Ableton Push2でのフィンガードラミングの可能性ー XPRESSPADSは楽しい



やっと終わった。長かった…。やっと終わったというのは前にも紹介したXPRESSPADSのCORE PROGRAMが終わったということです。丸一年はかかりました。

XPRESSPADS

XPRESSPAD、フィンガードラミングをやってみようと言う人には向いていると思います。1年掛けてそれなりに時間を掛けて学習して、やる価値があるプログラムだったと思います。フィンガードラミングは指ドラムともいわれる奏法です。指で、DAWやサンプラーを使ってドラムの音を演奏する奏法です。

フィンガードラミングを学ぼうとすると、Melodicsか、XPRESSPADSがどちらかの選択になるかもしれないですね。私は、Melodicsもやったのですが、XPRESSPADSのほうが向いていました。

MelodicsはAbletonと提携していて、PUSHのプログラムもやっていますね。

私は、PUSHのプログラムが始まる以前にやったのですが、私の興味がフィンガードラミングでもリアル志向だったので、Melodicsはちょっと違うなという感じでした。サンプルの再生なども含めたスタイルなら、Melodicsも面白そうです。

XPRESSPADが終わったら、挑戦してみても良いかなと思ってます。DubSpotにするかちょっと考え中です。

XPRESSPADSに話を戻します。

XPRESSPADSはハードコアな生ドラム志向。ちょっとびっくりするくらい、きっちりしていました。

ドラム叩く人がこれをやると、ハンドテクニックが生かせるので、色々可能性が見えると思います。

XPRESSPADSはMac版とWin版があってプログラムでの提供です。譜面中心ですが、譜面が読めない人でも読譜できるように段階を踏んで解説してあります。

譜面には音声データが連動しているので、譜面が苦手な人でもそのうち読めるようになると思います。譜面読めて困ることはないですしね。

最大の特徴は手順がオルタネイトであること。

まさか、フィンガードラミングでルーディメンツをテンポ60から練習することになると思いませんでした。ルーディメンツといっても、普通ドラマーが練習するルーディメンツと違って、フィンガードラミングに最適化して作ってあります。

私はドラムを叩くので、フィンガードラミングに移行する時かなり違和感がありました。

ハイハットやライドは右手で刻んで、左手がスネア、右足がバスドラという感覚なので、フィンガードラミングのプレイヤーを見た時に、え、これ、指がどの楽器担当するのって戸惑いました。

XPRESSPADSの良かったところは、使う指が固定されていること。

XPRESSPADSの公式サイトより

これ、特徴的ですよね。そして、使う指も固定されているんです。

人差し指ハイハット。中指がバスドラとスネア。基本二本指です。

バスドラとスネアを同時に打つ時だけ親指が使われるんです。3点に重点を置いている。

ストイックなファンクドラマーみたいですね。

ハットも人差し指でオープンとクローズを使い分けるんですが、指が同じなので自然な感覚です。これも重要だと思います。

オモテは利き手、ウラは利き手ではない方で叩くということを徹底的に訓練します。

本当に徹底的にです。順列組み合わせでハット、スネア、バスドラのあらゆる組み合わせを練習するので、暗譜するまで練習すると、即興が出来ます。

ガリバルディのフューチャー・サウンドみたいなコンセプトですね。Jim PayneのFunk Drummingとも近い。あっちのドラム教育の流れにそったものなのかもしれませんね。

で、休符入ったらどうするかというと、PADの合間を叩くんですよ。

デッドパッドテクニックってやつです。コロンブスの卵ですね。

シャッフルとかハーフタイムシャッフルとかもオルタネイトで叩き倒します。マッチョですね。

もちろん、はね方を変えたい場合は、デッドパッドテクニックを使わなければ良いわけです。

フィンガードラミングで、フィンガリングがここまで体系化されているのはXPRESSPADだけだと思います。

まあ、このレイアウトみたら、ドラマーの皆さんは、「え、クローズドリムショットは?ライドはカップと叩きわけたいんだけど」という疑問が出るとおもうんですが、これも驚愕の解決法。パッドを2枚使います。

これでオルタネイトを維持したまま、感覚を変えずに叩けます。32パッド必要になりますが、演奏は格段に楽です。左手は逆の配列にすれば良いわけですね。

私はDavid “Fingers” Haynesさんはフィンガードラマーとしても好きですが、フィンガリングが超絶技巧過ぎて出来ない。

このXPRESSPADSのメソッドなら、身体能力に劣る自分でも無理なく叩けて楽しいです。

フィンガードラミングで、ルーディメンツをフル活用した叩き方が出来るとしたら、これしかない。スイス・アーミー・トリプレットをまさかフィンガードラミングで練習するとは思いませんでした。

で、最近のはやりの、3連符と16分が混在したりするパターンも練習します。そのためのフィンガリングテクニックなど、MIDIパッドを楽器としてマスターしたい人には強くおすすめできます。

で、Ableton PUSH2のデメリットとしてあげていた、パッドが小さい問題がやっと解決できそうです。一番下のスペースを手のひらの一部や指の一部でデッドパッドテクニックを適用する。もしくは64パッドのどこかは空白にすることですね。

まだ試行錯誤しているのですが、64パッドの下半分にXtremeLayout、上半分にジャズのセットアップ、もう半分にラテンのセットアップでやっています。演奏している時にキットを切り替えたくないというものぐさな理由ですが、快適ですよ!

私は何がなんでも生演奏したい人間なので、これはいける!と思っています。

Ableton PUSH2の可能性はいろいろあります。新しいプラグインを買うのも楽しい。そして、配列を考えるのも楽しい。

クロマチックのモードでの発見もいろいろあるし、PUSHの可能性は本当にあると思います。もちろん、普通のパフォーマンスもこれだけドラムの表現の可能性があるなら、広がりますよね。作曲以外でも、PUSH2楽しいですよ!











コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です