イナダのマリネとGeorge Jackson



腹が減ったのだが、家に食べるものがそれほどない。

週末だし、ちょっと飲んで気分を変えたいが、タクシーにのって出かける気力もない。

イナダの刺身を昼に買ってきたのだが、仕事が立て込んでいたので食べられなかった。

刺し身で食うのも悪くないが、カット野菜が買ってあったので楽しようと考えた。男の適当な料理だ。

いい音楽と酒があれば、疲れもとれる。

必要なものは

  • 酒 気持ちよく酔うため
  • 塩 適当
  • 胡椒 適当
  • オリーブオイル
  • ニンニク ひとかけ
  • 魚 なんでもOK
  • 砂糖 適当
  • 酢 なんでもOK

こんなものである。今日はGeorge Jacksonを聞きながら作る。塩をして置くといい。味を入れる意味もあるが臭みもとれる。

情けない男の歌を歌わせたなら最高なのである。マッチョなソウルシンガーが多い中で声まで情けない。

 

Me and my baby
We had a big fight
And we ended our romance the same night
In a angry mood
She walked out the door
And he said he saw her going to an Aretha Franklin show

Hey, Aretha, play one for me
One that will let her know I’m as miserable a man could be
Will you sing a song, that will touch her heart
And make her sorry that we are apart

彼女と喧嘩して別れた。ブルースマンなら即座に彼女をディスるのだが、情けないGeorge Jacksonはひと味もふた味も違うのである。

彼女はアレサ・フランクリンのショーに行く。そして、ぐちぐち思うのである。

「彼女がいなくなって、この上なく俺が惨めだってわかる歌を歌ってよ、アレサ」どこまでも情けないのである。

「彼女に別れて残念って思わせる歌を頼むよ。彼女の心に届くように」ここまでいくと逆にあっぱれである。

ああ、レシピ。もう、材料書いてあったらわかりますよね。

塩してから、酢、オリーブオイルを適当に入れる。ニンニクはすりおろしたが、匂いが気になるなら、みじん切り少量でもかまわない。酢がきつかったら砂糖と入れるとまろやかになる。

I don’t know if taking requests is part of your show
If you do me this one favor I’ll be grateful to you forever more
Many romances have been saved through your sound
Your records have touched so many lovers, so many times

リクエスト聞いてくれるかどうかは知らないけど、もし聞いてくれたら永遠よりずっと感謝するよ。

多くのロマンスが君のサウンドで救われてきた。君のレコードは本当に多くの恋人に多くに届いたんだ。

もはや、彼女を口説いているのか、アレサを口説いているのかわからない熱意である。大丈夫かGeorge。

さて、あとはカット野菜である。98円。イナダも298円。イナダは安くて旨い魚だ。

これとあえるだけ。ちょっと冷蔵庫で寝かしたほうがうまい。

Play the song I could never love in anyone loved like I love you
Respect since you been gone call me tonight
Baby baby baby
A Bridge Over Troubled Water too
And
I can’t see myself leaving you

ここはソウルを知っていると面白い。じつはこの歌詞は、アレサのレパートリーとその歌詞を引用している。George Jacksonはシンガーというよりライターなのだ。情けない男なのだが、音楽的偏差値は高い。ますますクズの香りしかしないな。

楽しくなってきので、George Jacksonの他の曲も紹介しよう。

これは、途中でBobby Womackの曲を引用している。一回だと賢いと思うのだが、二度同じ手法を使うとあざといと思えてくる。なんとなく人が良さそうな格好をしているのまで計算に見えてくるから不思議だ。

あ、マリネですか。こんなんです。

金曜の夜に、酒を飲んで、それなりにうまい飯をくって、好きな音楽を聞く。それだけでもなんとか生きられるもんだろう。

追記:2018/03/03

誤字修正。酔っ払って書くと駄目ですね。金曜の夜なんで許してください。

投稿するとポイントがもらえるので、料理できる人は楽しいかも。

食えなくなれば、いい加減料理で食いつなぐことも可能か?でも、調味料とか書くの面倒だしな。

なお、投稿したことはないです。でも調理器具別のは眺めて楽しい。ホームベーカリーとか、もはや達人というか、修羅道で面白かったです。

なんというか、レシピサイトでめちゃくちゃに投稿している人って、多分それしか考えてないんだろうなと思います。











8 件のコメント

  • はじめまして。
    主に「無理ない暮らし」のタグがついた記事を読ませて頂いてます
    (Ableton、フィンガードラミングって何?状態です、すみません)が、
    最近始まったお料理の記事、素敵です。
    これからもじゃんじゃんup して下さい。楽しみにしてます。

    • mさん、ご丁寧にありがとうございます。
      フィンガードラミング、音楽やらない方には謎ですよね。
      役に立たないレシピですみません…
      楽しんで料理やっています。下手の横好きですが、作るのも楽しいですね!

  • そうそう、お料理を楽しんでらっしゃるのが伝わってきて、
    それがとても良いです。
    料理って楽しくも出来るんだったなと思い出させてくれます。

    • ありがとうございます。
      まさに下手の横好きです。
      まさかこんなくだらない記事を読んでくださる方がいるとは。励みになります。
      そろそろ春らしいものが出てくるので、料理も楽しいですね。笑
      買い物に行ったら、鯛のアラが美味しそうだったので、夕飯は鯛飯にしようと思います。

    • ああ、海外にお住まいなんですね。
      日本のご飯、恋しくなりますね。
      大分、日本は春めいてきましたよ!
      タケノコや菜の花も出て来るので、料理が楽しくなります。
      普段はたけのこは水煮を買うんですけど、春だけは、自分で茹でます。若竹煮なんかもいいですねー。

  • なりますよー。
    これからタケノコや菜の花やつくし(はやらないですかね)の
    お料理を見せられるのか、厳しいな。笑
    あとそうだ、無理ない暮らしタグの記事もお願いしたいです。
    気分良く暮らすとか、自分の取り扱い説明書とかその辺りの記事が読みたい。
    長々お付き合い下さってありがとうございました。

    • 海外だと厳しいですものね。
      また、日本にいらっしゃった時の楽しみにしてください。
      ぼちぼちそっちの記事も更新していくので、よろしかったらまたご覧になってください。
      こちらこそありがとうございます。
      お互い楽しく過ごせると良いですね!

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です