Moveを購入しました。
Moveについては既に発売当初に触っていてかなり好印象でした。
簡易型PUSHではないということは良くわかった。ただ、自分は制作では使わないだろうから必要ないという判断でした。
んじゃ、何故買ったの?パッド大好きおじさんだから?それもあるんですけど、荷物を軽量化したかったからです…
Move、今の自分にあっているものか良く見極めようと思います。
PUSH3の重さがしんどくなってきた
ここのところ、PUSH3を持ち運ぶ機会が増えてきました。実家に介護で移動しなければいけないことがそれなりあって、そうなるとPUSH3スタンドアローンは重いんです…
重量 | |
PUSH2 | 2.71 |
PUSH3 | 3.1 |
PUSH3 スタンドアロン | 3.95 |
Launch Pad Pro | 1.22 |
Linnstrument | 2.27 |
Move | 0.97 |
約4キロですからね。かつては6.3キロあるMPC2000を持ち運んでいた私も立派なおじさん…
ちょっと山の手入れにいかなければ行けないときに、PUSH3持っていったんですけど、重さにやられてちょっとまずかった。
まあ、まともな立派なおじさんはPUSH3を山に持っていくことはしませんか。そうですか。そうですね。
PUSH3担いで、山で死ぬというのも生活系ブログとしてはありかもしれないですけど。
「うりなみ、PUSH3とともに死す!」映画化されそうですね。パッドと生きた男。珍獣過ぎますね…
感動の超大作として映画化して貰ってボロ儲け出来ないだろうか…
山に持っていくというのはまあよっぽどのことがない限り今後ないだろうけれど、実家への移動中にPUSH3を電車で開くのはなかなか大変です。何回もやりましたけどね…
PUSH3は本当に自分に必要?
今、Abletonを使うのは、アドリブ用のマイナスワンを作ったり、レッスンで鍵盤が弾けない人の為に理屈を教えるためにパッドを使っている時です。
スタンドアローンはやっぱり使わなかったですね…
コントローラーとしての使用しかしていません。
検証のためにしか使わないだろうとPUSH3日記でも書きましたが、一度も使いたいと思うことはなかった。体調崩したことや生活の変化もあったんですけど、Abletonを使ってパフォーマンスをする機会がなかったことは大きかったです。
そしてMPEはやはりそれほど使わなかった。全く使わないわけではないんですけれども。
Touché SEもありますしね。
そして、Touché SEも手の状態がいいときだったら鍵盤弾いたほうが速いわけです。勿論、Touché SEでないと出来ない表現もあるんですが、普通のピッチベンドとモジュレーションホイールのほうが、伝統的なシンセベースなんかはらしくできる。
多分弾いてる自分しか違和感ないと思うんですけどね。今の使用用途だと必ずしも使うというものではない。
こんなブログを書いていてあれなんですけれど、Ableton純正の音源やエフェクト、私はほぼ使わないんです。
あんた、こんなブログやっててなんやと言われるかもしれないですけれど。
これは私がオールドスクールなものが好きだから。
Abletonのデバイスやエフェクトは高品質ですよ。ただ、自分がやる音楽と違うだけなので。私が偏っているだけということをご留意ください…
Ableton純正で使うデバイスはEQ8とUtilityくらい。ダッキングするときに純正のコンプ使うかな。あ、制作中の電子書籍では基本的にAbletonのエフェクトを使って作っています。
で、私はConsole1のユーザーなわけです。
コンプ、EQ、PANなどはどう頑張ってもPUSHよりConsole1の方が速い。目をつぶっててもできるくらいですし。
ノブの数もPUSHとは違う。
PUSH3でブラウジングもしない。ノブは、マクロマッピングされたものをちょっと調整するときに使うくらいでしょうか…
オートメーションやる場合は、左手デバイスのLoupebackを使えば、マッピングする必要すらなくプラグインからコントロールできてしまう。
PUSH3で使っているのは、オクターブの切り替え、メトロノームのオン・オフ、Captureくらいです。ブラウザも高速になったけど、PCの方が圧倒的に速い。色んな機能キーはPUSHにあるけれど、固い。
Drumrackをたまに使うくらい。ほとんどドラムは外部音源使いますし。クリップの修正もQuantizeボタンを使うくらい。
ただ、Drumrackに関しては非常に価値を感じています。サンプリングする時、PCからの発想から離れたい時は凄くいい。
パッドは最高。これが私のPUSH3を使ってきた結論ですかね。効率化をずっと図ってきてPCや左手デバイス、トラックボールなどでの制作環境が完成したのかもしれない。
え、PUSH3,本当に必要?そういうことも真剣に考えたい。
介護の移動もそうなんですけど、あと数年で大阪を離れることは決まっている。その後はまた移動が増えることもわかってますし。元気ならですけどね。
Move+LinnstrumentでもPUSH3スタンドアロンより軽い。3.3kgです。
まあ、Linnstrumentも友達に貸していたりもしましたしね。必ずしも必要ということは言えないのかもしれない。
レッスンでパッドを使う場合は64パッドでやってますし。
軽いということなら、LaunchPad Pro+Moveならおよそ2.3kgですみます。1gでも軽くしたい。移動の時の疲労度が全然違ってくるので。本当、腰も膝も翌日に来るんですよ…
もっと言うなら、以前に比べて手の状態はかなり良くなってきてるんですよね。
出来ないことはあるけれど、鍵盤全く弾けないというわけではない。長時間はキツイんですけど。
ということで、改めてパッド環境の見直しでMoveを導入しました。
