情熱が死ぬ時 | 無理ない暮らし
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情熱が死ぬ時

無理ない暮らし
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今回は人生相談されたので考えます。初の試みやな…

今まで情熱を傾けてきたものが急につまらなくなってきたんだけど、どうしたものかという話をする機会がありました。

確かに思い当たることがあって、今まで仕事や趣味に情熱を傾けてきたことが急に面白くなくなる。モチベーションがスッとなくなっていく。

そういった例も、自分や周りを含めてあったなと思います。

私の周りでは35歳くらいから40歳くらいの時が多かった気がするんですけど、まあ、中年期の危機がこのくらいの時期に起こるということなんでしょうね。

なぜ、今まで情熱があったものが面白くなくなるのか、いくつか理由はあると思います。

原因がわかれば、対処の方法はあるはず。つらつらと考えてみます。

今度、友達とあった時に話せるようにしっかり頭を整理しておきたいので書いておきます。マジでメモやな…

構成考えずに音声入力してるだけですから、みなさんのお役に立たないことは間違いないです…

なぜ、情熱が死ぬのか

理由はもちろん1つでは無いんでしょうけれども、原因の1つは進歩を感じられないことは大きいんではないでしょうか。

前より理解が深まった。できることが増えた。そういうことが一切なしに仕事も趣味も続けるのは苦しい。

進歩を感じる事は難しくなります。

特に自分が今まで打ち込んできた仕事であれ、趣味であれ、習熟すればするほど、進歩することは難しくなっていく。やれることをやっていますしね。

伸びしろが小さくなると言う事ですね。これはどうあっても避けがたい。

ライフステージの変化も大きいんでしょうね…

仕事の責任も増える、家庭でなすべきことも増える。家庭環境も変化があるでしょう。

離婚したり、子供に手がかからなくなったりもするでしょうし。結婚が遅かったらそれこそ、子育て真っ最中だったりもするかもしれない。人によっては介護もしていくことになるでしょうしね。

独身であっても、同世代の友人と気軽に会うことも難しくなる。

家庭や仕事でも役割も変わる。

現場にずっと立ってもいられなくもなったり、家庭があれば、家庭での居場所も若い頃と変わらざるを得ない。仕事だとプレイヤーからマネージャーになったりしたら、またスキルはゼルになりますしね。

