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[PR] Loopcloud Soundsはなかなか便利

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機材・ソフト
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Loopcloudからループサウンドのサブスクリプションサービスの使用権を提供して頂きました。ありがとうございます…

料金、他サービスとの比較などは多くのサイトでされているので、詳細は他のサイトでご覧いただければ…

今回は新しくLoopcloudに実装されたLoopcloud Soundsについて取り上げます。

実際に制作するときの使用感などがネット上では少ないと感じたので使用して気づいたことについて書いていきます。

他のソフトとの連携や、DAWの機能を組み合わせるとなかなか強力です。

その一方で、改善してほしいところもはっきりとありますね。

メリット、デメリットを理解して使用すれば、便利に使えます。

Loopcloud Soundsはどの様なソフトか

DAW上でサンプルを検索して、D&DでDAWに持っていくことができるソフトです。

これが最大のメリットです。え、それだけとなると思うのですが、かなり多くの人にとってはLoopcloud Soundsは役に立つのではないでしょうか…

情報量はWebサイトや、Loopcloudアプリに比べれば少ない。

アプリの画面、人気、ジャンル別などで表示される。また、サンプルの履歴など詳細な設定ができる。ハーモニー的に似ているもの、リズム的に似ているものなどの検索も可能なので、各ジャンルの特徴を掴んだりするのに便利。エディターでは、分割、ゲイン調整などができる。Abletonの様にアレンジメント上でクリップゲインを調整するより、マウスで調整できるのでこちらの方がDAWでやるより速い場合は多い。

サンプルを比較検討するのがWebサイトやアプリということです。アプリは非常に多機能です。

Loopcloudは他にもプレイバックシンセであるLoopcloud PlayやシーケンサーでもあるLoopcloud Drumがあります。

いろいろプラグインもあるわけですが、しばらく使用してみて私はLoopcloud SoundsのプラグインとLoopcloudのアプリが自分にはあればいいと思いました。

なぜ、Loopcloud Soundsを使うのか

今回、Loopcloud Soundsを取り上げたのは、自分の制作フローに一番ハマる物だったからです。

自分が普段作るのもはオールドスクールなソウル・ファンク・ディスコ。ヒップホップです。プレイヤーとしては長い間オルガントリオをやっていました。

全くもってサンプルがメインの音楽ではないですね…

サンプルサービスに求めるのは、自分が作るのに手間がかかる物です。

効果音であったり、自分でアイデアに煮詰まったとき。自分の手ぐせで作ってるいるなという時に、サンプルは役に立つ。自分では思いつかないフレーズややらない組み合わせでアイデアが欲しい。

サンプリングだけで作ることは、ヒップホップを作ろうという時しかやらないですね。

そして、それもそのまんま使うことはない。切り刻んで加工しますし、自分で演奏を加えてさらにリサンプリングしたりという使い方が多いです。

となると、LoopcloudPlayは自分の用途では必要ないんですね…

現代的な音色は揃っていると思いますし、ダウンロードして音色をすぐ手に入れられるメリットはある。

ですが、音色を読み込むのに時間が掛かる。

読み込みに時間が掛かるのは自分としてはメリットが少なかった。音色選んですぐに弾きたい。

自分がやっている音楽は、音楽を構成する要素が音色より、リズムだったり、ハーモニー、メロディに重点をおいているスタイルだからです。アイデアがロードの間に飛んでいってしまう。ボンクラだからね…

要するに古いスタイルの音楽ですから、新しい音色がそれほど必要なわけではないんですよ…

そして必要な場合はすでに持っている音源からエフェクトやDAWの機能を使った方が早く出来てしまうからですね。

私にはハマりませんでしたが、特に新しい音色が必要な人にとっては嬉しいサービスだと思います。

音色が追加されていきますし、比較的安価に購入できる。ソウル系のエレピのパックが10音色で40ptだった。数百円と考えると安いですもんね。

NIのExpansionsはシンセの音色など、ループなどもあっても高品位ですけど、シンセの音色だけ欲しいという時には余分なものが多いということになるでしょうから。値段はExpansions単体より随分安いですし。

Loopcloud Drumは面白い。ただ、細かい編集はDAWで行った方が自分にとっては速いんですね。

今風の細かい打ち込みしたいなら、XO使えば早く出来てしまう。

音色そのものは好みのものもありました。0からドラムキットを作るのではなくて、テーマによって音色がまとめられているのは、NIのExpansionsなどと同じメリットがありますね。

16パッドお持ちの方で叩いて作る方なら、さっと叩いて遊べる。音色がとにかく新しいので研究にもなりますね。

ただ自分の場合だとヒップホップ的なものやるなら、1音色1音色選んで作っていくので、キットは自分で作りたい。生楽器系は打ち込みでやるならドラム音源を使った方がいいですしね。

