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PUSH勉強会17回目

PUSH勉強会
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PUSH勉強会17回目

PUSH勉強会17回目をMEGuさん(@CymaSonic0 )とオンラインで行ったよ。

2019年度6回目。目標50回だから12%か。進捗状況としては良すぎるというか、やりすぎやな…

ちょっとまだだるいんやけど最近のインフルエンザの薬はすごいね。なんとか起き上がれるようになってきたよ。

もうオンラインでも充分やり方は分かってきたから、他の人とやるときにもスムーズに出来ると思うわ。

MEGuさんはこれで3回目か。

音楽の知識も説明しながらしっかりやろうとしてるから、回数は多くなるな。

PUSH使うときに音楽の知識も理解していくことは大事やというのは、これだけやってわかったんや。操作がわからん人は操作だけでええ。

でも、音楽の知識はそんなにないけど、音楽やってみたい人にPUSHは凄くいいと思う。そうじゃないと広がらんしね。

前回の記事はこちら

まずは聞き取り

いつもどおり、聞き取りを行った。自分はボンクラやから、毎回確認しないと失敗してしまうからね…

MEGuさんは3連符、6連符、スクエアというところがわかりにくかったと仰ってた。操作としてはOK。

あとは譜面の知識になる。ここをすっ飛ばしてやるのは自分はアカンと思ってるのね。

Ableton PUSH2は楽器でさ、特にフィンガードラムの可能性がある楽器や。で、スペカンメソッドは、オルタネイトにしたり、しなかったりする。

奏法を切り替える時、表や裏という意識は重要になるからね。MEGuさんにはある程度音楽的な知識とPUSHの使い方を覚えたら、スペカンさんに習ってと言ってるのは、ドラムを叩く技術は陳腐化しないからなんや。

譜面が読めるようになってから習ったほうが、ええやろ。技術を習うことにお金を使ってほしいんやよね。フィンガードラムできる人増えてほしいしね。買ったものの操作を覚えるのにお金を使い続けるのはおかしいと自分は思うからね。

ということで、譜読みできるように今回は打ち込みの練習や。

やったこと

  • ドラム譜の特徴
  • ドラム譜は始点が表されている特殊な音符
  • 譜面を打ち込む
  • 実際の譜面とステップシーケンサーの表記
  • NoteLength調整
  • スイング、バウンス、跳ねるとは
  • Returnトラックとは
  • ReturnトラックにReverbをアサイン
  • 普通のトラックにエフェクターをアサイン
  • エフェクトの削除
  • なぜ、Send,Returnというか
  • MIXキー
  • ステップシーケンサーで、任意の音にエフェクトを掛ける

今回は90分位やったから、前回よりは短かった。まあ、短いから楽かと言ったら別やよ。

だって考えてみてよ。譜面の概略説明して、実際打ち込んでやってもらったわけやからね。我ながら鬼や…

これを使ったのは、スペカンさんのフィンガードラムのレッスン動画で使ってるから。

スペカンさんのYoutubeチャンネルはこちら

スペカンさんのレッスン動画やったら、フィンガードラムの考え方はマスターできる。いま、打ち込めるようになったら動画を見ても理解しやすいよね。

で、やっぱりドラム譜が始点に焦点を合わせたものだということは理解しにくかった。だから、実際の譜面の長さで打ち込んで、違いが出るか聞いてもらった。NoteLengthを調整して聞いてもらったんや。

MEGuさん、明日以降に動画追加していきます…

MEGuさん、これが、スイングとかバウンスとか跳ねる量をコントロールする方法です。ノートリピートのときに使うと便利です。

Meguさん、Drumrackでやりましたが操作は同じです。ループ設定するのと同じ考えですね。

Clipを押して、MIDIの編集が出来るようにして、始点を長押ししてズームインされたら終点を押してください。Drumrackの動画も後で追加しますね。これはどのシーケンサーでも共通の動作です。

ちょっと説明しきれなかったですけど、MIXキーの挙動についてです。

Mixキーは2つのモードがあります。 Ableton PUSH2にはTrack MixとGlobal Mixがあります。

Track Mixは1トラックずつの調整。ボリューム、パン、センドなどが調整できます。

Ableton PUSH2の画面の左上がMIXとハイライトされます。 インプットなどの調整も行えます。

Global Mixは全トラックの一つのパラメータがコントール出来ます。

Ableton PUSH2はハイライトされているのが選択されているという意味でしたね。

volumesと点灯していたら、全トラックのボリュームがノブでコントロール出来ます。 Sendsを選べば全トラックのセンドがノブでコントロール出来ます。

複数トラックに共通したエフェクトを使いたい場合、リターントラック(チャンネル)を使います。

その時、各トラックのSendsからリターントラックに信号を送ります。

Mixを押して、グローバルミックスモードにします。この場合はCsendsに送ろうとしています。

Csendsを押したら、トラックの上部のノブで送る量を調整できます。

わかりにくいのは、グローバルミックスモードはそれぞれのトラックのハイライトされているパラメーターが送れるということ。 もう一度MIXボタンを押すとトラックミックスモードになります。これは1トラックずつ調整する場合に使います。

MEGuさん、次回はこれをやってもらいます。まず、ステップシーケンサーで、エフェクトを掛けたい音を押したまま、MIXキーを押して、リターントラックにに送る量をコントロールします。

