西武新宿 焼あご塩ラーメンたかはし 万華鏡のようなラーメン



西武新宿 焼あご塩ラーメンたかはし 万華鏡のようなラーメン

寒くなってきた。

温かいものがうまい季節になった。出張前にちょっと小腹がすいたので、新宿で食べてから向かうことにした。

やきあご塩ラーメンのたかはしである。

最近、自分は煮干しなど魚介系のスープが好みだと言うことを実感した。できるだけ多く魚介系を食べて自分なりの基準を作ろうと思ったのである。

iPadで注文するシステム。柚子胡椒など味を変えるものも多くある。清潔な店内。英語での表記があるので、観光客には嬉しいお店だろう。

得製焼あご塩ラーメンを注文。特製ではなくお得と言うことを強調したかったのだろうか。

見た目は醤油ラーメンに見えるのだが、そうではない。口に含むと、魚介の味が広がる。思ったよりかなり濃厚な旨味があるスープである。

チャーシューは今流行りの低温調理したタイプ、メンマ、ネギ、普通のタイプのチャーシュー、三つ葉、岩のり、桜えびと豪華である。

麺は中太麺。面とスープが良く絡む。

口中に焼あごの味が広がるのはちょっとした感動があった。

ただ、魚介だけではないと思って、メニューを見たところ、豚骨とのダブルスープとのこと。

低温調理したタイプのチャーシューはそのままで食べてもいいが、やはり、この濃厚なスープと合わせるとうまい。

端正な見た目と異なって、かなりパンチがあるラーメンである。

桜えびも面白い。桜えびを含んで食べれば、スープも異なった表情を見せる。

岩海苔とともにあわせると、同じラーメンとは思えない。

鶏のチャーシューはさっぱりしている。三つ葉は上品さを添える。

ご飯を注文して、お茶漬け風にして食べた。

焼あごと柚子胡椒をあわせると、独特の爽やかさが生まれる。

まるで万華鏡のようなラーメンである。ため息が出た。

ともすると焦点が絞れない豪華なだけのラーメンになってしまいそうだが、そうではなかった。

焼あごという一本芯が通った物があるからだろう。

多様な旨さがあっても、ぶれない。軸があるということだ。

自分がやってきた仕事を考える。いろんな仕事をしてきた。

自分の軸ってあっただろうかと思う。

あえて言うなら語学なのだろう。教える仕事はそこから派生したものだし、他の仕事も語学を介してのものが多かった。

残念ながら、自分には突出した能力はなかった。

音楽だけでは食べられなかったし、語学単体で食べられているわけではない。専門家になれなかったといえる。

何か一つに突出した生き方には憧れるけれど、適性は違う。

乏しい能力で行きていくには工夫せざるを得なかった。一つの言語で突出できないなら、もう一つ。

それでダメなら業界知識。それだけでも足りないなら営業能力。それでも足りないなら企画能力。足りないからこそ学び続けた。生き残るのに、何が需要があるか。考えざるを得なかった。

どれもこれも中途半端なのが、自分の軸ということだ。

気がついたらよくわからないなんでも屋のような生き方になった。とっちらかったスキル。

どれも専門家になれなかった代わりに、どれもそれなりにはわかる。

自分がいかに出来ないかをわかっているから、できる人をつなぐことが得意になった。

自分では出来ないけれど、あの人ならできるから頼もう。

そういうことが仕事になるとは若い頃の自分には想像もできなかったし、そんな生き方は中途半端に見えただろう。

スキルという面では事実中途半端だ。

強みは弱みになるし、弱みは強みになる。乏しい能力も自分の軸と考えることが出来れば、強みになり得る。

それを軸と理解さえしていれば。

まだ、もうちょっとやれることあるかな。下り坂は全力で駆け抜けたほうが楽しい。

ごちそうさま。また、来ます。

焼きあご塩らー麺 たかはし 新宿本店ラーメン / 西武新宿駅新宿西口駅新宿駅

夜総合点★★★☆☆ 3.8











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