950記事目。1,000記事まで後50記事。
2017年スタートで休止期間があったものの、随分長命なブログになりましたねえ。
YouTubeは当初ブログの動画置場だったんですけれども、昨年(2023年)の10月にひょんなことからライブ配信したところ、ご覧になってくださる方が思いの外多かったので、YouTubeにも力を入れていくことにしました。
つい先日、登録者数が500名を突破しました。ありがとうございます。
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ブログをご覧の方で、登録がまだの方は是非ご登録ください…
ブログも随分と下火になってしまって、この『無理ない暮らし』を開始した頃にくらべるとブログをやめてYouTubeに移行された方も多かったと思います。
どちらかに絞るか?
ブログとYouTube、両方ともやるとなるとかなり負担は大きいのだなと実感しました…
コンテンツを作るという意味では同じですけれど、下準備、編集などに時間がかかる事を考えると、動画は量産するのが難しい。
でも、私の場合は両方やるのがいいという結論になりました。パッドは動画のほうが説明が簡単ですしね。
コードワークについては、ライブ配信でパッドについては基本的なところは話したので、もう終わりにしてもいいのかなと思っていたんですけどね…
4回見たら、64パッドでコードに関してはテンションがあるものまで含めて弾けるようにはなるはずです。
まあ、でもやってみたら当たり前ですけど、動画のほうが理解しやすいとか、こちらの作るコストが低いものはある。
動画のほうが習得コストが少ないものは動画にすればいい。単純な話です…
そうなると、動画はパッドや操作系、文字にするのが難しい情報の量が多いものをやっていくことになると思います。
出来るだけ、作るときのコストを少なくするシステムは出来ましたしね。
64パッドのコードワークやスケールをやろうと思ったのは、自分が演奏能力をかなり失ったからです。
悪い手でもパッドなら演奏出来ることは結構あって、これはなかなかいいなと思ったんですね。
ギターも鍵盤も弾けはするけれど、出来なくなったことは多い。
そして64パッドでの演奏を考えていくうちに気づいたわけです。
あれ、これ、鍵盤が出来ない人や、メイン楽器が鍵盤以外の人、あるいは楽器をやったことがない人にはすごくいいのでは…?と。
手が悪い人でもなんとかなるのは自分が手が悪いからよくわかりました。
パッドは演奏をすることも出来るし、ハーモニーやスケールを学ぶことも出来るなと。習得コストが低い。
移調も簡単ですし。ホーン奏者にも向いている。
譜面が読めない人でも、手形を覚えればああ、こういうこと言ってるのねとわかったら、音楽続けられるかもしれないじゃないですか。
耳がめちゃくちゃいい人なら聞いたものを分析してああ、そういうことねとなるでしょうけど、譜面読めないと厳しいですよね。
メイン楽器がある人が別の楽器を覚えるのも厳しい。
10代を超えていて、可処分時間が少ない人がジャズやブルース、ファンクやソウルを出来るようになるかというと、多分厳しい。
自分が好きな音楽をやる人口が増えたらいいなというのはずっとあったし、いいなと。パッドなら出来ます。習得コストは他の生楽器に比べると相当低いですから。
そして、パッドは理屈の理解は極めて簡単です。コードやスケールの理解、アドリブなどの方法論が譜面無しでわかる。
コードやスケールがわかったら、ああ、こういう可能性が高いよなとか、コピーも楽になる。
理論書に書いてあることが、ああ、こういうことねとさっと理解できたら、幅は広がりますよね。パッドなら出来るなと。
スケールでいうと、チャーチモード、手形で瞬時に認識出来る。いくつかの形を覚えたらそれを変形させたら難しいことはない。
耳で聞いたらわかるし、Kenny Barronボイシングなんか譜面読めない人はおそらく到達出来ない。でも、パッドで視覚的にわかったら、なんてこと無いですよね。
Kenny Barronボイシング、パッドなら秒でわかる。
— うりなみ (@urinami) November 16, 2023
5度でスタックしているというのが視覚的に認識できるから。
パッドで説明するのも狂気だと思うけど、やっておけば誰かが進めてくれるだろう。
これだけでもメリットを理解できる人は一発でわかるはず。 pic.twitter.com/PIZgrwTDOJ
どんな状況でも学ぶことは出来る。そう思って生きてきました。B.B Kingが、学ぶことが素晴らしいのは誰にも奪われないことだって言ってるんですけど、字を読むのがきつくても、手が悪くても、音楽を手放さないことは出来ると信じています。
『無理ない暮らし』というコンセプトにも合致していますしね。
譜面が読めなくても、手形が分かればコードやスケールは理解できて、使えることが出来るという形を突き進められたらいいですね。行けるところまでは。
まあ、譜面読めるようになるようなものは作りたいと思いますけどね…流石にフレーズなんかは覚えられる限界があるでしょうから。
なくても行ける間は最小限にしたいです。
パッドでスケールやハーモニーのコンテンツを作る人は多分私しかいないですし。パッドでブルースやソウル・ファンク、ジャズやR&Bを演奏するのは夢がありません?