マネージャーになることが成功とも限らない。会社にいるなら昇進ではあるわけですけれど。

めちゃくちゃ有能なプレイヤーだった人がマネージャーになった途端、燃え尽きたりすることなんてよくある話ですもんね。

若い時ほど体力はなくなる。

体力がないというのは可処分時間が減るということです。

そうなるとどうしても投下できる時間が少なくなる。

となると当然、進歩することは難しくなりますね。それどころか、維持することですら厳しい。

人生、無理ゲーですね…

そして、他者と比較すると苦しくなっちゃいますね。自分の若い時と比較しても苦しい。できなくなることは増えるわけですから。

今までを振り返ることが多くなった時に誰かと比較することも増えるでしょうし。過去の自分も今の自分から見たら他者ですしね。

上を見ればキリがない。

使える時間が減ってくることに加えて、体力が衰えると言う事は、当然、集中力も衰える。

趣味にしても仕事にしても時間あたりの効率も落ちてきてしまう。進歩することもは難しくなる。

そして、はっきりと終わりが見え始める年齢なのかもしれません。

自分の人生の終わりが見える。

絶望は可能性が固定されることだから、絶望が忍び寄ってくる時期でもあるんでしょうね。

やってもこんなもんだろう。少しでもそういうことが頭によぎると楽しさはなくなっていく。

そして、自分がどうあっても誰かに追いつくことができない。そう思ったときにはしんどい。

熱中できるものがあればいいですけど、ずっと熱中するのが難しくなる時期だと、誰かと自分を比較するのは仕方ないことではあると思いますけどね。

楽しかったことが、楽しくなくなる。こうやって情熱は死ぬのかなと。

情熱が死ぬということは、結局のところ主体性をなくすということ。

このことについては、今までも考えてきました。まあ、でもやり方はあるんではないでしょうか。

どうするか

出来ることは何かと考えると、やり方を変えることでしょうね。生老病死は避けられない。

衰えをなくすことはできなくても、違うことで補うことは出来ます。

使える時間が少なくなるのであれば、効率を上げることで対応出来ることもある。

新しい技術を学ぶこともそうですけど、誰かに習うのも突破口の一つですね。

自分が教える仕事をしてることもあるんですけど、1箇所改善されるだけでも他が劇的に良くなることって結構あるんですよね。

ボトルネックがパフォーマンスを規定するというやつですね。

なので、お金で時間を買うと思って、いろんなところに勉強しに行ったり、習いに行ったりしましたね。

これは自分には効果がありました。

進歩を感じられない時というのは、自分の今までのやり方でなんともならないということなので。

真面目に自力で突破してきた人ほど、燃え尽きてしまった人も多いように思います。

男性は特に孤独な傾向があるような気がしますね。まあ、私の周りがそうなだけかもしれませんけど。生きるために必死で仕事してきたからというのもあるのかな。

仕事でも趣味でもいいんですけど、誰かと交流することは大事じゃないですかね…

視点を変えることでヒントが得られることもあります。行き詰まっている原因は自分だけでモチベーションを保てなくなってることでもあるわけですからね。

あと、モチベーションって伝染するものですよ。面白がってる人のそばにいるのはモチベーションもらえますね。

環境を作る工夫が大事になってくる。年齢を重ねると自分の中のエネルギーが減ることは間違いない。

でも自分と同じ悩みを持つような人たちがいると、解決策が見つかったりもする。一人で解決するのが難しくなるのがこの年代の特徴なのかもしれないですね。

モチベーションがなくなるのは、自己効力感がなくなることでもあると思うんですけど、仲間を助けたりすることも出来る。それは嬉しいことですしね。

仲間の進歩は自分の進歩。私はそうやって定義したのは人生で最も良かったことの一つですね。永遠に進歩出来ますもん。死ぬその日まで。

仲間が進歩するのは強力にモチベーションを回復します。それどころか、内部のエネルギーは尽きても、外からのエネルギーは尽きることはない。今思えば、私の師匠はそういう人でしたね。

TakerであるよりGiverであろうとした。

私はそうやって乗り切って来てますかね。やー、本当ずっと真似してるんですね。ありがたいことです。

視点をずらすことは大事。動けなくなっても、最後まで絶望しないと思います。

リフレーミングすることで、主体性を維持している。

仕事や家事などでしんどいことがあったりする時には、その定義を変えたりするのも効果がありましたね。

解決策が見いだせないものは特に楽になった。解決策が見えないということは続けるしかない。で、あるならば、辛いことを辛くないことに変換する。

KPIを変えるというか。試行回数を一番にするとか、今までとちょっと変えてみる。それだけでも退屈を遠ざけることができる。

料理するのがしんどい時があったんですけど、道具を使うと定義を変えたら、苦しさは減らせた。

何かがうまく行ってない時に情熱を持ち続けるというのは難しい。

小さなことが解決されていればいるほど、うまくいく可能性は増せますよね。情熱を保つためには、そのためにいろんなことを解決しておく。

やる気は限界があるリソースだから、再生産出来る仕組みを徹底的に考えておくと良いのかなと思います。

趣味であれば、そこから離れると面白く無くなってしまうことはある。

パッド研究会に参加してくださる方、昔はバンドをやっていたり、DJやっていたり、ビートメイクされていた人、結構多いんです。

あ。記事は更新してないのですが、パッド研究会オンラインのみでやっています。無料です。

一日千秋じゃないけれど、また、やってみたいなと思っても再開するのが難しいことは確かにある。

どんな好きなことでも間が空いてしまうと、今の状況に追いつくのは難しくなりますよね。だから、そういう集まりに参加するのもいい。少なくとも強制的に時間は取れますしね。