わかったこと

やっぱり、ドラム譜は難しかった。普通の譜面との対応関係を、実際音に出して聞いてもらったらこれは始点だけを表現しているってわかってもらったと思うんやけど、これって、ドラムやらん人にはわからんよね。

当たり前だけれど、今後ドラムをMEGuさんが打ち込んだりしていくことになるときに、音符の理解は必須になる。ドラムの場合は長さは関係ない。クラシック以外のドラムは基本音を出すタイミングに焦点を合わせたものなんやね。

で、これをMEGuさんに勧めた。譜面がよめるようになったら、得られる情報量は格段にかわるし、アイデアが尽きることはないから。

特にさ、3連符系統とかシャッフルとか、ハネモノって、ドラムやっている人以外は多分分かりにくい。

こういうのをひとつひとつゆるがせにせずやっていったら、理解できるところが増える。特に、音楽でリズムが占める割合は深いからね。

生ドラムは歴史があるからアイデアの宝庫にアクセスできるようになる。MEGuさん、もうDrumrackの操作はかなり速くなってきた。

特に、譜面に慣れていないひとは、分解能(グリッド)が変わると、どこまでが1拍や1小節がわからなくなりやすい。

そして、8分音符や16分音符が入ったものを打ち込むことで、16分と8分がどの様にステップシーケンサーで表現されるかわかってくるからね。

次は3連符系統が入っているようなものも打ち込んでもらう。譜面が読めるようになって、口ドラム出来るようになると音楽の聞き方も変わるし、アイデアもいくらでも得られるようになるからね。

音楽以外だと、センド、リターンはわかりにくかったと思う。センドはまだわかる。そのトラックから、リバーブとかそういうところに信号を送るって意味やからね。リターンって分かりにくいよね。これ、マスタートラックにエフェクト掛けたものを戻すってことやからさ。

そもそも全部同じエフェクターをそれぞれのトラックに掛けたらええって思うよね。でも、例えば、100トラックあって、みんな同じリバーブの設定をしなきゃいけなかったら面倒やろ?

マシンパワーも食うしさ。それなら、リターントラックってところにみんな信号を送ったらシンプルだよね。そして、リターントラックにはReverbやDelayなどの空間系エフェクターを呼び出すことが多い。

普通のミキサー使ったことがあったら簡単にわかることでも、やったことがなかったら難しい。

あ、MEGuさん、説明し忘れていましたが、リターントラック、エフェクトの割合を100%にするのが普通です。次回説明しますね。

次回は、DoubleLoopやFixedLength,ページのコピー、Drumrackの展開を説明しようかなと思ってる。ドラムの打ち込みやっている間に、主要な機能キーはある程度覚えてもらったら楽になるしね。

やっぱりね、今回もいろいろ説明して思ったのはね。

暗黙の了解というか、前提が多すぎる。、一つ一つ説明していったほうがいいと痛感したわ。

初心者にAbleton Liveは優しいかというと、優しくはないわな…

音楽やるまでに覚えることが多い。これは仕方ないよ。けど、必要な情報にアクセスしやすくすることは出来るよね。

だから、自分は個別で説明するのが一番ええと思ってる。調べる時間短縮できたら、その人が音楽に使える時間増えるし、ひいてはAbleton PUSH2のプレイヤーも増えるし、フィンガードラマーも増えるはずや。

Ableton PUSH2、使えるようになると楽しいよ!


PUSH勉強会についてはこちらです。

コメント

  1. うりなみさん、お世話になっていますー。
    またこちらにポスト致します。

    >Clipを押して、MIDIの編集が出来るようにして、始点を長押ししてズームインされたら終点を押してください。

    上記は、何を設定するための準備でしたか?
    この作業自体は出来ました。

    Swingの呼び出しはどこで行うのでしたでしょう?

    三連符、六連符の打ち込みは、リアルタイム録音でないと行えないですか?
    そのまま入力するとリピートが効かずに単音になってしまいます。
    ピアノロールでドローモードで打ち込めるのはわかっているのですが…

    センドリターン、PC上でやるよりPushのほうがやりやすいですね。

    • これは、音を伸ばしたりする時ですね。

      スイングは左上で変更です。

      はい、三連符、6連符はノートリピートを押しながら入力ですね。リアルタイムです。場面によってはPCの方が速いかもしれませんね。

      ミックスは慣れると、Ableton PUSH2の方がやりやすいと思います。

  2. 今日練習していて、もう少し疑問が出てきたのでお送りします。

    Pushiで打ち込みするとき、はじめから2小節ループで打ち込むときはどうしたらよいですか?
    私はいつも1小節ループになっていて、それをあとからDouble Loopにするのではじめの1小節分がまるまるコピーされてしまいます。

    それから、教本のドラム譜にあるような三連符、六連符が普通の音符に混在するとき、どうしたら効率よく打ち込み出来ますか?

    • Fixed lengthを押して、2barsにすると効率がよいですね。

      3連符、6連符が入っていないところを打ち込んでからが効率良いと思います。

      ちょっと手元に今、Ableton PUSH2がないので、先に頂いた質問、触れるような環境になってから返信しますねー。

  3. ありがとうございます。今日一連全部試してみて、また次の講義で確認させてください!
    ドラム譜、だんだんコツがつかめてきました。

    • 良かったですー。本当、慣れですからね。笑

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