となると1つずつ音色を読み込める方がいいんです。

Loopcloud Drumのキットのキックだけほしい、スネアだけ欲しいということもあるので、そこだけ使ってもいいんですけどね。

でも、トラックをあまり増やしたくない。ですから、それほど自分にとって使うメリットがないんですね…

MIDIの書き出し、オーディオの書き出しは使わない。DAWを跨いで使いたいなら、XO使いますしね。

となると、私に必要なものは必要なサンプルを素早く読み出して、DAWで加工できるものということになりますね。

Loopcloud Soundsは、作業する時にサンプルを選び、DAWで作業する時に特化するソフトです。この用途に関してはめちゃくちゃ強い。

DAWで多くの作業をする人にはこれだけでメリットがあると思いました。

メリット

最大のメリットは、下処理が超高速でできるということです。これに特化している。

英語ですが使い方のイメージは見たらわかると思います。

DAW内で完結するメリットは大きいです。どういう下処理をしてくれるか見ていきましょう。

キーを合わせてくれる

こういうことです…

左下にpointが表示されるので、自動購入にしていても残高はわかる。キーがバラバラのものでも、再生するとキーが統一されるのがわかる。
購入したサンプルは検索のMy Soundsからも選べる。

いろんなキーのものがありますよね。でも、こちらでキーを指定すると揃えてくれます。

DAWでももちろんキーは変えられますけど、面倒臭いですよね。

Abletonの場合だとクリップビューに行って、変更しなければいけない。元のキーがこれだから、長3度下にしなきゃいけないとか、サンプルが複数あればそれだけ手間も掛かりますね。

れがD&Dだけで使える。

とにかく素早くできます。

アプリでも同じことはできるのですが、一画面しかないときはちょっと面倒。機能が絞られている分DAW内での処理に特化されています。

BPMを合わせてくれる

また、BPMが違うものでも、画面右下のSyncボタンが点灯してある状態ならDAWのBPMに同期させてくれます。

気が利いているのはそれだけではない。検索が賢いです。BPMで検索できたり、色々なタグで絞り込めます。

オートコンプリート機能がある。

オートコンプリート機能がなかなか賢くて、さらに細かい検索もできます。

BPMなどももっと細かい絞り込みもできる。stabなどサウンドでも絞り込めるので狙ったサウンドに到達しやすい。

極端にBPMが違うものなどをタイムストレッチすると、生楽器だと非常に不自然な状態になってしまいますけど、DAWのBPMの+-10%位ならば問題が起こることは少ないですね。賢い。

もちろん、無理やりタイムストレッチして、サンプリングの質感が欲しい場合はBPMの指定などをしなければいい。選択の自由があります。

似たサンプルを選んでくれる

これは非常に便利。時短になってくれます。

XOにも、似たサンプルを選んでくれる機能はありますけど、ループに対しても適用されるところが大きな違いですね。

3点リーダを右クリックすればメニューが現れる。

同じ様なループだけれど、手数が増えたものとかあると便利ですよね。

こっちの方がハマるかなというのを試せる。サンプリングだけで作っているとき、1音だけ違うものを抜きたいと言った場合にも重宝すると思います。

下準備が簡単だから、さっと1ループ作れる。楽器の練習用に使ったりするのもありですね。

オールド・スクールなファンクが作れないかやってみました。ループのみ。D&Dで、エフェクター以外は未加工です。

どういうサンプルがあるかについては触れていませんでしたが、ソウル、ファンク、ディスコ系はあるので、オールド・スクールなヒップホップを作る人にも嬉しいと思います。

Console1,RC-20,TAPE,Sunset Studio,Spring Reverb、Bus processor,Harmonicsなどを活用。マスターにサチュレーションやらいろいろ。モダンなループだったが、エフェクトの選択などを工夫すれば古い質感にできる。

こちらはホーン、ドラムス、ベースはサンプル。ホーンは、あの曲のあのフレーズですね。ソウル・ファンク・ディスコ系もサンプルは結構あるので、こういう、オールドスクールなものも簡単に作れる。

