AbletonのEnvelope Followerでオートワウを作って遊ぼう

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Ableton
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突然ですが、あなたが好きなエフェクトは何と聞かれたらなんて答えますか?

好みは色々あると思いますが、ワウは上位に来ますよね。聞くまでもないと思ったんですが、一応ね。対話は大事。民主主義の基本ですし。

私も大好きです。生まれ変わったらワウになりたいくらい愛しています…

特にファンクが好きな人は、3度のご飯よりワウが好きという方が多いんではないでしょうか。

でも、Abletonには純正ではワウが付属していない。絶望ですよね。ファンクが足りない。

三河安城市のブルータル中年さんから、質問いただきました。

オートワウを作れるとブログに書いてあったんですが、皆目わかりません。絶望です。人生も皆目わかりません

めちゃブログご覧になってくださってるんですね…

人生や男女間の機微はこの歳になってもわかりませんけど、オートワウの作り方ならわかるので説明しますね…絶望しなくても大丈夫です!

ブルータル中年さんは久しぶりのDAWとのこと。

現在はIntroでもAutopanのプリセットでTremoloが使用可能になりました。

作るとこうなります。ブルータル中年さんは、ベーシストとのことなのでベースにオートワウを掛けました。

オートワウとは

ブルータル中年さんがいうオートワウはタッチワウとも呼ばれるもの。最近はエンベロープフィルターとも呼ばれることの方が多いんかな。

ギターにも使いますし、ベースにも使う。鍵盤だとクラビネットに使ったりしてもええよね。

エンベロープフィルターというとBootsyですね。この時期はMu -Tronですかね。
この曲ではクラビネットにMu-tronを使っていると言われてる。ライブだと普通にワウ踏んでたりすることもありますけどね。
これはEnvelope Filterで弾きました。タッチでかかり方が変えられるので普通のワウとは違ったプレイができます。リードに使っても良いかも。最近の若い人だとTom Mischなんかはエンベロープフィルター使ってると思いますけど、確証がなかったので自分のプレイですがご容赦を…

追記:2022/08/29

パッドフレンズのけさんに教えていただきました。Tom misch、若いのに随分古いエフェクト使うんですねえ。ああ、でもRogerのサンプリングとかもやってるからファンクも好きなんでしょうね。

moogerfoogerの101というものだそうです。


普通のワウと何が違うのか。普通、ワウというのはペダルを踏むよね。あれ、フィルターのカットオフの周波数をコントロールしてるんだよね。

AbletonのフィルターはMoog型のラダーフィルターもあるので、ミャンミャン言わせられます。楽しいですよ…

フィルターは音を通すか通さないかのエフェクター。

Mu-tronはバンドパス(BPと書かれることもあるね)やLP(ローパス、ローを通すからハイカット)HP(ハイパス、ハイを通すからローカット)なんかが選べる。ベースでボトムを支えたいなら、LPフィルターを使えばええってことやね。

普通にワウを作るんならFilter FreqをMIDIマッピングしてエクスプレッションペダルにアサインすればいい。


追記:2022/08/31

エクスプレッションペダルにアサインした動画を追記。

Macro Variationで、チェーンを作っておくとパフォーマンスの時なんかも無茶苦茶できますね。ワウかかる時だけ、アンプのピーキーな部分削って設定してます。

LFO使ったら確かにフィルターの開閉は自動化できるんやけど、これはエンベロープフィルターとは違うんやよね。

エンベロープ?封筒?なんでエフェクトの話なのに封筒が出てくるの?わからない。何もわからないとなるかもしれんけど、大丈夫やよ。

エンベロープってのは音の音量変化のことをシンセやエフェクトでは指すことが多いんやよね。

例えば、パッドのサウンドは、音の立ち上がりが遅くて、減衰するのが遅かったりするサウンドがあるやんか。

ドラムなんかは音の立ち上がりが早くて、減衰も早かったりするのあるよね。

ああいう音量変化のカーブをエンベロープって言うんやよ。こういうカーブのことを総称してエンベロープという。コンプなんかコンプの圧縮の具合をコンプのエンベロープが…なんていう人もいるから覚えとくと勉強する時にええかもね。

エンベロープフィルターというのは、その音量変化をフィルターの開閉に使うってことね。こうしたら、ギターやベースでタッチを強くした時だけ、フィルターの開閉が行われるよね。勝利は確定やな。

ブルータル中年さん、みゅんみゅん言わせてください…

これはSuiteに付属しているEnvelope Followerを使えばええ。ああ、Ableton liveも11からスタンダードでも使えるようになったんやな。ええことやね。

完成形はこんな感じ。めちゃ簡単やね。

レゾナンスは結構きつめにかけた方がファンクらしいかも。

設定の仕方を説明するね。

まずは、Emvelope FollowerのMapボタンを押す。それから、Auto FilterのFrequencyをクリックすればいい。今回はベースに掛けるので。ローパスフィルターを選択してるよ。

低音がなくなったら困るからね…

これで完成なんだけど、注意するところがいくつかあるんやよ。

Mapの横にある%は範囲なんやよね。これ、ベースでもあまりにも上の方が出なかったら、モコモコしすぎていて音程すらわからないよね。そう言う時に、ええ塩梅で掛かるように調節すればええんやよ。

Gain

これ、エンベロープの強さを変えるもの。簡単言えば、かかり方を強くすることができるね。派手にしたかったらゲインをあげればいいね。

Rise

これはADSRでいうAttackに該当するもの。ピークに持っていくまでの時間やね。フィルターがあくまでの時間を考えたらわかりやすいかな?

Fall

これはADSRのDecayやreleaseに該当するものやね。フィルターを閉める時間とこの場合は考えたらええかな。

Delay

これは、Riseが作動するまでの時間やね。なんでこんなパラメーターいるかって言うと、ギターやベースだと、弾いてからビブラート掛けるまで時間かかるよね。ビブラートなんか初めからかかってたら音痴に聞こえたりすることあるやんか。そう言う時に使うと便利っちゃうかな。

Envelope Filterは純正以外のプラグインにも使うことが出来るので、色々楽しめるよ。

自分で作って遊ぶのも楽しいな!

追記:8/29

AutoFilter、MS2はKorgのMS-20のフィルターのモデリングと言われてます。PRDがMoogのラダーフィルターと言われてます。自己発振も出来るので、めちゃくちゃしたい人にはいいのかもしれないですね。

初めて触ったシンセがMS-20なので、MS2大好きですけどね。ええですよ…

OSCはOscarというものなのかと言われてますけど、使ったことないのでわからないです。ファンク系ベースだと突出してMoogが多いので、そういうサウンドを作りたい人はストックプラグインで作れるのは嬉しいですね。

LFO使ったときに、Autofilterのアニメーションして欲しいなとずっと思ってるんですけど、多分しないんだろうな…

追記:2022/09/15

AutoFilterにEnvelopeがあるのに、なんでそれを使わないかというと、かかり方が細かく調整できないからです。ブルータル中年さんもそこでハマったみたいなので、追記しておきます。

どこまでの周波数でかかるとか、Envelopeのゲインの調整ができないと、エンベロープフィルターとして使えないからですね。確かに、オートフィルターと書いてあるからそのまま使えるように思いますよね…

実際ギタリストやベーシストの人はAuto FilterのEnvlopeをフルに設定したらよくわかると思います。

Envelopeの数値をマックスにしてもかかり方は弱いし、ペダルのような挙動は望めません。カットオフポイントを適切にしても、気持ち悪いと思います。Envelope Followerなら直感的に使えるはずです。カットオフのポイントも動きますしね。分かりやすい。

ギターやベースのペダルのように派手な音色変化を伴うものを作りたい場合は、Envelope Followerを使った方が楽しく遊べると思います…

ブルータル中年さんへの伝言

DAWも久しぶりとのことで、戸惑いましたよね。研究会、予定が合わなくて申し訳ないです…

でも、動画や記事はすぐは作れないかもしれないですけど、必ず作りますので。わからないところあったら、気兼ねなくおっしゃってくださいね。

Suiteにアップグレードされたんですね。あんまり予算がないとおっしゃってましたけど、大丈夫です。かなりのことSuiteあればできますから。

お子さん、大変でしょうし、全然お気遣いなく。

動画だけでも良いかなと思ったんですけど、夜勤の時に音声なしで見られるブログもあるといいと思って書きました。本当、ブルータル中年さんのような方がいらっしゃるので、持病があるものもなんとか生きられるんです。

どんなに生活が大変でも、音楽を手放さない人に鼓舞されてます。こちらこそありがとうございます。

ブルータル中年さん、ブログで大体わかると思いますが、解説動画とリクエストあったところについて喋ってます。Abletonのストックプラグインだけでリクエスト通りやってみました。でも、もう歌は勘弁してください…

ワウを作るのであれば、エクスプレッションペダルか、MIDIフットコントローラーがあると楽しく遊べるかもしれませんね。

私はiRig Blueboardにエクスプレッションペダル繋げてます。

Abletonのコントロールができて、堅牢なコントローラーということで、Softstepとはまた別の個性がありますね。
マルチの感覚で使いたいならこれもいいですね。
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Abletonをコントロールして、MIDI周りも色々やりたい場合は、こちらも便利です。

個人的には、ケーブルあるとつまづくので、これ欲しいなあと思ってます。よくつまづいて捻挫したりしてるので。

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Ableton PUSH2のサステインペダルですが私はこれ使ってます。

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ここまで作り方説明してきてなんですけど、無理に全部Abletonでやる必要ないと思います。プレイヤーのブルータル中年さんはお気に入りのマルチやワウ使った方が早いかもしれないですしね。

実機だとこれだけになりました。

最近は、こっちだけでやってます。

家に帰ってきて、エフェクター繋ぐのもしんどいと言うなら、外部プラグインになっちゃって心苦しいんですけど、これはいいです。自信持ってお薦めできます。

DIの音があるのでベースでも重宝しますし、当然鍵盤なんかにDIのモードを、Envelope Filter使えばクラビネットにもいけます。空間系はリバーブがいいです。フェイザーやフランジャーは、Abletonで掛けたらいいですしね。

ギターもベースも最近、これ一つだけですね。ソウル・ファンク、今のR&B的なものならこれだけでいけちゃいます。

自分へのメモ

動画も、ブログの補完にするならやれないことはなさそう。編集はしない。

その人に向けた動画は、今まで非公開動画にしてきたけど、ブックマークしてみてくださる方が多いので、記事をかけるときはリンクを貼っておく。

手紙を書くような感覚で動画を作るのも、時代錯誤でいいかもしれない。多少のノイズがあっても作る。

ブルータル中年さんに向けたメッセージが入ってるからアレだけど、自分が更新できなくなったとしてもなんらかの情報を残せるならやる意味はゼロではない。基本的なことで情報がないことはままあるわけだし。

その人向けの動画にどうでもいいこと言ってくる人間より、使ってもらう人の利便性を考えること。

その人に向けて動画やコンテンツを作るのはやめないこと。総花的で、誰にでも向けたものを作るより、質問があったときにその質問を潰せるように。今までやってきたことは変えないように。

困難な状況で音楽を手放さない人たちに鼓舞されている。ブログをやる意味はまだある。

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