Neural DSPのArchetype Cory Wongはクリーントーンが素晴らしくて最高

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ライブはやらなくなって、PCベースに移行して久しくなりました。今のモデリングは精度が高くて素晴らしいのですが、クリーントーン、クランチはやっぱり真空管アンプのほうがいいなと思っていました。

ギターフレンズのレンさんに、うりなみさん、こういうの好きでしょうと紹介していただいたんですがドンピシャでした。

Cory WongはVulfpeckの活動で有名なギタリストですね。彼のエフェクトやアンプをモデリングしているんですが、ファンク的なギターを弾く人には嬉しいプラグインでした。

いいところを紹介します。こういうサウンドが好きな人はもう買っておけと言いたいです。他に替わるものがないタイプのプラグインです。

卓直結のサウンドのモデリングがある

どえらいマニアックですね…

80年代ファンクギターなんかだとアンプを通さずに卓直結のサウンドがあります。プリンスなんかのパキパキのサウンドをイメージしていただくとわかりやすいですかね。

プリンスだけじゃなくて80年代のBoogieなんて言われるジャンルのギターなんかもそうです。

ZappのRogerもそういうサウンドですね。

これ、意外にPCで作るのは面倒くさいんです。DIでPCにつないでも当然そういうサウンドにはならない…

でもArchetype Cory wongは簡単にできます。

おそらくモデリングしてるのはSSLだと思いますけど、非常に使いやすく出来てます。

CompはアタックがSlowとFastの切り替え。ハイパス、ローパスもあり簡単に音作りできる。

ギターアンプと近い感覚で作れます。これは大きなメリットです。

Arche type Cory wongはパラメータが絞ってある分SSLより使いやすい。ゲートつかっていろいろ出来るので、SSLを使う意味がなくなるわけではないんだけれど…

SSLと比べると一目瞭然ですね。

SSLもシンプルだと思いますが、EQからコンプに送ったりするルーティングや、EQがどのポイントかというのは全く知識がないと途方にくれるんではないでしょうか。

サイドチェインなんかは知らないと戸惑いますよね。一方、Archetype Cory wongはギターアンプと同じ感覚で音作りできるので迷うことないと思います。

こういうクリーンサウンド、意外にプラグインにはないんです。

クリーン系だと必要ない空間系が入っていたり、DIだけで出力しても卓のサチュレーションが乗らないからか全然うまく行かない。無駄にステレオだったり、求めるものがなかなか無かったりしました。

なので、SSLをAbletonでRack化して使っていたんですが、これでルーティングがシンプルにすむので助かります…

ちょっとブルージーに弾いていますが、ピッキングの感じなんかはっきりわかりますね。コンプもらしいかかり方がします。こういうサウンドが欲しい人にはたまらないのでは。

動画ではスラップしてるところなんか非常にらしいかかり方してるのがわかるんじゃないでしょうか。

いいですよねえ…

こういうサウンドがほしいときはArchetype Cory wongばっかり使ってます。

私がやるジャンルがファンクやジャズ・ファンク、ヒップホップが多いということもありますが、過不足ないんですね。いくらたくさんプリセットがあるものでも、ジャンルや作りたいものに合わなかったら視認性も悪くなるだけですし。

他の2つもクリーン系統に強みがあります。

Clean MachineはJCのモデリング。クリーン系に振り切った作りですね。

JCも状態いいものモデリングしてるんでしょうね。カッティングしてもシングルノートをミュートして弾いても嫌な感じのトレブリーさはない。

とかく嫌われがちなJCですが、ファンク系だとAl Mckayなんかも昔はJC使ってましたしね。いいところ狙ってますよねえ。

The Amp snobというのは調べてみるとDumbleのモデリングみたいです。Dumble一度だけ弾いたことがあるんですけど、めちゃくちゃあたりのFenderアンプみたいな感じでした。

スイッチを推すと真空管が点灯する。Driveで歪ませられる

フェンダーのアンプは大好きですけど、ブラックフェイスのツインなんかだとボリュームちょっと上げたら歪んでしまう。Deluxe Reverbもそうだし、フェンダーのアンプは基本そうですよね。

カッティングするんなら銀パネのツインみたいに歪まないアンプがほしいですけど、あんまりモデリングもされてないんですよね。

歪みにくいけど、クリーンでカッティングに向いているサウンドというのは嬉しいですね。

Ableton LIVE suiteに付属しているAmpは銀パネのTwin Reverbのモデリングがされている。動画あり。

Cory Wongの機材

ワウとエンベロープフィルターがある

アンプのモデリングは2つ(DI含めると3つ)しかないのに、ワウとエンベロープフィルターがあります。

これでチャカポコ言わせて遊べますね。

まあ、エンベロープフィルターもワウと同じようなものなんで、ファンク的な表現できればいいという割り切りなんでしょうね。素晴らしいです。まあ、これ買う人はファンクやりたい人だから問題ない。

エンベロープフィルター、効きが良いです。ノイズとも無縁だし、楽でいいですね。

コンプも2種類あって、EGOコンプのモデリングですかね。こっちはギター用なので、もっとパコパコかかります。よくかかるんだけど下品になりすぎない。今っぽいですね。

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こういうの、ミックス用のコンプでは作りにくいですよね。ギタリスト以外はちょっと作りにくい音色もこれなら簡単に作れますね。

Dynacompとかに比べるとキメが細かいのはわかるんではないでしょうか。こういうエンベロープフィルターとコンプ合わせたようなサウンドがこれだけで出来ます。お手軽ですねえ…

ミニハムバッカーのギターで弾いてもこんな感じになる。シングルコイルPUだともっとらしくなります。

コンプはBlendがあるので、当然パラレルプロセッシングができます。めちゃくちゃアタック潰しても原音残せるのは今っぽい。持っていきたい音に簡単に持っていけます。

エンベロープフィルターもかかって気持ちいいところの範囲に設定されている。原型とどめないような飛び道具サウンドとは違って、フルにしても使える範囲の音です。気持ちよく弾けます…

エンベロープフィルター、シングルノートで使っても気持ちいいです。また、動画を撮っておこうかな。

ワウが素晴らしい

ノイズがない上に、ファンク的なカッティングする時に気持ちいい位置にかかってくれます。機材のリストから判断すると、Fulltoneのワウのようです。

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MIDIマッピングも簡単です。iRigBlueBoardにエクスプレッションペダルをつなげて使ってますが、美味しい位置に設定されているので、実機のように噛み合わせを変えたりといった調整しなくてもそのまま使えます。

正直、これ単品でも売り出してほしいくらいですね。実機はどうしてもガリがでたり、ポッドがおかしくなるから、プラグインでほしい。シャフトが折れるものがあったり、引っかかったり、機械部分があるものはどうしても悪くなるから仕方ないんですけど…

ワウ、今までに多分30台以上は買ってきたと思うんですけど、ノイズの少なさやコントロールのしやすさ考えるとベストかなと思います。実機は使わなくなっちゃったな…

本当、ワウはノイズの塊なんで…

購入したものの、Arche type Cory wongに出番を奪われることになった…
実機のワウのふみ心地にしたいなら、これが多分一番。レンさんに東京から引っ越す時にもらってもらいました。マルチもいいんだけど、足元をスッキリさせたかったので…
現在はirig BlueboardにXVP-20をつなげてエクスプレッションペダルとして使ってます。
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追記:2022/04/02

アンサンブルで使ってみました。ファンクフレンズでもあるMeguさんのレコーディングで使ってます。

クリーントーンはDI Funksoundの方でコンプ軽く。ワウの方はDumbleのモデリングでEgo compのモデリングの方を掛けてます。軽く潰してますが、パラレルでやってるので今っぽいサウンドになりますね。

ワウはMIDIラーンさせて弾いてますけど、こうなると実機との差は感じませんね。

レイテンシーが気になるので、スタンドアローンで立ち上げて、TotalFXでルーティング変えて録音してます。DAWで立ち上げるよりレイテンシー詰められるんですよね。RMEはこういうところがいいですね…

スタンドアローンはレイテンシーが詰められる

どんな高機能なモデリングアンプでも、レイテンシーがあったらまともに弾けない。そうだったら悲しいですが、気がきいてます。

最大16サンプルまで詰められます。スタンドアローンだと感覚的にはハードのアンプシミュレーターを使っているのと変わらないくらいですね。

モデリング長いこと弾いてきたんで、レイテンシーがあるのに対応した弾き方も出来るようになったんですけど、まあ無用な技術ですよね…

そんなことせずとも設定変えたら違和感感じないレベルまで追い込める。

これだけレイテンシー詰められると不快さはないです。ハードシンセでも実際レイテンシーはありますしそのレベルまで詰められます。

ポイントを押さえた空間系

エフェクトは少ないんですが、ポイントを押さえてます。

コーラス、ディレイ、リバーブとある。ディレイはBBDのディレイのモデリングなので、耳障りな感じがない。ハイ落ちしてくれるんで、無駄にきらびやかということもないです。こういうのが欲しかったのよ!

