のAbleton PUSH2で実験です。意外に役に立つのでまたレビューします。
モバイルバッテリーから、Ableton PUSH2に給電するもの見つけました。
これで、ファミレスやカフェでのプレイが捗ります…
モバイルバッテリーはこれ使ってます。これのいいところは、そのままコンセントに挿して充電できることです。
ワイアレス充電もできるし、ACアダプタとしても使えます。私の用途としては最高です…
あと、これは私の特殊な事情なんですけど、重いものより1gでも軽いものを持ちたいんですね。
これにこのDC変換するケーブルをもてば、iPhone、iPad、Mac、PUSHだろうがなんだろうが繋げますね。これでAbleton PUSH2のアダプタ減らせたので満足や…
モバイルバッテリー使わないなら、これ一つですみます。
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