PUSH勉強会48回目
PUSH勉強会の48回目をMeguさん(@CymaSonic0 )と行ったよ。
2019年36回目。
2019年の目標が50回なので、進捗率72%
あと14回で目標達成。9月までにはいろいろ片付けたい。
MEGuさん、大分コードを分解して見られるようになって、『かっこいいコード進行108』のコードも覚えやすくなってきたとおっしゃっていた。嬉しいな。
MEGuさんとの前回の勉強会の記事はこちら
前回のPUSH勉強会の記事はこちら
前回まででマイナースケールや、ドミナント7thでいろんなテンションを作る方法は終わった。
打ち込みでよりPUSHの機能に寄せた物をやろうかと思ったんだけど、『かっこいいコード進行108』で出てくる他のコードも先に説明したほうが効率よくなるやろうからね。そっちから解説することにした。
MEGuさんは疑問点あると、勉強会の前におっしゃってくれる。
新しいことやるときに今までの疑問点をしっかり潰すことは大事だからね。
やったこと
- 5音のスプレッドボイシング
- 低音2つで分類も可能な例
- ボイス・リーディング
- 4度堆積
- ロー・インターバル・リミットさわり
- ロー・インターバル・リミット実例
- 音色によって異なる例
- ぶつかる場合の処理方法
- メジャー6
- メジャー6,9の例
- ボサノバの例
- バチーダ ギターの例
- メジャー7thと6度を動かす例 トップノートでの例
- マイナー6th
- Cm6=Am7(b5)
- sus4
- マイナー7th11
- G7sus4=F/G
- 7sus4
- 7sus4コード進行実例
- addコード
- add9th実例
- PUSHの場合は、ギターと違って、add9thは普通に作れる
- マイナーコード進行打ち込み
- ベース打ち込み
- ドラム打ち込み
いやあ、結構やってるね…
考えたこと
MEGuさんは、毎日しっかり練習してみえるんで、コードの基本形についてはだいぶ入ってきた。『かっこいいコード進行108』を少しずつ進めてらっしゃる。
理屈と同時に、実際のコード進行を弾くことで、ボイシングやコードの連結をおぼえていっている。これ、大事なことだなと思う。
Ableton PUSH2の場合は、MIDIノート再生したら、音はどこかわかる。でも、複数ポジション取れるから弾きやすいポジションを選択する必要があるんだよ。だから、特にいろんなフォームで実際に弾いてみないと、わからないことはたくさんある。
基本形を覚えていたら、ああ、こっちはコードの上の方は転回形で弾いてるんだとかわかるからね。
そして、ボイス・リーディングは超大事。コードの理屈だけ覚えて、コード進行打ち込んだりしても不自然に聞こえる場合の多くの原因はボイス・リーディングを考慮してないこと。
初めから、ボイス・リーディング意識できれば最高だけど、楽器をやったことがない人がいきなり意識できるかという難しい。でもMIDIデータ使えるんだからわかりやすいよね。
打ち込みやってもらって改めてAbleton PUSHは優れてると思ったな。
音の高低は多分譜面得意じゃない人でも慣れでカバーできるけど、リズムを読むのは難しいと思うんだよ。
一定の譜割りを覚えて歌えるようにしたら、一気に譜読みの難易度は下がる。ジャズとかだとそういう教則本もあったはずだよ。確か。
実はAbleton PUSHだとシーケンサーの使い方を覚えたらタイの処理が簡単になる。そしたら歌って覚えたら一気に譜面読むの楽になるよね。
で、MEGuさんはリズム譜は打ち込めるようになったからベースに関しては、これを使ってコード進行に適用するようにしてみた。
ベースを弾いたことがない人に、ベースラインを作れと言っても難しいよね。で、これがいいなと思ったのは、ドラム譜とベースラインが書いてあるんだよね。
本当はベースもある程度弾けるようになればいいけど、それは時間がかかりすぎるしね。
いろんなドラムのパターン、特にキックにあわせてベースの譜割りが変化していくのも実践的。David Hoodも確か、初めはシンプルなラインから作るというのをインタビューで読んだ記憶がある。譜面もそうだけど、思考を学べるのはありがたいね。
だんだん、R+5とか、3度入れたり、経過音の例があったりして発展させる方法もわかりやすい。譜割りにもなれるはずや。
好きなものからやっていく方法もあるんだけれど、まずはよくあるものを知っておいたほうが分析する軸もできるかなと。
自分は、ジェームス・ジェマーソンがアイドルなんで、ああいうアプローチが好きなんや。
ベースでも平気でアボイドノート弾くようなスタイルを初めからやろうとしたら、なんじゃこりゃってなったと思うんだよ。シンコペーションもすごいしね…
PUSHだと、それこそ4度音程で演奏できるから、ベーシストの思考に近く弾けると思う。
Ableton PUSHは音楽を作るのにも、学ぶのにも使える。楽しいな!
ジェマーソンは好きすぎて、色んな所でジェマーソンのことについては書いてあります…
MIDIデータがダウンロード出来るのはやっぱり素晴らしい。演奏しないとしても、クリップとしてユーザーフォルダに保存して再利用したり活用方法はいろいろあります。
テキストの方は基本形でコードが記載されているんですが、演奏してあるMIDIデータでは、ボイス・リーディングを意識した形で弾いてあったり、テンションの付加、省略などもされています。
こういうの、自分で作っていくのは初め大変だと思います。基本形がテキストであれば、どうやってこうなったのか勉強するのも容易ですし。
教則本などで徹底的にボイスリーディングを学ぶのもいいと思うんですが、実際の演奏例で学べるのは非常に応用が利くと思います。両方やるとより理解が広まるので…
今の音楽だと、ベースがなかったり、ベースが動かないほうが格好いい音楽もありますけど、コードがある音楽をやるならベースがあるのが多いわけです。ベースをやらない人だとベースラインってわかりにくいと思うんですが、ドラムと一緒に書いてあるのが本当にいいですね。
これもKindle Unlimitedで読めます。PUSH勉強会の人には強く勧めているのは、できるだけコストを減らすことが大事だと思うからです。コストが安ければ学び続けられるはずですし。
今だとウェブで調べようと思ったら調べられることかなり多いですが、時間もかかりますし、短時間で学習するには便利だからです。あと、携帯やPCで読めるのは、通勤や通学の時にちょっとでも学べるからですね…
PUSH勉強会について
PUSH勉強会は、私うりなみが主催する勉強会です。いろいろAbleton PUSHで遊びましょう。
費用は無料。オンラインのみです。申込みは、ブログかツイッターのDMで。
PUSH1でもそれ以外のMaschine Jam、AKAI FORCE、LaunchPadなども大歓迎です。64パッドでコードやスケール学びたいという人も是非。
いずれもAbleton Liveのコントローラーとして使えますしね…
勉強会終了後に、復習記事を作成しています。この記事もそうですね。
PUSH持ってない人でも大歓迎、どんなことができるかわかったら楽しくなりますよ!
打ち込みも演奏もできるAbleton PUSH2は楽しいですね!
コメント