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ブルースハープについて考える

音楽
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時代はハーモニカ。断言します。PUSHとハーモニカで新たなブルー・オーシャンに飛び出しました…

PUSHとハーモニカ、新しすぎる…

パッド系生活ブログとしてブルー・オーシャンを泳ぎまくりな状態だったわけですけど、また新たな大海を見つけたということですね。今度こそボロ儲けや!フフフ…

クロマチック・ハープをやりたいわけですけど、タングブロック奏法もだいぶできなくなっていて、あれ、おかしいな…と。

基本の基本が駄目やないか…

まず、現状の確認からしないといけませんね…

なのでブルースハープを買って確認することにしました。

心配になるくらいの安いものをC,F,Bbと手始めに購入。ポイントもあったけど1,000円位で買えたんですけど、普通に音は出ました。

ブルース・バンドでブルース・ハープを吹いていた時はMARINEBANDだったんですけど、心肺機能が落ちてしまった今、木製ではなくて樹脂製の方が楽ですし、すぐ唇も切れるので。

トンボは樹脂製だったからあっちでもいいのかな。このあたりはリハビリしながら試していこうと思います。

しかし、円安ということもありますけど、ブルースハープも値段上がってるんですね。びっくりしました…

ブランド物と激安中国製品という差なのかなあ。

HOHNER (ホーナー) ハーモニカ MARINEBAND 1896/20X 10ホールズハーモニカ/C
Kose

いやあ、ベンドも全然駄目でした…

まずブルースハープでリハビリしてからクロマチックハープやります…

タングブロックも駄目、ベンドも半音はまあ許容範囲のピッチだけど、全音のベンドは正確に下げられないし、スロートビブラートも何故か吹くのは出来ても吸うのができなくなっていました。

狙ったピッチに持っていけない、ビブラートも出来ないというのは事実上何も出来ないということです…

まあ、ベンドは慣れたら戻ると思うんですけど、スロービブラートの喉を緩める感じが上手く出来なくなくてびっくり。一回出来たら感覚が戻るとは思いたいですけど、体も変わってるからなあ。

知識以外は何も残ってないと考えないといけない。コツコツやり直します…

ブルースハープの配列

練習する時のメモ代わりに書いておきます。

Cのブルースハープの配列です。

ファーストポジション

ファースト・ポジション。ファースト・ポジションとはキーに合わせたハープ(ブルースハープ、10ホールズともいいます)を使う奏法です。

ファースト・ポジションはブルースだとやらない。Jimmy Reed位じゃないでしょうか。

なぜかと言うと、ブルーススケールで重要となる短3度が8穴でしか出せないからです。吹いてベンドするのは難易度が高いですし…

吹くCEGCEGCEGC
DbFAbDbAbEbGbB
ベンドGbABb
Bb
吸うDGBDFABDFA
ブルースハープは恐ろしい楽器で、ダイアトニックスケール(この場合はCメジャー)が何もせずに吹けるのは1オクターブしかない。それ以外はベンド(音程を下げて音を出すしかない)7〜10穴は吹くベンドしか出来ない。

ファースト・ポジションはクロマチック・ハープを吹くから使わない事になりそうです。

セカンドポジション

セカンドポジションというのをブルースでは主に使います。キーがCならF、GならCを使うということですね。

なぜかと言うと、ブルーススケールが簡単に吹けるからです。度数で書いてあるものがネットで探したらなかったので作りました。

キーが変わるたびにハーモニカを変えるというのは他の楽器からは想像出来ないですよね。でもメリットはあって、一旦度数で覚えてしまえば(穴番号)、他のキーでも同じ吹き方が出来るからです。

ブロー46R46R46R4
b5b7b9b2b6△7
ベンド△72b5m3
m3
ドローRb7235b72
煩雑に見えるが、一旦覚えたら全キー使えるので他の楽器ほど覚えるのが大変ではない。大変なのは演奏することです…

他の特徴としては、ファースト・ポジションだとベンドを使わないとミクソリディアン・スケールが吹けないけれど、セカンド・ポジションだとベンドを使わず吹けるところがあることですかね。

よくこんなの考えついたものだなと思います…

ミクソリディアン・スケールは、ドミナント7th一発もののファンクやブルースでもよく使われるスケール。ブルーススケールもファースト・ポジションだと上の難しいブローベンドしないと出来ないものが吹きやすい。

また、ドリアン・スケールも吹きやすいです。

そして、ベンドするにしても2,3穴という比較的吹きやすいとこにあるのもセカンド・ポジションのメリットです。

コード進行が込み入ったものをサックスの代わりに使うとなったらクロマチック・ハープですけど、シンプルなファンクやブルージーなものなら、ブルースハープの方が表現力あっていいかもしれない。

ブルース・バンドをやっていたときには、ひたすらブルージーなものばっかりやっていたわけですけど、自分がやるようなものだったら、ブルースハープのほうがいいのでは?

あれ…い、いや、ジャズ・ファンク的なものもやるし、ソウルもやるから…

両方とも練習かなあ…大変なことになってきたなあ…

ポジションの把握

メモです。セカンドポジション用。

  • トニック 2ドロー、3ブロー、6ブロー、9ブロー
  • サブドミナント 1ブロー、4ブロー、7ブロー、10ブロー
  • ドミナント 1ドロー、4ドロー、8ドロー

トニックの7th 

・3ブロー(2ドロー)(R),3ドロー(3)4ドロー(5)5ドロー(b7)

オクターブ上

・6ブロー(R)、7ドロー(3)、8ドロー(5),9ドロー(b7)

サブドミナントの7th

・1ブロー(R)2ブロー(3)、3ブロー(5)3ドローベンド(全音、b7)

オクターブ上

・7ブロー(R)、8ブロー(R)、9ブロー(R)、10ドローベンド(半音、b7)

ドミナント7th

・1ブロー(R),2ドローベンド(半音、3),3ドローベンド(全音、5)、4ブロー

ドミナントでアルペジオを吹くのは全音ベンドが入るので難しい。

ブルース・スケール 1オクターブ

2ドロー、3ブロー(R),3ドローベンド(半音,m3),4ブロー(4)、4ドローベンド(半音、b5)、4ドロー(5)、5ドロー(b7),6ブロー(R)

当面の練習

超基礎に戻って、パッカー奏法(口をすぼめて音を出す)、タングブロック(加えて、出さない音を舌で塞ぐ)の練習とロングトーンでトーンづくり、ブルース・スケール吹きながらベンドの音程練習でしょうか。

スキマ時間にコツコツやります… 

思い出すのを兼ねて教則本なにかいいものがないかなと考えて買ってみました。練習考える段階ではなくて、頭からやっていて抜けているところを確認したほうが良さそうです。道は遠い…

動画、専用Webもあるんですね。今は情報がたくさんあってびっくりです。良く出来てるなあ…

練習課題、譜面が付いてるので、ああ、これドミナントのフレーズだったなと思い出せて良かったです。

自分で練習課題作るより時間を買えていいですね。

丁寧な作りで、ブルースに馴染みがない人でも楽しく練習できると思います。

昔は日本語情報全然なかったもんなあ。隔世の感があります。私が若者だった頃ですからね。

昔はファースト、セカンド、サードポジションくらいの知識以外は全部耳コピという人が多かったように思います。Sonny Terryのプレイがあるような洋書くらいしか情報がなかった。しかもソノシートとかやったで…

ソノシート、わからないでしょう…

しかし、こういうものが好きなのに、なんで、Ableton触ってるんでしょうね…

教則本数冊試しつつ技術の確認をしていきます。

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