アメリカではなく極東の島国でパッドでブルースやファンク、ソウル、ジャズを出来るパッドプレイヤーが出てきたら。
片手で演奏できるし、DAWと組み合わせれば音楽も作れる。
未来のブルースはパッドで生まれるかもしれない。そう思ったらまだ踏ん張れる気がします。
これなんかは、字幕も結構いれたんですけど、内容的に高度だからあまり見られてないですね…
ただ、ある程度ジャズ的なものやゴスペルのパッシングコード、トライトーンサブなんかわかると、ああとなると思います。
4和音の転回型を手形で認識できて、音でも認識できたら聞いたら、ああ、これはこのインバージョンねってわかるようになりますし、いろんなことがつながるので…
パッド以外の楽器をやるひとも、これは便利とイメージ出来るんじゃないかと。鍵盤がメイン楽器でない人が自分の楽器に活かせるようなこういうものはやっていきたいです。
本当は体系的に作れたらいいんですけどね…ただ、もう無理は出来ないですね。
自分の体力的な問題や、使える時間を考えつつコツコツやっていきたいです。
最終的にはKindleで作って、動画のリンクを貼る形にすれば譜面や字を読むのがしんどい人にも楽しんでもらえるかな…
ブログと動画の棲み分け
当初は、動画でやったことは出来るだけブログにも記事を書くと言う方針でやってきたんですけど、まあ、90分喋って演奏した動画を全部記事にするのはきついですね…
初めは要約なんかも作っていたんですけど、流石に厳しいです…
ライブ配信で出来るだけ、まとまったテーマで話すことにしました。
その補足に記事を書いたり、動画を作ったりするという方向で行こうと思います。
それなら、復習するときも楽だし、ライブ配信見られなかった人が少ない時間で見ることも出来る。
効率考えるとライブ配信でパッド触りながらご覧になっていただくのが一番いいんですけれどね。質問などにも答えられますし。でも、生活あっての音楽ですしね。
要約も出来たらいいんだけれど、これは余裕があるときしか難しいかな。しばらくやってみた感じだと。
ライブ配信だとどうしても冗長になったり、ものすごい情報量詰め込むことに今はなってますからね…
鍵盤なら1年でも終わらない内容を6時間位で喋って演奏したりしたわけですから、無茶苦茶なんですよね…
でも、まあ、一度喋っておけば、あとで細かく作ることも出来る。
最悪、更新できなくなっても撮ってあればご覧いただければ、ああ、そういうことねとわかっていただけるかもしれない。自力で到達するのはすごく大変だと思うので。
全然YouTuberの標準的なスタイルではないですね。動画、改めて他の方と比べると…
スライド見ながら話したり演奏してたりしてるのでほぼ講義ですよね。
異様なスタイルやな…
出来るだけブログが主で、YouTubeはその補完としたかったんですけど、そうはいかないですね。
自分に時間があれば全部ブログに情報は集約するんですけど、もう、YouTubeにしかない情報も結構増えてしまいました。なので、64パッドの情報を知りたい方は、是非チャンネルご登録ください…
そして、動画のほうがわかりやすいなら、動画作ればいいんだなと思うようになりました。
パッドだけじゃなくてね。
記事に動画をいろいろ付け加えるのもいいんですけど、こういうものなら動画とってから、それで足りないものは記事を作ればいいですよね。気に入ってるものや、便利な使い方なんかは動画にしておきたいなあ…
まとめ
ブログとYouTubeチャンネル、どちらもニッチな内容です。まあ、パッドとファンクとAbletonと自分の内面を見つめるようなもの。ブルーオーシャン過ぎて寒々しいですね…
ブログは友達への手紙と自分へのメモと考えているんですけど、動画は、友達との会話と考えればいいですかね。
あるいはビデオレター?そう思ったら楽しく出来るかな。
ブログがあまりにも多岐に及ぶ内容になってしまっているので、流石に料理動画なんかはあげないつもりですけど。
いや、まあ、それもいいのか。どうせお金にならないですしねえ…
ライブ配信ならそんなに手間にならないことがわかったので、新年会でもみなさんやります?
その前にスケール編やったほうがいいのかな。記事だと長大になるし。
2月はちょっと時間が出来そうなので、また予定が確定したらお知らせしますね。
両方どこまで続けられるかわかりませんが、どちらも私にとっては無理ない暮らしを実現するための活動であることは変わりない。
ブログ『無理ない暮らし』とうりなみチャンネルを今後ともよろしくお願いいたします…
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