PUSH勉強会26回目
Push勉強会26回目をMEGuさん(@CymaSonic0 )とオンラインで行ったよ。
MEGuさんとの勉強会は8回目。2019年13回目。目標50回だから進捗率26%
ええペースやな。よく考えたら、11月から始めたんだから1ヶ月に8回以上のペースでやってるのか。これだけのペースでやってればコンテンツも増える。
気がついたら、日本最大のAbleton PUSH2の情報があるサイトどころか、世界でも多分一番あるくらいになったみたいやな…
3月からちょっとどうなるかわからんから、情報はできるだけそれまでに書いておきたいな。
PUSHの達人シリーズの更新もしたいし、いろいろフィンガードラム普及の準備もあるから、仕事をしている暇はない!
でも仕事せんと生活できんからね…
まあ、昔ほど働かなくなったと主治医にいったら、「うりなみさんの働き方は異常です」とキモがられたわ…
入院しても普通に仕事してるからね。生産性が低くて恥ずかしいわ…
機械の体がほしいと思う今日このごろやな。
前回のMEGuさんとの勉強会はこちら
前回の勉強会についてはこちら
前回、MEGuさんに3和音の3ポジション全部クロマチックで弾けるようにといって、動画作って宿題を出した。
MEGuさんの進度に合わせて、コードの練習やスケールの練習の記事も増やしていくつもり。情報量多くなりすぎたから、本当に電子書籍にしてもええかもしれやんね。
いつもどおり、MEGuさんに前回までやったところでわからないところを確認。
さらっとテンションの説明したから、テンションの説明をもう一度。次回かその次にテンションは改めて説明するんでさらっと。
それとクリシェの説明。I wish I knew how it would feel to be freeを弾いて説明した。あ、自分の大好きなNina Simoneについてはいくつか記事あるよ。
やったこと
- コードの3つの機能
- トニック
- サブドミナント
- ドミナント
- トライトーンの説明
- トライトーンをPUSHで視覚的に把握する
- ルートモーションとは
- 完全5度下と完全4度上は同じ
- 転回形さわり
- 構成音が同じならオクターブが違っても機能は同じと考える
- ピアノロールでサブドミナントの解決を確認
- 代理コード トニック
- Cmaj7=Am7=C6
- 1625を3625代理の演奏例
- 代理コード ドミナント
- ドミナントの代理は分数コードが多い
- サブドミナントの代理コード
- 4和音には3和音が入っている
- 1625を1645に変形
- 251
- 5度をオミットした7thコードフォーム パターン1
- 5度をオミットした7thコードフォーム パターン2
- ダイアトニック・コード進行実習(4和声で弾いてもらった)
- ギターのボイシングをPUSHに適用するには
- ギターのボイシングがなぜ有効なのか(コピーの必要性)
- ギターとPUSHの違い 同一弦上の発音の問題
- ピアノ的なオープンボイシング演奏例
- ベースの考え方
- アルペジオさわり
鬼のような量やな…
でも、MEGuさんがしっかり勉強してくれたから、4和声も弾いてと言ったら、すぐ弾けるようになったわ。
MEGuさん、4和声の記事を作ってリンク貼りますね。
それと、トライアドの転回形の記事も作っておきます。今回ちょっとだけ転回形出てきましたね。
サブドミナントからトニックに行くのにやったときのCが、メジャートライアドの第一転回形ってやつです。これはトライアドのフォーム覚えもらったんで、オクターブ移動させるだけだから難しくないです。
同じコードが続く場合、コードの転回形を弾くことで、ある種の動きを作ったりします。ソウルなんかでは凄く使われますね。ゴスペルでも。
また、スムーズなコードの接続のためにも転回形は弾けるようにしておくと、演奏の際に楽になります。
ギターに関しては、動画を作るか、記事を作るか考えます。Scalerの活用の仕方もやりますが、コードネームが変なのもあるので、ある程度わかってから使ったほうが自分なりに理解しやすいと思います。
追記:2019/01/29
4和音のフォームについての記事を作っておきました。練習動画などはまた足していきます。
追記:2019/01/30
