コードチェンジを描くメロディ 7度から3度に解決



コードチェンジを描くメロディ 7度から3度に解決

今回の記事はMEGuさん、それと、クニチアさん、カバさん、マルさん、コメントくださったBahonaさんやろうか。Takeshi Can’t Stop Samplingさんにも役に立つかな。

ヒップホップ好きな人はジャズ的な手法知ってたら、自分が好きなものなにか言語化しやすくなって、プレイヤーに弾いてもらったりする時も意思疎通しやすいし、自分でも作れるようになる。

ジャズって言うと、小難しい呪文のようなスケールや、謎コードで勉強したいけどわからんって言う人いると思う。

覚えることや考えることがゼロという訳にはいかないけど、思ってるよりシンプルなんや。

押して覚えるコードとスケールといいながら、コードの説明が多いよね。

実際のところコードがわかったら、いくつかのシンプルなルールでジャズらしく聴こえるもののロジックがわかると思う。

ビバップ的なものコンセプトは、メロディでコードを感じさせるということにある。

MEGuさんと今、無窮動というテキスト使ってやってるのね。

これ、素晴らしいテキストで、ジャズ言語をマスターできる英会話で言ったらフレーズ集みたいなやつなんだよ。

でも、アナリゼはない。そうしたら膨大な量になっちゃうしね。練習と分析が一緒だと嫌になるよね。正しい作り方やな。

無窮動を4小節ずつ、MEGuさんが練習していくから、そこで一音一音解説や考え方を説明することにした。

無窮動を弾いてったらぶっちゃけある程度弾けるようになると思うけど、ジャズギターやジャズピアノを演る人って楽器がある程度演奏できて、コードやスケールも入っている人が多い。

でも、パッドは新しい楽器で、楽器の経験もないし、ジャズをやってみたいけど、今からギターやピアノをやるのはしんどいうという人、いるんじゃないかな。

絶望や!ってなるよね。

大丈夫やよ。

簡単とは言わないけど、ギターやピアノの100倍位早く演奏できるようになると思うよ。考え方を知ったらね。そして、Ableton PUSH2だったら、家で練習できるやんか。フィンガードラムだってできるし、楽しみ方たくさんあるよね。