アンプのモデリングは良く出来てるのに、エフェクトが無駄にステレオイメージが広かったり、ハイがですぎたりしてると、一気にこれじゃないという感じになってしまう。スペック上高品位というのではなくて、音楽的に高品位なものがほしい。

それがちゃんと出来ている。すごいですねえ。

ディレイもシングルにも切り替えられるので便利。ミックスでギターは左右にパンをふることが多いじゃないですか。よくわかっている。

ファンクなんかだとギター単体がステレオディレイで使うことは少ないと思います。

リバーブはStrymonのモデリングでShimmerもあります。Shimmerを切れば高品位なリバーブとして使えます。気が利いてるのはローパスもハイパスもあるので、ミックスする前に整理したサウンドを作れますね。

StrymonのBigskyのモデリングじゃないかと思います。というか、まんまですよね…

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Ver2にアップデートした際にコーラスが加わりました。下品じゃない感じでさらっと掛けられます。JCっぽい感じもするんだけど、違うかもしれません。

他のプラグインだと、全く使わない空間系もあったりしますけど、ファンク系統ならこれだけあれば十分。フェイザー、フランジャーがあればなお良いかもしれないですけど。

と、いいところを書いてきたんですが、デメリットもあります。

負荷はそれなり

本当に高品位なクリーンサウンドなので負荷はあります。

私が使っているのがMBP2017の全部載せという古いやつなのもあるんですが、DAW立ち上げて録画するとファンが回りまくってますね。

Ver1のときはAbletonを巻き込んで落ちることが結構あったのですが、Ver2になって安定したように思います。

まとめ

アンプシミュレーターは、クランチからクリーンは苦手な時代が長かった。

Ampitubeも4で急激に良くなった。5になるとアンプもありだし、プラグインもありと感じるようになりました。本当に時代は変わりましたね…

Arche type Cory wongはクリーントーンに絞ったプラグインで、人によって向き不向きはあると思うのですが、自分がやるジャンルならクリーントーンは全部これで事足りる。面倒なことがなくなりました。

クランチからクリーンはAmplitubeと使い分けてます。Biasは全然使わなくなってしまった。

実は銀パネのツインは持っていて、友達のところに預けてあるんですね。

ですけど、この2年間使うことはなかった。CELESTIONに換装して好みのサウンドにしたんですが、Arche Type Cory Wongがあれば十分だった。

アッテネーター使ってアンプを鳴らすにしても、部屋でいい音で録るのは難しい。

うるさいアンプですし。ノイズの問題もある。ビンテージのアンプですしね。これだけは手放せなかったけど、もういいかな。

真空管もRCAのデッドストックなんか買い集めたんですけどね。ちゃんと使えるようにするのに維持代もすごくかかっていた。あとめちゃくちゃ重い。運ぶたびにぐったりしてました。

エフェクターもノイズの問題がある。今や自宅という環境で録音中心にやっていることを考えると、これで十分だとなりました。

自宅でレコーディングしたら、アンプとエフェクターよりプラグインのほうが好みの音になりますね。

練習にも使っていますし、レコーディングでもクリーントーンはほぼこれ。

出来ることが多いプラグインとは違いますが、ハマる人にはハマると思いますよ!

Neural DSPのArche type Cory wongのページ

追記:2022/04/02

レンさん情報で、Neural DSPのQuad Cortex上でプラグイン使えるようになるかもしれないというの聞いて、ハードはもういいと思ってたけど、対応したら買います。レンさんのおすすめはハズレがないので、気がついたら恐ろしい金額買ってしまいそうです…

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アンプ買うより全然安いですしね。

これだけのアンプとエフェクター実機で揃えたら100万じゃ利かない。

レコーディングいく時にアンプ持っていくのなんか、今や出来ないですし。SSLのSix,クリーンサウンドに使えるし、買おうかなと悩んでいたんですけど、こっちのほうが優先順位は高い。

正直、自分が作ったりミックスする曲は、ギターの負荷が減らせたら全然今のPCでも行けるんですよね。ベーシックなプラグイン多いのもあるし。

追記:2022/03/31

実はレンさんに勧められて、Neural DSPのTone king Imperial mk2も購入してしまいました。ややクランチ、ブルース的なもの、ジャズ的なものはこれで足りそう。とんでもなかったです…

追記:2022/07/12

ベースのプリセットも入っています。DIを模したものなんかはそのままベースにも使えますね。80、90年代的なローをそんなに出さない腰高な感じのベースも簡単に作れます。

ベースアンプだとファットになりすぎる場合なんかに便利に使えるのでは無いでしょうか。

たくさんのことができるプラグインではないですけど、ハマると無茶苦茶便利ですね。

追記:2022/07/21

ギターとベースを両方ともArchtype Cory Wongで弾いてみました。自分がやるジャンルだと、これでギターもベースもことたりちゃいそうですね…

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