4声のダイアトニック・コードを覚える練習動画です。ダイアトニック・コードをすぐ弾けるようにするのは理論を勉強する時に必要なので、しっかり覚えてください。笑
とにかくゆっくり弾くのがポイントです。
細かい説明はYoutubeの方に貼ってあります。練習2は右側中心のフォームです。メジャー7thに関しては記事で書いてないフォームで弾いてます。一時転調したりする時に、パッドが足りないということはPUSHの場合は起こるので、いろんなフォームで練習する必要があります。
わかったこと
やっぱり、トライトーンが視覚で理解できるのは圧倒的に分かりやすい。
ドミナント、サブドミナントの解決が視覚的にわかるのは強い。
なぜドミナントが強いのか。
b9を含んだものの解決がなぜ強力なのかは理屈勉強していったらわかるけれど、PUSHなら半音3つ解決してるからって見える。
ディミッシュがある種の7thということも文字通り「見える」。
パーカーがb9に飛んで行くフレーズを多用したのも、視覚的に理解できるはずや。
ギターも視覚的な楽器だけど、PUSHはもう笑っちゃうくらい分かりやすい。同一音がパッドで点灯するからね…
ギターやベースはクローズドボイシングが演奏しにくいから、どんなに譜面が簡単であっても演奏上の困難があったけど、オープンボイシングで極端なものじゃなかったら、ピアノで出来ることはPUSHで弾ける。
ハーモニーは極めてわかりやすい。
ギターのメソッドと鍵盤のメソッドの奏法が使えて、かつ視覚的なアドバンテージが有る。
4度上、5度下もAbleton PUSH2の場合は視覚的にわかりやすい。
まあ、Ableton PUSH2だけじゃなくて、Maschine JamでもAKAI FORCEでもこの恩恵は得られるわけやからね。
コードの代理関係なんか、これだけ視覚的に分かりやすいのはないと思うよ。
鍵盤の場合、キーが変わると視覚的に捉えるのが難しくなる。
練習すれば別に出来るけど、大人で時間がない人はむずかしいやろう。でもPUSHなら出来るよ。
64パッドは未来の楽器やよ。音楽やってなかった人が、1ヶ月でリズム譜読めるようになって、4声のコード弾けるようになって、テンションも仕組みわかってる。ゆっくりなら弾ける。凄いことやろ?もちろん、MEGuさんの努力あってのことやけどね。
自分は音楽を学ぶ機材としてのAbleton PUSH2の可能性は凄くあると思ってる。
もうプレイヤーとしては諦めたから、他の人達に考え方や練習法を伝えるので頑張るよ。
コルトレーンマトリクスとかも全部説明してやろうと思ってる。
自分の頃は個人的に研究している人に習うしかなかったからな。
頑張ったけど、才能はなかったわ。
でも、音楽を深く理解できただけで無駄ではなかったと思うもんな。
スペカンメソッドがあって、64パッドでのハーモニーを理解する人たちが日本でたくさん生まれたらさ、日本は一番現代的なパッドプレイヤーが生まれるかもしれない。
そう思ったら燃えるよね。
なんとか自分が生涯掛けて学んできたことを音楽を続けたい人たちに伝えられたらなと思ってるよ。
暑苦しくてすまん…
Ableton PUSH2で音楽わかると楽しいな!機材も楽しいけど、ハーモニーも楽しい世界やよ!
PUSH勉強会というよりは、もはや64パッドで4度のクロマチックでハーモニーを学ぶという形になっていますが、テキストしてこちらの本を使っています。
ギタープレイヤーのボイシングは、鍵盤とは大きく異なります。
4度のクロマチックでハーモニーを学ぶ場合、ピアノだけではなくて、ギターのボイシングを学ぶことはパッドプレイヤーとしての独自性につながると思ってこちらのテキストを選びました。
勉強会でハーモニーをやろうという人にはこちらのテキストを使って勉強してもらっています。
PUSH勉強会について。
PUSH勉強会は、私、うりなみが主催する勉強会です。
費用は無料。
マンツーマンでやってます。
たいてい日曜日に阿佐ヶ谷でやっています。
2019年2月は、私の都合で土曜日に基本的に開催ということになりました。オンラインはskypeで。
詳細はこちらにあります。
初心者大歓迎。誰もがはじめは初心者です。
PUSHの使い方がわからない、Ableton Liveの使い方がわからないという人でも全然構いません。
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