押して覚えるコードとスケール 4音スプレッド・ボイシング マイナー7th | 無理ない暮らし
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押して覚えるコードとスケール 4音スプレッド・ボイシング マイナー7th

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押して覚えるコードとスケール
この記事は約6分で読めます。

引き続き、4音のスプレッドボイシングです。今回はマイナー編です。

今回はマイナー7thの2つのボイシングです。この2つのボイシングを覚えておくと、いろいろなテンションを加えることも簡単に出来るので、楽しく遊べると思います。

マイナー7th(9th)なんかはマイナー一発ものやモーダルなものでもよく使われるので、弾いてみたら、ああ、あれねとなるかもしれないですね。

クールな曲をパッドで弾いたらモテまくるかもしれませんよ。フフフ…

*但し効果は個人差があります。

4音スプレッドボイシング マイナー7th系統

いつも通りだらだらしゃべっています。お時間ある方だけご覧ください… 練習動画は別にした方がええとアドバイスいただいたので、今回から分けました。いずれ、別サイトにする時はもっとシンプルにします。ブログの方はラフスケッチですね。1日30分練習時間がとれたら、一週間で12キーは演奏できるようになると思います。

今回も覚えやすさを優先して、シェルでR73(m3)、あるいはR3(m3)7を作ってから、上にコードトーンやテンションを載せるやり方を説明しています。

視覚的に覚えやすいフィンガリングにしてありますが、この辺りはご自身のやりやすい方法で変えて遊んでみてください。

いろいろパッド研究会などでみなさん覚えやすいとなった最大公約数的なフィンガリングです。 声に出して、インターバルを言ってと繰り返しているとさっとコードも押さえれますし、テンションも作れて楽しいですね!

練習動画です。覚えることを重視して作ってます。

コード進行を弾く時は、シェルを崩して他の指で押さえていく方が楽になるのですが、視覚的なイメージがあればそれほど新しいフィンガリングを覚えるのは難しくないです。

コードを弾く時に、押さえるところがどこか覚えることが1番のつまづくポイントだと思っているので、このような構成になっています。シェルを作ってから、加える形にすれば応用は利きます。

覚えたらどんどん楽な押さえ方に変えていってください。

コードの練習は全てCycle of 4thで統一していますので、なんじゃこりゃという方はご覧になると理解が深まるかもしれません。

押さえ方 マイナー1735 1379

メジャー7th系統と同じく、右手でシェル173を作ります。1はルート、7は短7度、3度は短3度ですね。マイナーコードなので、3度は短3度、7thは短7度です。メジャー7thコードの場合は3度は長3度、7度も長7度ですね。違いを確認するとより理解が深まると思います。

そのシェルにトップに5度を加えるボイシングです。5度を半音下げてハーフディミニッシュにしたり、m3の隣の9th(2度)を加えたり使用頻度が高く、さまざまなコードに変化できるボイシングです。

1379です。マイナーなので3度は短3度、7度は短7度で、9thというテンションが入っています。5度はルートの自然倍音列上に含まれるので、カットすることが多いです。ファットなサウンドや安定感を加えたい場合は小指で5度を加えてもいいですね。テンションが入る場合は5度は抜くことが多いです。

マイナーコードでよく使われるテンションは9.11ですね。使用頻度から言うと9が一番多いと思います。

11thはネオ・ソウルギターと呼ばれるものやモーダルな曲で使われたりします。

13thはトライトーンがあるからアボイドになるんですが、ファンクギターなんかでは普通に使われます。この辺りはいずれ機会があれば説明します…使用可能テンションはダイアトニックコードのテンションの話しないとダメですしね…

9はルートから9番目。-7すれば元の音がわかりますね。Cm7(9)なら9-7は2ですね。Cから2番目はDです。

R(1)は親指、3は人差し指、7は中指もしくは薬指で。左手でテンションの9を押さえます。覚えることを重視するなら7は中指に統一した方がフィンガリングは迷わないと思います。下から親指、人差し指、中指というフィンガリングだと覚えやすい方が多かったです。

この2つのボイシングは、メジャー7th系統と同じく、コードを弾きながらメロディを弾く時の基本的な形になる(左手でもこのシェルは押さえられます)ので、時間をかけてもしっかりマスターするとコードもサッと弾けるようになって楽しめると思いますよ!

もちろん、ベースが入る場合はルートを省略したり、メロディより高い音域になったりしないように調整してください。これはあくまで基本編です。ロー・インターバル・リミットについて触れてないのは、パッドの場合は音域を変えられるからです。あと、初めからそれやると嫌になっちゃうと思うので…

1,3ボイシングは、1をオクターブさげて、10度音程を作った方が本来のスプレッドボイシングになりますが、シェルで楽にコードを弾こうというこの記事の狙いから外れているので、取り扱っていません。

練習方法

  • コードネームを声に出す
  • 度数を声に出す
  • 視覚的にパッドで展開する
  • 弾く
  • サステインペダルを弾く(あれば)

この順番で練習されると、コードを早く覚えられるようになると思います。視覚的にパッド上でここを押さえるというの大事です。パッドは点灯している部分があるために間違いやすいからです。

12キーの練習の際、できればコードを押さえる前の形に戻した方が、実際のコード進行を弾くときに楽になると思います。毎回手の形は変わりますしね。

初めはクリックを使わないこと。

押さえるポジションが変わると初めは視覚的に混乱してしまいます。これはパッドを演奏する上で一番難しいところです。

12キーの練習は強固な視覚的イメージを展開できるようするのが1番の目的なので、視覚的に完全に覚えてからクリックを使うことを強く推奨します。

64パッドでは弾けるポジションが限定されているので、無駄な動きを覚えると後で矯正するのが大変だと思います…腱鞘炎などにつながることもあるので。

練習は手の筋肉を鍛えるのではなくて、神経系を整備しているのだから、ゆっくり、正確な動作をやっていけば、いずれ速く、楽に弾けるようになります。

あとは、手の痛みが生じたらすぐやめましょう。無駄なく押さえられるようになっていけば、パッドは鍵盤やギターより力はいらないです。手を痛めて練習できなくなってしまうのは、楽しくないですからね…

パッドでコードを弾くのも楽しいですね!

コードネームを表示させるソフトです。パッドでの学習でも役に立ちます。譜読みが苦手でアレルギーがあるという人でもこれがあると抵抗感が薄れるかもしれません。残念ながらPUSHでは使えません…

個人的におすすめなのはLaunchpad pro mk3です。普通に使うならLaunchpad Xで十分ですが、感度の面、liveloopingに使えることを考えるとこっちの方が長く使えると思います。

DAWを問わないという点で、PUSHよりこちらの方がいいという方のほうが多いのではないでしょうか…

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