セッションビューは楽器の練習にも向いている | 無理ない暮らし
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セッションビューは楽器の練習にも向いている

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Ableton LIVEのセッションビューは楽しい
この記事は約12分で読めます。

Abletonユーザーは他のDAWに比べる生楽器を演奏する人は少ないと思うのですが、なかなかどうして楽器練習用にも便利ですよ。実は…

あまりこういった情報はないので、書いておきますね。

64パッドでのコードワークが出来るようになると、PUSHとAblteonだけでかなり快適に遊べる。鍵盤がメインでない人は、PUSH3,AbletonのSuiteでかなり快適な環境を作れると思います。

SceneにはBPMが設定できる

どういうことか。こういうことです…

BPMを調節するものは、横にドラッグすると出てくる。BPMはカーソルで変更可能。

Session ViewはそれぞれのクリップというMIDIや音声データが入っているものを任意に再生することが出来るんですね。

色々な組み合わせを試して遊ぶことが出来るのがAbletonの売りなわけですが、横一列をまとめて再生することも出来ます。

自分が練習したいものがあって、それぞれの目標BPMが違うことは普通ですよね。そのたびごとにBPMを変更するのはだるい…

練習している時は練習のことだけに集中したいですよね。そういう時、シーンを切り替えるだけでBPMが切り替わってくれるので快適に練習できます。

このBPMの設定はPCじゃないと出来ないです。PUSHでも出来ると楽なんですけどねえ…

練習したい課題ごとにSceneを作る

これもなかなか便利だと思います。練習したい課題のものを一つのシーンにまとめておく。

先程の上記のスクリーンショットは、生徒さん用に作ったライブセットです。

モードの練習でまず1モードでポジションを把握してから、次は半音でDorianのモーダルインターチェンジするもの。

次はE Dorianでよく使われるモーダルハーモニー、その次がDorianでよく使われるコード進行(非バークリー的だがよく使うやつです。)次がG Mixolydian、同じMixolydianでもリズムを変えてブルージーに弾いてあるものとなっています。

Scene一つずつ目標をクリアすれば、次のものに移行していく。こういうことが簡単に出来ます。

練習内容が可視化されているメリットは大きい。このライブセット広げれば練習内容わかるから余分なことはしないですみますよね。ついつい、脇道にそれてしまうことを避けられます…

一日30分しか練習時間がとれなくても上達は出来ますよ。漫然と楽器触ってても上達するのは難しいですしね…

インフォテキストなどで、練習したい内容書いておいてもいいんですけど、視認性はあんまり良くないです。
楽器練習に使う場合はAbletonはSuiteまであったほうがいいと思います。譜面が使えないのでコード進行やインターバルなど練習したい課題が見えにくい問題があります。これだとサイズの変更も出来るので練習する内容を忘れない。

練習トラックのBPMを簡単に変えられる

Ableton11.3でWARPエンジンの大幅な精度向上が図られました。

ヒップホップで昔のソウルやファンクなどをサンプリングするときにBPMが揺れているものは、WARPマーカーを打ち直したりする必要がありました。

なかなか面倒だったわけですね…

ロングサンプルはWARPマーカーを打たずにインポートするのが普通のやり方でした。でも、以前に比べるとかなりWARPマーカーを自動で設定しても修正しなくて良くなりました。

多少揺れていてもWARPを適切に設定してくれるようになったので、練習トラックなどをクリップに投げ込めばいいだけになりました。大分楽になりましたね…

揺れてるもの教則だったりするとまあまああるじゃないですか。そういうのをさっと揃えてくれる。

もちろん、クリックなどが入っているもので不必要なものはCropしたりする必要がありますが、自由にBPMを変更出来るメリットは大きい。

特にジャズ系などの場合は、教則CDだったりしますしね。

取り込めば、ピッチ変えずにBPMも変えられるので練習しやすくなる。

Abletonのタイムストレッチは音質面ではStudio One程は良くない。ですけど、テンポ追従性能は他のDAWに比べてかなり堅牢なので、練習用には便利です。

セッションビューは尺が違うものが共存できる

これも練習するときに便利ですよ…

例えばドラムは1小節のループだけどコードのバッキングは4小節単位で作られていたりするループを共存出来るんですね。

いちいち複製する手間が省けます。普通の時間軸に沿ったDAWなら、ドラムを4回複製する必要がありますよね。でも、セッションビューはそうではない。

練習している時は一秒でもDAWのことなんか考えたくないですからね…

モーダルなものやファンクなんかだと他の楽器が2小節のパターンだけど、ベースは4小節のパターンにしようとかあるじゃないですか。そういう時セッションビューに投げ込むだけで、さっと出来ます…