なんで、この無窮動をうまく使えるようにするため、ジャズをやってる人は最低限知っているようなことを書いていこうと思う。

最初に断っておくと、ある程度楽しんで弾けるようになるために、理論的な厳密さは避けるよ。

そういうのは大好きなんだけど、やってたらいつまで経っても記事かけやんからね…

長い前置きはこれくらいにして、強力なコンセプトを紹介するよ。

7thから3rdの解決

無窮動でも書いてくれてあるけど、パッドフレンズがわかりやすいようにピアノロールと、動画で説明するね。

むっちゃ乱暴にいうと、ビバップみたいなもののコンセプトは、メロディでコードを表現するということなんだよ。

んじゃ、アルペジオ弾けばええんちゃうって思った人はある意味正解。

でもそれだけでは全然ジャズらしくならないよね。

ジャズらしさは、メロディをジャズらしく修飾する手法がある。それはジャズ言語というものやね。

凄いなと思うのが、Charlie Parkerが完成させた文法が、今のプレイヤーでも使われてるってことやとも思うんや。

それがターゲットノートというのと、アプローチノートという概念。

ターゲットノートはとりあえずコードトーンと考えればええよ。アプローチノートというのは、修飾する音と理解してくれたらええよ。

で、その手法がわかったら、あ、これもともとはAmね。とか分析できるようになるんだよ。

そのターゲットノートとアプローチノートを理解するためには、すごく簡単なルールを覚えておくといい。

本当はたくさん手法があるんだけど、一番初めに、これを覚えるといい。ジャズらしくする基本的なラインの考え方ね。

コードチェンジを明確に表現するのは、7度から3度が連続するように弾けばいい。

特にそれは顕著にジャズやポップスで使われるⅡ7-Ⅴ7-Iで現れるから見てみよう。まず、コード進行からみてこうか。

コードの説明からするね。

コード進行としては、Dm7-G7-Cmaj7-A7で弾いている。逆循環と言われるやつだね。ただ、ジャズの場合は6度がマイナーではなくて7thになるのが多いな。

逆って言われるのは、循環コードと言われるのが、1625と言うやつだから。25が頭に来て、16が後ろに来てるから逆。


このあたりのローマ数字のことは、こっちに書いてあるから見てね。PUSH用も書いたほうがいいかな…後ろの方に載ってるからね。

叩いて覚えるコード進行 第4回 コードの作り方とローマ数字の意味

押して覚えるコードとスケール 度数の視覚的な覚え方とフィンガリング

度数が怪しかったら、こっち見てね。


はい。この図を見たらわかるね。

7度から3度のコンセプトというのは、半音でコード進行を描き出すことができるからだよ。

Dm7の7度のC音がG7の3度のB音に動く。そして、G7の7thのF音がCmaj7の3度のEに半音で動いてるよね。

コードネームを付けるときのルールを思い出したらわかりやすいかな。

メジャーかマイナーかは3度の音で決定されるやろ。7thとメジャー7thは7度で決定される。

あ、これコードに5度は入ってない。

入ってない理由はルートの自然倍音列に入ってるからという理由なんやけどな。頭痛くなるからやめよう…

5度は必ずしもなくてもOKだよ。

ゴスペルピアノみたいなのだとめちゃダブリング(音を重ねる)するけど、ジャズのボイシングでは、カットするのが基本。

1-7-3,1-3-7パターンから作るボイシング 基本形

これでほとんどの曲は弾けるよ。このフォームを覚えてない人は、練習したほうがいいと思う。

コード弾いてアドリブするときにマジで使うからね…

30分練習したら弾けるくらいのものだから、あせらんとやればええよ。

んじゃ、コードのフォームを変えて弾いてみたよ。

進行は同じやよ。ボイシングが違うけど、スムーズなボイスリーディングがわかるんちゃう?同じサウンドがあるよね。

転回系について怪しい人はこっち見てくれ。転回型のコンセプトは超大事で、この記事ではまだ説明してないけど、アドリブでコードを考えている暇がないときにスケールを適用するのに使ったりするんや。

転回型知ってると、思考の節約ができる。

ハーフディミニッシュとマイナー6は同じとかね。

スケールの適用範囲が増える。このコードでこのフレーズも使えるはずとか、確信をもってプレイできるようになって楽しいよ。

転回型を覚えるメリット

コード違っても、半音の動きで表現できてるのがわかるよね。

え、信用できやんという疑り深いパッドフレンズもおるかもしれやんよね。これでコード進行が表現できるんって?

じゃあ、一般的に大事って言われるルートすらなくてもコードが分かるという例を聞いてもらおう。

 

 

ね、コード進行聴こえるやろ。で、PUSHというかパッドでジャズをやろうとする人で、打ち込みじゃなくてマジで演奏したい人は、アンサンブルならルートは弾かなくていい。

わざわざベーシストいて弾いてるのに、ダブリングする意味はない。

同じ仕事を2回する意味がないやろ…

過労死したらあかんからね…

こういうのは知っておくとミックスのときにも役に立つと思うよ。

鍵盤の人と違って、PUSHは3オクターブ半で他の楽器と勝負しなきゃいけないんだから、他の楽器がやることは切り捨てるんや。

これはギタリストと近いね。あと、ホーンがコードを表現するときにもこういう形でもよくやるよね。

さ、ルートどころかメロディだけで表現できやんのかってことなんやけど。できますよ。これがメロディでコードを感じさせるということやな。

これがアドリブの最小限の形になる。じゃあ、見てみよう。

3度7度、3度7度の順番で弾いてるよね。

小節の終わりが7度、そして次の小節の始まりが3度になってるよね。

ジャズ的な修飾 アプローチノートの導入

上記だけでもアドリブの骨格はできた。でも、ジャズの場合はジャズ言語を使って修飾していく必要がある。

ターゲットノートというのはコードの音。アプローチノートというのはコードに向かう音。

じゃあ、半音下のアプローチノートを使って修飾するよ。ここから、コードは2拍単位で変化するように弾いた。

ジャズだとコードが一小節じゃなくて2拍で動くものもあるからね。コード進行は変わらずDm7-G7-Cmaj7-A7だよ。

だいぶハネて弾いてるね。意図的にハネたものや、レガートしたものなんか混ぜることにする。リズムについて文章で書くのは無理だからね。こういうリズムは色んなプレイヤーを聞いて、自分のスタイルを作ってもらえたらなと思う。

だいぶレガートで弾いてるね。ジャズだと8分音符で記譜してあっても、ハネ方は人によって違うし、管楽器の様に弾きたいときはレガートで弾く。

ギターならスライドしたりする。

PUSHの場合は、物理的にはスライドできるけど、発音は鍵盤と同じだからね。

前の音が重なるように弾いてるけど、初めは8分で弾くようにしてから自分の気持ちいいところで長さ調整するとええんちゃう。プレイヤーのよって個性たくさんあるよね。

話を戻すよ。

これを聞いたら、複雑で良く分からんと思ったかもしれない。

でも、これもあるロジックがある。3度の前に二つの半音があるのに気がついたかな。そして3度の上から半音でアプローチするように弾いてる。

譜面に書くとちょっと難しいかもしれないね。ピアノロールだとまだわかりやすいかな。

まあ、もっと簡単なのは実際に弾いてるところをみたら簡単やな。

ね、一定の指の動きで弾いてるのはこれ見たらわかるでしょ。ゆっくり弾いたから動き方が同じなのわかるよね。

こういう修飾の仕方が、ある種のジャズらしさを作ってる。

これ、ピアノだとキーが変わったら全部運指変わるから大変だけど、PUSHだと同じだからね。

もちろん、ジャズ的な修飾にはもっといろんな手法があるんだけど、コードやスケールを全部覚えなくてもアドリブはできる。

ああ、こういうのできるんかって遊んで見るだけでも楽しいよね。ジャズ、聞くのもやるのも楽しいよ。

自分の動画を見てくださってる方なら、クロマチックのアプローチノートを多用してるんだってわかるんちゃうかな。

こういう修飾の手法はもっとあるんで少しずつ紹介していけたらいいな。

Ableton PUSHでジャズも楽しいな!

PUSH勉強会とは

PUSH勉強会ではもっと実践的な事やってます。その人のレベルにあわせて、用語や譜読みなどの説明なども。もはやPUSHだけではないから、名前を変更したほうがいいですよね。本当は…

 

 

 

 

 

 











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