パッド研究会やってよかったなと思うのは、その人のワークフローにあったやり方でビートや1ループ作るまでやるんですね。

1回でも成果物作ったら、それを拡張すれば一曲作れますし、一度作ったことがあれば、工程はわかるから、15分でも何かは出来る。

今日はプリセット聞いてみるとか、ドラムだけ作ってみるとか。

一日30分しか可処分時間がないことは、この年代だったら不思議じゃないと思うんですよね。自分のために使える時間に、自分が好きなことで進歩を感じられるようにする。

育児、家事、仕事、介護、闘病。あらゆることが音楽を続けるのを難しくする。自分が好きなものに没頭するのは難しい。

でも、分割して、少しでも進歩出来たら、情熱は保てることは多いと思います。音楽に限らず、どんなことでも共通するんではないでしょうか。

近くに集まりがなかったら自分でやってみたらいかがでしょう。

知識のあるなしなんて別に気にしなくていいですよ。やっていれば知識も付きますし。

知識がない人であれば、知識がない人の視点に立てる訳ですしね。初心者に優しく出来るのはそれだけで貴重なはずです。

リアルでやるのが難しかったら、それこそYouTubeLiveでもできるかもしれない。交流はちょっとというのなら、ブログもいいと思いますよ。

パッド研究会は大変ではありますけど、やってよかったですね。ブログと同じくやってよかったことです。

大変なこと以上に自分が学び、モチベーションもらえてますしね。本当、皆さんに感謝です。

自分で仕事をやっていると、一番最初に自分の時間を削ることになってしまいますし。

仕事ばっかりで生きて来た人は、仕事人以外の時間を持つことも大事ですね。まあ、簡単に出来ないことはよく分かってはいるんですけど…

自分も全然出来てないんですけどね。休むのは本当に大事。

自分じゃなきゃ出来ない仕事なら、なおのこと自分が回復してからやったほうが良いじゃないですか。いい仕事をしたいならなおさらね。

これ、昔、自分が休むことが出来ないと狂ったように仕事してた時に別れた奥さんに言われたセリフですけどね。マジでそうだったなと…

仕事がうまくいかなくなるどころか、家庭もうまく行かなかった人生のベテラン(物は言いようです…)からのアドバイスですよ。フフフ…

疲れている状態では楽しむことが出来ない。

楽しむことが出来ないって、主体性を失っていくことでもありますしね。動けない、だるいって時は休むことがベストなんですよ。ほとんどの場合。限界を越えると大変ですよ…

体力的には大丈夫でも、精神的な疲労は数年単位で回復に時間がかかったりもしますしね…

休むことが大事な一方で、体を動かすことも大事だと思いますよ。

若い時のようにもちろん劇的に進歩はしないですけど、マジで筋肉はある程度のことを解決するのは事実なんですよね…

体力があれば、集中力も維持できるし、可処分時間も増える。

ケトルベルはおすすめですよ。1分でも家でも出来ますし。

運動は抗うつ効果ありますしね。男性だったらテストステロンレベルを上げることにもなるし、睡眠の質を上げることにもなるわけですし。

あと、なんだろう。食べ物は大事ですね。

仕事のための餌みたいな感じで飯を位置づけている人も結構多いと思うんですけど、ダメージは後で結構来ますよ。ソースは自分です…

得体のしれない不安感とか、栄養状態が改善されるだけでも結構楽になることありますしね。

30歳超えたらサルコペニアは始まって、筋肉は年に1%は失われていく。タンパク質の摂取量増やせば、それだけでもアナボリックになるわけですし。私は楽になりましたね。

うーん。あとはなんだろう。

これくらいの年になると、大分生きることにも慣れるというか、面白さを感じるのは難しくなりますよね。

疲れずに出来ることも増えるわけだから、悪いことばっかりではないですけれど。

だから、ちょっとした工夫をする。

馴染みの飲み屋とか飯屋に行くことも良いですけど、ちょっと違う店に入ってみるとかね。入浴剤を変えてみたり、ほんのちょっと自分がやってみないことをやってみる。

時間がなくても、それだけでも閉塞感は無くせる。

面白さを感じるためには、学び続けること。

そして、刺激を受けることが大事なのはみんなわかっている。

ですけど、実際、仕事や家事で疲れ果ててる時にそれは難しいですよね。

だから、本当にちょっとだけ無理がない範囲で変えてみたらどうでしょう。

日常で少しの楽しみを見つけるように考えることも大事ですかねえ。自分の機嫌を意識的に取る努力はした方がいいと感じてます。

友達には会いに行ったほうがいい。40も超えると、会えなくなる人間も増えますしね。二度と会えなくなると後悔はしましたね。話が合わなくなることはあるけれど、それでも、私は会った方がいいと思います。

自分がどういう人間だったか思い出す良い機会になるかもしれませんよ。

自分が死ぬことはリアルに想像できたけど、友達が死ぬことは想像もできなかった。和解もなかったですけど、音楽を最後まで手放すものかと決意を新たにできたのは、まあ、良かったことですね。

無理ない暮らし、マジで難しいですね.…本当、歳を取るごとに生きることは難しくなる。

人生、難しいですけど、最後まで楽しめることなくさずに生きたいですね。

なんとか情熱をもって生き延びましょうね。いいアイデアあったら是非教えてください…

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