鍵盤は白玉で一小節弾いてるけど、ベースはランニングして4小節で録音してみようとかこういう練習もできますね。

小ネタですけど、覚えておくと便利なのは、空白を入れる方法ではないでしょうか。

尺を倍にすることはオーディオでも出来るので、LoopのLengthを倍にすると長さが倍になります。ドラムでキメの練習とか、ホーンでキメの練習とか、1フレーズ模範演奏のあとに自分が演奏してみるとか無限に工夫できますね。

マスターしたいフレーズがあるような時は結構使ってますね。聞いて真似するという大事なことが簡単に出来ます。

Loopに設定しておいて、Loop Lengthを倍にした。100本ノック的な練習に使えます。あと、コール・アンド・レスポンスの練習とかにもいいですね。

様々なクリップを組み合わせることが出来る

これこそ、セッションビューの醍醐味ですよね。ドラムをスイングしたもの、イーブン、ちょいハネ、シャッフルなんかをそれぞれクリップに入れておく。

いろんなリズムパターンで演奏の練習したいベーシストにも嬉しいのでは。もちろん、自分のメイン楽器以外を録音しておいて練習するなど、可能性は無限にありますよね。

Grooveデータ使って変形したりも出来ますし。ドラムの場合は各楽器に分けないと機能しないので、ちょっと注意はいりますけど。

気に入った組み合わせはどんどんシーンとして保存できますしね。コード楽器だけ白玉で弾いておいて他の楽器を録音していけば、同じチェンジでもいろいろな練習が出来ます。

Capatureは便利

練習用トラックは自分で作ることは結構ありますよね。練習したいコード進行やリズムパターン、ベースラインを打ちこんだりするのをできるだけ早くしたかったら、演奏するのが一番簡単です。脳筋な結論ですけどね…

マウス使って打ち込むのは楽器練習という観点では時間の無駄でしかない。そういうときはCaptureを使うと素早く形に出来ます。

Cmd+Shift+Cでキャプチャです。CaptureはMIDIデータに限りますが、弾いたデータをBPM検出して小節単位で切り出せます。範囲があわなかったらCropすればOKですね。

右クリックすると「クリップをクロップ」が表示されるのでクリップする人必要な分を切り出せる。ループ範囲を変更して実行する。
クリップビューでもショートカットキーは使える。

リズムがふらついていたらクオンタイズすればいい。

キックとスネアのパターンだけ例えばドラムで録音しておいて、後でゴーストノート入れたり、Loopを倍にして最後にフィル入れたり。フィンガードラマーでなくてもさっとドラムのパターンが作れますね。

これを活用するとフィンガードラマーでなくても、Drumrack使わなくても高速に生ドラム音源の打ち込みもできますね。このあたりはいろいろコツもあるので、どこかで話せたらいいなあ…

ライブ配信でやってもいいけど、ニッチすぎるか…

ノンストップでやっている。ドラムなんかはそういう作り方ですね。現在登録者数482名。ご登録いただけるとブログの終わりが伸びるかもしれません。リクエストなどあれば、Twitterやお問い合わせからお気兼ねなく…

追記:2024/01/12

ユーザーライブラリを活用するともっとはかどります。バッキングで作ったクリップを保存しておいたり、気に入ったMIDIデータをユーザーライブラリに蓄積しておくとはかどりますね。

自分で作った曲の一部をシーンで書き出して保存おいておいたりも出来ますし、このあたりは活用方法はそれこそ無限にあるのでは…

PUSHがあると超便利

鍵盤が苦手な人にとってはPUSHは非常に便利。練習のときもあると便利なんですよ…

シーンの再生はPUSHで出来ます。

もちろん他のMIDIコンでも同じことが出来るんですけど、PUSH3ではシーン再生しながら演奏出来るようになりました。他のパッドでは出来ません…

ノンストップでどんどん重ねていけます。

パッドで演奏できると、気に入った組み合わせが出来たらそれに演奏を加えていくようなものは止まらずに出来るようになりますね。あ、これにホーンセクション入れてキメ作ろうとか、弾いてさっと作る事ができる。

