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無理なく音楽を続けることを考える

無理ない暮らし
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無理なく音楽を続けることを考える

ここのところ、無理なく音楽を続けることについて考えている。

荷物を減らすことについてもそうだし、PUSH勉強会を立ち上げたことについてもそうだ。

このブログは生活ブログだ。

80%くらいがAbleton PUSH2やAbleton Liveの記事であっても、これは、自分が無理なく生きられることを考えるブログ。軸はあくまで自分の内面である。

なので関心がある記事の分量が増える。

一番関心があることが、やはり音楽。そして演奏することということが重要だからだ

それが自分の生きることと関わっているのだから仕方ない。

音楽を続けることは困難が多い

音楽を続けることは難しい。痛感せざるを得ない。

歳を重ねるごとに使える時間は少なくなり、学ぶスピードも遅くなる。

実際、生活があって新たなことを学ぶのは大変だ。

仕事があれば、仕事で時間をとれないときもある。

家族がいれば、家族を優先しなければいけないこともあるだろう。

健康を害すかもしれないし、職を失うかもしれない。

多分このブログを読んでくださる方は、自分と同じ仲間なんだと思う。

音楽を生活の一部にしたい人たちということだろう。

ここでも、少し考えた。

自分の幸福と関わるコミュニティがあれば、その知恵や技術も融通出来るので生きやすくなるのではないか。

音楽を一人でやるのは難しい。

学ぶことが増えた。

Ableton Liveのマニュアルは800Pを超える。とても気軽に読める量ではない。

マニュアルが読めたら、使えるようになるかというそうではない。

PCベースである以上トラブルの原因を特定するのは難しい。

音楽を続けられるようにするにはどうすればいいか

まずは、コストを下げることだ。

こんなサイトをやっているから、機材が好きと誤解されそうだが、自分は機材が好きなのではなくて、音楽が好きなのだ。

一人でも音楽を出来るということで、たどり着いたのがAbleton Liveであり、Ableton PUSH2だったということだ。

一人で出来るということは、一番コストが少なく音楽を継続できるということだ。

コストは究極的に、時間のコストと言っていい。

金銭的コストは、結局時間を使えば、金銭には変換できる。が、金銭で時間を買うのは限界がある。

自分も情報がなくて、苦労した。だから、こんなブログを書いたり、動画を作ったり、勉強会を始めた。

生楽器の場合は学べる方法も多いし、人口が多い分、続けることは難しくない。

憧れのプレイヤーを見つけるのも簡単だ。モチベーションも保ちやすい。

翻ってAbleton PUSHはどうなのか。難しいと言わざるを得ない。情報の多くは英語だ。

トラブルがあった場合、現状では解決は難しい。音楽をする行為にたどり着くまでに時間があまりにも掛かる。

使える人がそもそも絶対的に少ない。

もちろん、トラブルをAbleton公式の情報で解決することが理想だが、それはどうあっても無理だ。

個々人の環境はあまりにも違うからだ。いくら公式の情報が充実しても限界がある。

サポート時間外もあるし、仕事で日をまたぐような働き方をしている人が、ネットで調べるか?

そんな余裕はない。

続けられる環境を作る

結局、これになるだろう。出来る人に習うことが簡単に出来るようにする。

必要がなくなった機材を処分することが出来れば、コストは減らせるだろう。自分が使わなくなった機材を交換できるのも良いだろう。

機材の貸し借りなんかも親しくなったら出来るようなっても良いかもしれない。

購入前に丸一日使える人とスタジオに入って基本操作の説明を受けられるようなサービスはあってもいいのではないか。

ギャラをPUSHとSuite合わせた分の10%とか。

自分はそういうサービスが欲しかった。

買って操作を覚えてというのは、音楽をする行為まで遠い。

Ableton Liveがすぐ使えていたら今はもっといろんなことを出来ていただろうと思う。

実際、買ったものの使えないとか、ほとんど博打だ。

不健全に思える。

自分が使える状態になってから、購入するのがいいのではないか。

デモ版があるから出来るというのは、多くのユーザーのレベルを勘案していない。

社会人がデモ版をダウンロードした。業務が繁忙期に入ったとする。

30日で機能の概要を理解できるか?

無理だろう。

Spliceみたいなものが出来たのは当然だ。

問題はコストだ。

コストを減らす工夫はまだ出来るように思える。

知識に関してはおそらく時間が経過するごとに障壁は減る。

自分がどれだけ続けられるかわからないけれど、ブログを書くことで、障壁も少しは減らせると思う。

PUSH勉強会で使える人が増えたら、その人達も発信するだろうから、学びやすい環境は作られる。

だが、それだけで続けられるのか?

いや、そうではないだろう。

もちろん、誰とも関わらず、音楽を続けたい人もいるだろう。

そういう人はいい。

DAWの習得コストは高い。

スタンドアローンではないPUSHはさらに難しい。

で、やはり、仲間を作ることが大事なわけだ。

誰かが、使えているというのはモチベーションになるはず。

楽器として使えている人がいることは、励みになるはず。

使えるというのが分かれば、モチベーションは維持できるはずなのだ。

スペカンさんみたい叩けるとかといったらそりゃ叩けない。

でも、Ableton PUSH2ってこんな事できる楽器だとわかったらやってみようという人は増える。

憧れのプレイヤーは必要だ。そうなろうとする気持ちがモチベーションになる。

もう少し頑張ろうかとも思えるのではないか。

Ableton Liveは一人演奏できるコストの低さも魅力ではある。

プレイヤーは仲間が必要だ。一人でも楽しいが、二人ならもっと楽しい。

こういう場所は作れるといい。

音楽の嗜好はそれぞれであっていい。

Ableton LiveやPUSHを使う人が多くいれば、その中でそれぞれの好みにあった人たちで音楽をできるかもしれない。

モチベーションを高めるのに必要なのは、面白がっている人だ。

これに関しては自分は一番適任だろうと思う。

熱狂は伝染する。実際、使えるようになったら本当に面白いのだ。

面白さについてならいくらでも語れる。

コミュニティを盛り上げるような設計が必要だと思う。リアルとネットの両輪が必要なはず。

地方の情報格差はある。

個別の問題解消はPUSH勉強会。これは続ける。

これも、いずれネット配信とか考えたほうがいいのかな。

作るまでの流れが全部見えたほうがいいのはぢゃぽんさんとの勉強会でよくわかった。

PUSH勉強会は、お茶代だけで出来るようになった。習得コストを下げる試みとしては悪くないはずだ。

一日では使えるようになるところまで持っていくことは出来るようなノウハウが出来てきた。

やっていくうちに自分も習熟するだろうから、もっと効率良く出来るようになる。

自分に知識があるのは、Ableton LiveとAbleton PUSH2。これに絞るか。

パッド研究会からシフトする時期が来たのかもしれない。より、Abletonに絞った形にするように動くことにする。

コストを下げる試みに関しては、他の人の知恵も借りる。

ぢゃぽんさんが、公共施設で机が使えるようなところも教えてくれた。

自分一人で出来ることなどたかがしれているのだから、色んな人の力を借りることだ。

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