今回も需要がほとんどない記事です…たまにはベースのことも書いておきます。
ちょっと前にベースをフラットワウンド弦に張り替えて、やっぱり古いサウンドを作る時に巻き弦では感じがでないなと思いました。
新しいサウンドにするときには巻き弦にしてドンシャリにすれば良いわけですが、オールド・スクールなソウルやファンク、あるいは2000年代のネオ・ソウル的なサウンドを作りたい時にはなかなか良いです…
古いサウンドを作るためにはフラットワウンド弦がかなり重要であるのは以下の記事をご覧いただければわかると思います。
演奏性を損なわずに楽に弾けるフラット弦が欲しかった
いろいろフラット弦も試してきたのですが、どんどん握力が無くなっていてハイ・アクションで太い弦というのは弾けなくなってきた。ネックにも悪いですしね。
フラット弦のメリットはフレットノイズがないことと、独特のトーン。フレットノイズがある方がいい場合もありますが、オールド・スクールなソウルやファンクをやるには丸くて太い音がいい。
ラウンド弦にミュートを付ける手もあるにはあるわけですが、60年代にはほぼソウルやファンクではフラット弦なわけですからどうも感じが出ない。
ただ、フラットワウンドはテンションがきつかったり、太い弦が多かったりでかなり手にもベースにも厳しい…
プレベで弦高高めで太いフラットワウンドを張ればそういうサウンドになるものの、普段から手のコンディションが出来てないと弾けない。
どうしたものかと思っていたんですが、友達がダダリオのフラット弦、そこそこブライトだけど弾きやすいと言っていたので試したらドンピシャでした。
今使っているのはECB84です。
まず、ECB81を買って試したんですが、これでも全然行けちゃいますね。
出来るだけ楽に弾けるように弦高を下げても好みのサウンドが出せないか実験しているんですが、意外にECB81は今まで使ってきたらラベラのフラット弦に比べると格段に楽に弾けた。
スラップなんかも今風の音ではないんですけど、ディスコ期くらいまでなら全然行けそうな感じがしました。
ECB84もECB81も、ラベラに比べると大分ブライトだと思います。といってもフラット弦のサウンドなので対応範囲は結構広いと思います。まあ古いサウンドにしたいので、パームミュート掛けてほぼ親指と人差し指で弾いちゃうんですけど。
握力がどんどん無くなってきているので、もっと楽に弾けないかとおもって更に細いECB84にしてみたところ、練習したらそれっぽい感じになってきた。
これくらいのゲージの太さなら細い弦に慣れてる人でも弾けるだろうし、メインがベースでない人でも弾けそうです。
以前は古いプレベでミュートを付けて弾いていたんですが、大阪に引っ越す時にベースも一回全部処分したんですね。
今、フレットレス一本とアクティブのベース一本しか持ってない。アクティヴのベースはWarwickで全然見た目も好きじゃないし、音も好きじゃない…でもネックは今の自分には楽だったから買った。
フラット弦にしてやっと好みの音に出来ました。
アクティブで古いサウンドにする意味があるかどうかはわからないですけど、なかなからしい感じに出来て楽しいです…
以下はアクティブのベースにパームミュートを掛けて弾いてます。古臭く出来ていいですね…
ミュートを付けることも考えていたんですけど、奏法切り替えでなんとかなりそうなのもいいですね。
追記:2024/04/16
フラットワウンド、パームミュート、DIは610、サチュレーションをHarmonicsにして実験。コンプはSofubeのDBX160で実験しました。
フラットワウンド+610とパームミュートが一番らしい感じになりそう。まあ、普通にプレベ弾いたほうが良いんだけど… pic.twitter.com/JJtnMtl6GO
— うりなみ (@urinami) April 16, 2024
やっぱりフラットワウンドとパームミュートがサウンドに占める割合が大きいですね。
まとめ
細めのフラット弦なら演奏性も損なわないし、こういうサウンドを求めるなら機材を変えるより何より効果が得られて楽しめるのではないでしょうか。まあ、そういう人じゃないとフラット弦買わないとは思うんですけど…
ベースのネックにも負担にならないですしね。ベースの弦高、大分下げたんですけど、それでもモダンなセッティングの人からみたら高いみたいです。
そんな良いベースじゃないから弦高下げられない。
でも弦高下げてもらしいサウンドになったのは収穫でした。これならまだベースも弾けそうです。
スラップもモダンなサウンドはとは違うんですが、70年代的なサウンドを求めるのならありだと思います。野太い感じになります…プルなんからしい感じになって実に味わい深い。
フラット弦で弾くのも楽しいですね!
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