Abletonでのテープストップ3種 | 無理ない暮らし
当ブログはアマゾンなどアフィリエイト広告を利用しています。

Abletonでのテープストップ3種

スポンサーリンク
Ableton
この記事は約3分で読めます。

テープストップというとプラグインもあったりしますけど、Ableton純正のプラグインや機能でも簡単にできます。

テープストップがどういうやつかというと、こういうやつですね。

聞いたらああ、あれねとなる奴だと思います。EDMからFunkadelicまで使われてます。テープストップでFunkadelicはイメージしないですかね…

インタールードなんかにもよく使われるので、耳にしたことはあるんではないでしょうか。

イントロのリバースリバーブ部分でテープストップを使っている。リバーブのテール部分をリバースさせてテープストップなんかもまあまあ使われるのでは…

Abletonの3つの方法はこれです。

  • Clipのピッチをいじる
  • DelayをRepitchモードにして、Delay Timeを変更する
  • EchoでDelay Timeを変更する。

考え方

テープストップってどういうことか考えてみましょう。

カセットテープの回転数が遅くなれば、ピッチが落ちます。早くなればピッチが上がるわけですね。テープの早送り(分かります?)のような効果も得られます。

ピッチを変更できるならどれも似たような効果を得られます。考え方理解すると応用できて楽しいですね。Lo-fi的なRackを作る時なんかにも使えると思います。

Clipのピッチをいじる

Abletonでは昔からあるテクニックですね。メリットはどのバージョンでも使えることです。Warpモードをオンにして、ClipのTranspotisonにエンベロープを描きます。

カーブを急峻にした方が感じは出やすいと思います。

EchoのDelay Timeを変更する

これが一番らしい感じになりますかね。EchoそのものがTape Echoを模しているのでらしい感じになりますね。サイケな感じにも出来て楽しい。

やり方もシンプルです。テープストップの効果を得たいトラックにEchoを挿して、DelayTimeのオートメーションを描きます。

ディレイタイムを長くとったものを短くすれば早回しの効果になる。

DelayモードをSyncではなくてTimeにしておくことだけは注意ですかね…

メリットはアレンジメント上でオートメーションを掛けるので素早くできること。音質面では一番アナログテープっぽいですね。M/Sも使えますしフィードバックを100%以上にして混沌とした感じにもできます。

DelayのRepitchモードでDelay Timeを変更する

Echoと考え方は同じ。Delay Timeのオートメーションを書きます。

Repitchモードは、Delay Timeを変更するとピッチが変化します。Echoとの違いはディレイタイムが長くとれることですね。

左右のリンクは切らないようにするのもEchoと同じですね。全体にかけたい場合はマスタートラックにオートメーションを描けばいいですね。

syncではなくTime,ModeはRepitchに。Echoと違ってDelay Timeが5秒とれる。テープストップの後のディレイ成分が邪魔になることはあるので、書き出してその分削ったりしてます。

まとめ

ピッチ変化でもよりテープ的な質感になるEchoはなかなかいいですね。出た当初はダブやる時しか使わなかったんですけど、歌にも普通のディレイにも大活躍してます。

単にDelayを使うなら、DelayよりEchoを使うことが個人的には多いですかね…

ダッキングもあるし、ゲートもある。フィードバックで色々無茶できて楽しいんですけど、Suiteしか使えない。

Suite以外でも他の2つは使えるので遊んでみてはいかがでしょうか。

しかし、DAWだとオートメーションで拍単位でできて簡単ですね。

昔からあるテクニックですけど、それぞれ質感が違って面白いですね!

追記:2024/03/09

まあ、Abletonでも出来ますが、Kiloheartsの無料プラグイン使ったほうが簡単です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました