押して覚えるコードとスケール コンピング 基本  | 無理ない暮らし
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押して覚えるコードとスケール コンピング 基本 

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押して覚えるコードとスケール
この記事は約4分で読めます。

今回はアンティシペーションを使った伴奏パターンを練習します。伴奏のことをコンピングと言います。ボーカルなどのテイクを編集するときにコンピングではありません…

今回コード的には取り立てて特筆するところがあるわけではありませんが、ジャズ、ブルースなどを伴奏するときに出来るとグッと楽しくなります。

動画は考え方など色々喋ってます。


ジャズやブルースのバッキングの場合,譜面が与えられてるわけではありません。

特にブルースなんかコード進行が決まっているわけです。

ですからそのコード進行をどの様に演奏するか自由に任されているんですね。

その時に取られる手法はいくつかあります。

リズム面でいうと、この2つを組み合わせることが多いんですね。

  • アンティシペーション 次のコードが前の小節などに来るパターン
  • ディレイ 遅らせるパターン コードなどが遅れて弾くパターン

これを基本としていろいろなパターンを覚えていきましょう。今回はリズム的に簡単ですが、効果的なパターンを取り上げます。

4拍目に半音上、半音下のコードを弾くパターン

今回、コード進行はブルース進行の4小節で考えます。

I7|Ⅳ7|I7|I7

キーがCの場合はこうなります。

C7|F7|C7|C7

コードを変えずにアンティシペーションするパターンもあるのですが、4拍目の3連の2つ目や3つ目、スイングしている場合の裏で入ったりするパターンは、リズムの感覚が出来てないと難しい。コードの動きが無いから簡単というわけではないんです。

比較的簡単に出来て、コード進行に動きをつけるこのパターンを覚えましょう。

先ほど同じ動画ですが、ここから演奏が始まります。

1度のC7から4度のF7に行くときに、4拍目で先に次のコードの半音上や半音下のコードを弾きます。ブルースの場合は半音上から弾くほうが、ドミナント7thの解決としては自然なのでよく使われます。

動画で取り上げているパターンは厳密に言えば、次のコードを早く弾いているわけではないので、アンティシペーションではありません。

が、ブルース進行の2小節目のF7のかわりにF#7を弾いてるようなものなので、アンティシペーションとして扱うことにしました。ブルースやジャズにはそういう例がたくさんあるからです。

アンティシペーションの感覚を身につけるために、まずは4拍目に入れられるようにしましょう。次に4拍目の3連符の2つ目、次が3つ目というように今後記事を作っていきます。

押さえ方に関しては、こちらの記事を参照してください。同じコードを並行移動しているだけなので押さえ方は難しくないですね。R(1)+3+7,R(1)+3+7のパターンですね。

練習方法

今回からコンピング編ということで、多少練習方法が変わります。

  • コードの押さえ方を確認する
  • コードがスムーズに繋がられるように指使いを確認する(クリックは使わない)
  • 指使いを覚えたら、カウントしながら弾く(123223323423)と4拍目に次のコードの半音上(または半音下)を弾く
  • クリックを使って弾く(余裕を持って弾けるテンポで)

大事なのは、まず、コードの押さえ方を覚えて、間違えずに弾けるようにすることですね。

慌てず行きましょう…

覚えていない段階でクリックを使うと間違えた動作を学習してしまいます。間違えて学習したものを再学習するのは、多大なコストが掛かります。スムーズに繋げて弾けるようになれば、リズムに集中できます。焦ってやることにメリットは一つもないです。

そして、今回からリズムが大事になってきます。

カウントしましょう。初めは正確に弾けなくていいです。4拍目にコードチェンジする意識を付ける必要があるので、かならずカウントして弾きましょう。

アンティシペーションしていくパターンでサブディビジョン(一拍あたりの分解)を変えることで、スイングにもファンクにも対応できるようになりますよ!

次はサブディビジョンを変えていくパターンでアンティシペーションやるか考え中です。譜面を使わずにどこまで行けるか実験してみます。

伴奏できるともっとパッドは楽しいですよ!

追記:2023/10/25

シャッフルでのコンピングの一例です。4拍目にコードをアンティシペーションしています。そして、3連で弾いたりシャッフルで弾いたりしています。3連系統、シャッフル系統は馴染みがない人は難しいと思います。たくさんブルースやソウル、ゴスペルなどを聞いてマスターしてください。

実際のコンピングではソリストやシンガーに合わせて様々なリズム・パターンを演奏するので、これはあくまで一例です。

次のコードの半音上や半音下を使ってコードを繋げると一気にらしくなるのがわかるのではないでしょうか。

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