部屋片付けんと。ちょっとパッドだらけであかんわ…
Maschine JamはMaschine持ってて、鍵盤はちょっとというフレンズにはお勧めできるな。
DAWをLiveにするなら、PUSH2とMaschine mk3の組み合わせはめっちゃ勧められるけどね。
Maschine Jamでちゃんとクロマチックの4度も使えることがわかったしダイアトニックのメジャーもマイナーも弾けることがわかったので、押して覚えるシリーズ、Maschine Jamを使ってるフレンズも挑戦してみてな。
さて、じゃあ、今日はメジャー・ダイアトニック・コード編の最終回。実際の曲を聞いてみよう。
耳コピ、苦手な人多いよね。もちろんソルフェージュやるのは効果的やけど、ソルフェージュ出来ても音楽できるわけじゃないよ。
音楽やる時に必要なのは、音が分かることと機能分かること。実際、自分で曲を作る以上に聞き取れるようになることはないと思うよ。弾けるようになったものは聞き取れるから。
んじゃ、よくある進行ね。ダイアトニックだけだよ。ダイアトニックコードだけで出来てる曲を聞いてみようか。
今日、twitterで Jimmie Soul さんがMartha Reeves&the Vandellasの曲を紹介しとったから、一番のヒット曲を紹介しよう。これも全部ダイアトニック。Jimmie Soulさんの番組も自分は好きなんよ。ジミーさんのサイトはこちら
ジミーさんのラジオはmixcloudはこちら。
まあ、これなんてことない進行やから、スパルタで行こう。キーはBb
どうしてもわからんフレンズは、Heatwave Chordsで検索してみてな。Bbで作られるコードで弾けるから、Maschineのコードセットでやってみてね。
これ、凄く単純やけどドラマチックやね。マイナーでずっと持っていてサビにいくところが劇的やな。
サビ前
Ⅱm | Ⅲm | Ⅳ | Ⅴ7 |
SD | T | SD | D |
これ、機能的に考えたら、ⅢmをⅥmにしてもいいし、ⅣをⅡmに変えてもいいよね。理屈では。でも、このドライブ感はでない。ダイアトニックを階段状に上がる推進力っていうのもあるんやよ。パッドフレンズも機能同じでコードを変えたら大分感じが変わるのはわかったね。
自分で曲を作る時に、こういうストックをたくさん持っておくのが大事やと思うよ。同じコード進行でも全く雰囲気が違うものはたくさんある。これだって、ジャジーなボイシングにしたらぜんぜん違うよ。
Pistol allenのモダンなシャッフルとJemersonの超強力なリズムセクションのシャッフルやな。67年にはJemersonは16分音符にシンコペ、とんでもない跳躍、非機能的な音を開放弦で弾くというスタイルを確立する。普通やったらアウトになるものが、何で機能するか。これは結局自分で分析する軸がないと無理やよね。コードやスケールを勉強したその先にあるスタイルというのはたくさんあるよ。
もう、ジェマーソンのベースじゃなかったら曲がなりたたんもんね。この時代は。とは言えこの曲でもめちゃくちゃモダンやな。このあたりは話したらとまらんくなるからやめとくな。
マイナー部分の進行なんかも、実は色んな曲に使われとるよ。ダイアトニックでちょっとしたマイナー感を出すためには使えるよね。これ、Tの部分をメジャーに変えてみると、雰囲気が違うのもわかるんちゃうか。
Ⅱm | Ⅲm | Ⅵm | Ⅵm |
SD | T | T | T |
怪しいフレンズはちょっと復習してね。
最後、宿題出して終わるね。弾いてみてね。そして代理コードに置き換えてみて。これ、いずれも良くあるパターンから取り上げた。そのままパッドフレンズが曲の土台にすることもできるやろう。良くあるパターンからオリジナルや格好いいものを作るのは、それこそ難しいし、やりがいあるよね。
循環コードと言われる奴。アホみたいにたくさんこの進行で作られているのがある。ジャズだとⅥはⅥ7で弾くことは多いな。
IM7 | Ⅵm7 | Ⅳ△7 | Ⅴ7 |
T | T | SD | T |
課題1
一小節目のTを置き換えなさい。
課題2
3小節目のSDを置き換えなさい。これもよく使われる。ジャズの場合は、Ⅱ7にすることも多い。
IM7 | Ⅵm7 | Ⅳ△7 | Ⅴ7 |
T | T | SD | T |
課題3
3小節目のSDを置き換えなさい。
Ⅳ | Ⅴ7 | Ⅲm | Ⅵm7 |
SD | D | T | T |
課題4
3小節目のSDを置き換えなさい。
まずはこれくらいかな。自分で弾いて、耳で聞いてみてやってみてな!
暫くは「押して覚えるシリーズ」と「叩いて覚えるシリーズ」を行ったり来たりすると思う。
マイナーと、クロマチックの4度配列の解説をしたい。教えて覚えるシリーズで押さえ方を覚えて復習してもらうとええと思う。
おつかれさん!ここまで完走したら、かなりコードは分かるようになったはずや。
何度も見ても号泣するな…。
個人的にはJB’Sの本を作るといってどうなってるのか気になっている。自分、感情が鈍磨しとると思うんやけどね。
ミシェルの質問とボブ・バビットのやり取りは、黒人、白人、男性・女性とかじゃなくて、ベーシストという人種のやり取りだと思った。
自分、映画はじめに初回渋谷に見に行ったんやけど、みんな号泣しとったで。
音楽映画の紹介もええけど、jimmie Soulさんのブログおもろいから、自分がやる必要はないな…。
どうでもええけど、Jimmieさん、シュガーマンではデニス・コフィーが出てきてたまげましたよ!
前回も紹介したけど、ヒアリング・ザ・チェンジを使う前にはすごく有効だと思うよ。
とにかく、パターンがたくさんあるのと、用語解説がしっかりあるのがいい。
自分はできるだけ言葉を単純にして、譜面を使わないようにしている分だけ一覧性が劣ってるんや。コンパクトに収まっているし、これを見ながら演奏することで、コード進行の感覚がかなり付くと思うで。
こういう本は向き不向きがあるからなかなか紹介しにくいんややけど、はじめてコード進行について学ぶんならこれが一番やと思う。
わかりにくくても辞書代わりに使うとかね。これはいいと思う。
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