Ableton12ではPUSH2でも可能になります。

その他にもメリットがあります。Cropなどはマウスで範囲を指定しなればならないですが、PUSHで範囲を素早く選択できます。楽器弾いてるときにPCキーボードやマウスを使うと思考が途切れますけど、つまみでさっと出来るのでストレスは溜まりにくいですね。

その他にも、Fixed Lengthという機能が使えます。録音のループ範囲を前もって決めておける機能ですね。Ableton本体にはないのですが、PUSHにはあるんですよ…

これがあるのとないのとでは、練習用トラックを作ったりする効率が段違いです。

これ、Abletonに標準装備するべき機能だと思いますけどね…

Suiteなら、M4Lで拡張できます。PUSHなくても使えはします。でも、面倒くさいですね…PUSHなら何も考えずにボタンを押すだけです。Fixed Lengthがあるのはあと、LaunchPad Pro mk3かな。

あと、これもAbletonに実装するべき機能だと思うんですけど、SwingがPUSHだと簡単に出来ることはメリットですね。

Note Repeatをオンにすればはね方を決めて録音できます。あと、スイングをPUSH上で決定してクオンタイズ出来ます。

Ableton本体だと、クオンタイズのメニューを開いて調整しなければならない。だるいです…

また、オーディオ・インターフェースをお持ちではない方なら、PUSH3に接続すればそのまま録音もできますし、配線もシンプルですみますね。

別にPUSH3じゃなくてもPUSH2あれば正直私はいいかなと思ってます。Suiteがあるかどうかのほうが大事ですかね…

ギタリストやベーシストならマルチもお持ちの方が多いでしょうけど、Suiteであれば、アンプシミュレーターなどもあります。

管楽器の人だと、空間系などエフェクトはあんまり持ってない方が多いと思うので重宝するのでは?

そして、鍵盤が苦手な人にとっての最大のメリットは4度のクロマチックを覚えれば、コードやスケールの習得は容易ということです。パッドなら最低でも鍵盤の12分の1スピードでマスターできます。

楽器未経験者で成人してからゼロからアドリブできるくらいまで演奏できるようになるのはパッドくらいじゃないかなと思ってます。

また、ギターやベースの場合はある程度知識が転用できるのは大きい。メイン楽器じゃないのに鍵盤覚えるのだるすぎますよね…

ギターや鍵盤とも違う知識が最終的には必要になるんですけど、鍵盤覚えるより早い。

慣れたらコードくらいはさっと弾けるようになる。ギターやベースやドラムはキーボディストに蛮族扱いされがちですが、シンセサウンドも導入できますね。文明の香りがします…

鍵盤を習いに行って覚えた人間からすると夢のようです…

こちらにある記事とライブ配信の動画見たらギタリストやベーシストなら弾けるようになりますし、知識ゼロの人でもパッドでコードは弾けるようになると思います。

正直、自分はパッドよりは鍵盤のほうが得意なんですけど、発想はかなり変わりました。

鍵盤弾ける人でも手癖が抜けるのでなかなか楽しいですよ。

管の人にもおすすめなのは、鍵盤苦手なら、鍵盤より習得コストが圧倒的に低いことですね。

音が視覚化されるのモダンなプレイなんかのヒントにもなります。インターバリックなモダンなのやりたい人なんかおおっとなるかもしれません。そんな人はAbletonなど使わないと言ってはいけないですよ。フフフ…

サイドステッピングなんかはギタリストが異常に得意なのはよく分かるんじゃないかなあ。

PUSH3があればドラムの打ち込みも、鍵盤の打ち込みも、ギターの録音もできる。そして、省スペースですしね。純正のもので作れば、スタンドアローンなら持ち出しも出来ますし。

Drumrackシーケンサーの使い方を覚えれば、打ち込むのも素早くできますし。極めて効率がいい練習環境を作れると思います。

セッションビューとPUSHを活用すると、練習もはかどりますね!

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