しばらく使ってみて、全てのパッドや機材が必要なのかもしっかり考えたい。
モニターもね。実家と大阪で違うのは結構しんどいんです。これは考えたいなあ…
どうMoveを使うか
こうなると、かなりMoveの使い方としては特殊になりますね。
現在の自分のシステムでMoveを使ったほうが、自分にとって無理がないものになるかです。
Moveをスタンドアローンとして使ったものをAbletonに持っていってやるということはおそらくない。
頭の体操として使ってみようと思ってます。これはMoveしかできない。
64パッドを始めた時、良かったのは制限があったこともあるんですね。
鍵盤やギターの手癖から逃れられた。これは自分の音楽人生にとって凄く良かったです。パッドというインターフェースでブルースやファンク、ジャズの表現が出来るかということを考えられた。
そして、今の自分の手の状態で痛みが出ない体の使い方を覚えられた。パッドでの演奏を覚えられたおかげで、プレイヤーとしての寿命は伸びたのは間違いない。
32パッドだと64パッドやもっとも自由度が高いLinnsturumentと違う頭の使い方をするはずです。
64パッドもかなり自由に弾けるようになったんですけれど、自分の思考の癖や手癖はやっぱりある。
パッドに適した奏法ということで全然歓迎することではあるんですけど、違う角度でパッドを捉えることで新たな視点を得られそうです。
あとは、しんどいときにベッドで触れられるのはいい。音楽聞いている時、多分こうだろうと思うときにさっと手元で弾けるものがあるといい。
これはMoveしか出来ない。スタンドアローンのメリットですよね。
あとは情報が今ひとつ少ないAbletonのコントローラーとしてどれくらい使えるのかということですね。検証してみます。
現時点でわかっているデメリットはデメリットになるのか?
MIDIの仕様が貧弱なこと。MIDI CCも受けられないし、ピッチベンドなども本体で出来ない。MIDI INとOUTが排他仕様であること。
マシンライブをしたい人には問題になるかもしれないですけど、自分の場合は最終的にPCで完成しますし。
Moveのいいところはとにかく素早いところだと思っているので。遅くなるくらいなら機能拡張しなくてもいいとすら最初に触ったときには思いました。
ルートの位置がコントローラーモードでしか変更できないこと。音域が狭いMoveでは問題になるかもしれない。
64パッドの場合は私はCを固定にしていてオクターブの切り替えで対応していますけど、これで行けるのか。そういうところも確認してみますね。
パッドの感度に関しては、かなりいいですが、PUSH3に比べると感度調整が出来ないわけで、PUSH3よりは強めに弾かないといけない。
どれくらいプレイに耐えうるのか。自分が物凄くソフトタッチということもあるとは思うんですけれど。
対応できるように思っていますけれど。まあ、メインとしてMoveは使うことはないので、そこまで神経質になることはないのかな。
充電が早くないこと。USB-C対応のPCじゃないと物凄く遅いらしいですけど、私の環境では特に問題なさそう。4時間も外で使うことはないでしょうし…
使っても電車に乗っている時くらい。自宅での使用がメインでしょうから、自分の使用では問題ない。
ノブの位置がクロマチックとして使うときにぶつかることはあるかもしれない。まあ、これは構造上仕方ないところがあります。でも、慣れたら出来そうな気がします。なにかリクエストがあれば、気兼ねなく。
ただの1ユーザーなので忖度0でいつも通りやります…
今日の進捗
内容物の確認などをやりました。
Mng… pic.twitter.com/gv7duskn7W
— うりなみ (@urinami) November 24, 2024
PUSHのときはいきなりエラー・メッセージがでてきて絶望のスタートでした。今回はどうか?
立ち上がるかどうか。ドキドキですね… pic.twitter.com/w0cw13WcM9
— うりなみ (@urinami) November 24, 2024
うまくいきました。エラー・メッセージが一瞬出て、「終わった…」と思ったんですけど、すぐにWifiに接続できてアップデート完了。
「うりなみ、アップデートせず使えるか検証してくれ。そしてトラブルあったほうが面白いよなw」という鬼のような友人(こんな事を言うのを友人って言っていいんですかね…)から言葉はガン無視して今回はアップデートしました。
いやあ、ホッとしました。PUSH3の時はとんでもないスタートでしたからね…
しばらくはMoveになれるために1ビート作っていってアップしようと思います。あたふたしているところをご覧いただくのも一興かと。お昼に10分くらいライブ配信してもいいのかな。
録画しようと思ったら、オーディオケーブルが断線していて、録音できず…しまらないスタートですねえ…
明日からやっていこうと思います。
検証など毎日少しずつやってみます。マニュアルは斜め読みして、必要なものは都度調べて覚えていくことにしますね。多分しっかりマニュアル読むといきなり使えてしまうと思うので。
さっそくAbleton Cloudで躓いて、なかなか前途多難です…
Amazonのポイントがあったのでとりあえずこれを購入しました。
なお、内容はいつもどおりパッドです…
操作覚えてなくて10分くらい掛かってしましいました…
追記:2024/11/27
5記事を超えたらルール通りカテゴリーにしていきます。PUSH3との違いで気づいたところも書いていきます。ただ、Moveは簡易型PUSHでは全く無いということを強調しておきます。出来ること知っていたら不満は少ないんじゃないかなあ…
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