PUSH勉強会66回目
PUSH勉強会の66回目をMeguさん(@CymaSonic0 )と行ったよ。
2019年54回目。目標は達成しているんで、勉強会でやったことをブログにフィードバックして、Ableton LiveやAbleton PUSH2で楽しく遊べるようにいろいろ知識を整理していきたい。
前回のMEGuさんとの勉強会の記事はこちら
前回の勉強会の記事はこちら
ここのところ、ディレイ、リバーブやら、Ableton Liveの機能を使ったりいろいろやってきた。
MEGuさんはrackも使えるようになったし、Reverbも狙った音を作れるようになった。外部プラグイン使った方法も使いこなして見えるしね。嬉しいわ。
Delayについても、コーラスを作ったり、フランジャー作ったり、いろいろやったんだけど、LIVE10.1では新デバイスになったので、記事を作るのはやめておいたんだけど、作っていこうと思う。
Delayの原理がわかったら、コーラスもわかる。コーラスとDetuneの効果の違いも聞き分けることでできたら、Analogも使いこなすことができるしね。エフェクターが音色を作ってる面ってたくさんあるから。
で、またちょっとハーモニーの方をしばらく練習したり、実際の曲を打ち込んだりして、音楽理論的なもの知識を増やそうということになった。で、今までの復習を兼ねて、ディミニッシュのところからやり直して、もっと深くやることにした。
MEGuさんと勉強会でやったことを使って、毎回課題曲を作ろうとしてやってきて、かなり操作や考え方が入ってきた。
コードのバッキングのバリエーションが増えると、もっと彩りが増やせるからね。すぐできるかどうかは別だけど、手法としてできるということを理解したら、いつか使えるようになるはずだからさ。
やったこと
- アボイドで注意すべき点
- #11thのボイシング
- R+3で組み合わせる方法
- R+3と5度から始まるメジャー・トライアド=maj7(9)
- R+3と5度から始まるマイナー・トライアド=7(9)
- R+m3と5度から始まるマイナー・ドライアド=m7(9)
- R+m3と5度から始まるメジャー・トライアド=マイナーメジャー7(9)
- R+3と減5度から始まるオーギュメント=7(9,#11)
- パッドについて
- コードを一つの楽器だけで表現する必要はない
- USTをパッドに分散させる方法
- 低音はピアノよりシンセのほうがシビアな場合がある
- ボイシングで濁りを回避する
- 音色で濁りを回避する
- 5度、#11をオクターブ上に持っていく
- そもそも5度をカットする
- パッシングコード(広義)を使って、コード進行に彩りを付ける方法
- Ⅱm-Ⅴ7を挿入
- 二次代理ドミナントを挿入
- パッシング・ディミニッシュを挿入
- 二次代理ドミナントは半音下
- パッシング・ディミニッシュは半音上
- ネオ・ソウル、ゴスペルなどで多用されるbⅢdim7は半音下に行ける
- 二次代理ドミナントのⅡV化(related Ⅱm)
- ⅡmとVは一つと考えることもできる。
- ディミニッシュスケールは2種類
- ディミニッシュスケール PUSHだとWhole-Half dim
- コンビネーション・オブ・ディミニッシュスケール PUSHだとHalf-Whole dim
- コードトーンとメロディックパターン組み合わせたフレージングの例(ディミニッシュ的なパターンを各コードトーンからスタート)
- ドミナントのR+4和音で、4和音を減5度上に動かして簡単にバッキングに動きを作る実例
- 二次代理ドミナントを使って、1625をリハモする
- セカンダリー・ドミナントと解釈するか、二次代理ドミナントと考えるか
- ピボットコード
- ピボットコードを使って転調する例
- R+3+7でUSTを動かして動きを作れる例
めちゃめちゃやりましたね…
MEGuさん、また、記事を作っていくのでお待ち下さい…
追記:2019/06/06
MEGuさんもこれはさっと弾けるようにしておくと、応用できます。コードをいろんな形で見られるようにするとコンピングも上達します。
ちょっとやった奴です。R+全音下で作るコードのパターンで、上のコードを減5度上に動かしてます。下の二つでやった記事で覚えたものは当然全部使えます。
追記:2019/06/07
第一転回形をパッシングコードにしてつないでる例です。Fに行く前に、C/Eにして、Amに行く前G/Bにしてます。
コードチェンジ前の4拍に弾くパターンが多いです。
パッシングコードをどんどん拡張して行くようなのが、ジャズやゴスペルでは多い。
ピアノのような感じで弾こうとすると、結構慣れはいるかもしれないですね・・・
第一転回形は、スムーズなベースラインを作り出せるので、そういう意味でも転回形もさっと弾けるようにしておくと曲を作るときにも役に立つと思います。
こちらの記事に、考え方やメリットなどを更に追記しました。
MEGuさん、今回やったセカンダリー・ドミナントや二次代理ドミナントは、パッシングコードとしてどれも使えるんです。伴奏のときにももちろん使えます。
いろんなパターンがあって、よく使われるのは限られてます。いくつかのパターンをしっかり弾けるようにすると、自分で伴奏するときも楽しいですよ…
考えたこと
当たり前だけど、こんなの一回で吸収できるわけない。
けど、こういうサウンドだと聞いてもらってわかったら、ああ、何らかの手法があるんだなってわかるよね。
それなら時間を掛けたらできるようになる。
コピーが大事なのはわかるけど、そもそもどうやってるかわからないってことってたくさんあるよね…
コピーすることによって、音域やアーティキュレーション、ハーモニーや本当にいろいろなことを学べる。
譜面があれば、それを演奏したり、見て理解できる。
でも、そもそも譜面がないものだったらどうだろうか。
めっちゃ耳がいい人なら聞いてコピーできるだろうけど難しい。
Ableton PUSH2で、いろんな手法を記事にしておけば、学ぼうとしている人たちの時間を短縮できるかもしれない。
学ぶことに遅いことはない。目標に到達できなくても、最後まで前進はできる。
時間がなくても音楽を続けられる方法があるというのは、少しでも示せたらええな。
Ableton PUSH2もAbleton Liveも楽しいな!
やっぱり、ボイシングもコード進行だけじゃなくてマスターしてもらったほうが作る時に便利かなと思い始めた。
MEGuさんさん、大分格好いいコード進行108の練習が進んだし、いろんなハーモニーの響きを聞き取れるほうがコピーも楽かなと。
パッドフレンドだと、マルさん、クニチアさん、カバさん、Sunraysさんには役に立つやろうな・・・
PUSHでこんなことやるの世界で自分しかおらんやろうから突き進むよ。
マジで、ピアノやギターの100分の1くらいの時間で弾けるようになる。
PUSHならではのテクニックとか考え方があって、やっと勉強会でもそれ説明できるようになってきたからね…
自分がコントロールできる数少ないことなんで、なんとか頑張るよ…
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