D&DでDAWに持っていくことが簡単なので、質感を作るのも苦労しない。

でも、まだまだ便利なところがあります。

工夫が随所にある

作業を素早くできる工夫はそれだけではありません。特に重要なのはこの2つ。

通常は購入の際に、確認されるのですが、スケッチしている段階で購入するか選択している間にそんなことやっていたら流れが消えてしまいますね。 そのままD&Dできる。

オン・オフが切り替えられるのは嬉しい。

節約しようと思ったら、とりあえずオフにすればいいですしね。お気に入りに入れておいて、翌月分に購入なんてこともできます。

吟味する時は、Loopcloudアプリ版を使うと快適ですね。

また、DAWの再生位置にあわせてループの再生位置を変更してくれる機能もありがたい。

アイデアを出している段階ではオンにしておくと捗ると思います。いちいち、今の再生をとめてD&Dせずともさっと確認できる。とにかく流れを切らない工夫がしてある。

Abeltonユーザーには嬉しい使い方があります。

Drumrackにも直接D&Dできる

ループに使うのが特に便利ですが、One ShotをそのままDrum RackにD&Dすることも出来ます…

D&Dでそのまま持っていくことができる。

Simplerにも投げ込める

オーディオですから、もちろんsimplerにも投げ込めます。ピッチが合わせてあれば、チョップして使うのも簡単です。

simplerにも投げ込める。スライスするのもすぐで便利ですね。

と、便利なLoopcloud Soundsですがデメリットはあります…

デメリット

サンプルの一括選択が出来たら良かった…

ここは本当に残念ですね…

作業の時にこのループがいいなとなった時に、同じサンプルパックなどのループなどをまとめてDAWに持って行って比較検討したい時はある。

ここまで素早く作ることにフォーカスしていたので尚のこと残念に感じました。

現状、1つずつサンプルをセッションビューに持っていく必要がある。

人によってはまったく問題ないと思うのですが、ショートカットキーが欲しかったです…

あ、Loopcloudのアプリはショートカットキーあります。

Loopcloud Spundsには先ほど取り上げた、DAWの再生位置とあわせてサンプルの再生位置を合わせくれる機能がある。物によってはさっとオフにしたい時がある。

4小節のループを再生しているところに、8小節のriserやdownerを使いたいと思った時に最後まで戻らないわけです。

prefernceに戻って設定変えるのが面倒ですからね。

ループを倍にすればいいんだけの話ではあるんですけど…

とにかくアイデアを出している時に止まることはしたくない。Loopcloud Soundはそういう狙いで作られたプラグインだと思いますしね。

まあ、これは私が単純に短気なだけですかね…

あと、サンプルのキーもショートカットで変更できると良かったな。

別キーのものでも、機能するような遊び方をやるわけです。

フランクザッパテクニックと勝手に言ってるんですけど、別の日に違うスケールで演奏していたものをマルチから抜き出して、曲を作ったりザッパはやっていたりしたわけですね。

ジョージ・クリントンというかJunie Morrisonもスタジオワークでいろんなことをやっていたと言われている。

メジャーキーのフレーズをマイナーで機能させる様にする様な遊びやなんかはATCQやDJ Prmierは部分的だけどやってますよね。

そういうオールドスクールな遊びをしたい時にさっと出来たら楽しいじゃないですか。

メジャースケールのフレーズでもオルタードのフレーズとして使ったり、いろいろな遊びも出来ますしね。

まあ、1クリックして、選択してもう一回クリックすればいいだけなんですけどね。短気すぎますかね…

作る時に集中している時に他のことにとにかく気を取られたくない。

購入時の手間や、キーを固定、BPMを合わせてくれるなど気が利いた機能があって、かなり素早く切り替えられるだけに本当に惜しい…

あとは、明らかにキー設定が間違ってるのもありますね。聞けばわかるから問題ないんですけど、全く自分でわからない人は困るかも。

ドリアンと解すのが一般的だろうというものがメジャーキーで記載されたりしているものもありました。ほとんどは大丈夫です。

これはLoopCloudだけではなくてSpliceにもあります。サンプルパックあるあるなので、ちょっと文句言い過ぎかもしれないですね。

Loopcloudさん、無償で提供していただいたのに言いたい放題ですみません…

Loopcloud 料金

Loopcloudには3つのプランがあります。14日は無料で使えるので、まずは無料プランで試すことを強くお勧めします。

Spliceとはまた違う個性がありますしね。Arcadeなどとも違う。それぞれ特色はありますしね…

クラウドストレージ、月間ポイント、1日の無料サウンドに違いがあります。1つのサンプルが2ポイント程度、テーマによって集められたPackは物によりますね。年間契約だと総額は安くなりますね。

Packについて考えてみます。

ループが1089あるSoul Funk 3というパックだと996ptでした。

Artist換算だと7918円。Studio換算だと4613円、Professional換算だと4141円(小数点以下切り捨て)になりますね。月額料金が高いプランの方が安く購入できる様になってます。

購入したいけれど、ひと月のポイントで購入できない場合は、追加購入できます。アカウントからBuy Pointsを選びます。

私が提供されているプランでは、この様になっています。

  • 250pt €7.99
  • 500Ptが€14.99
  • 2000pt €49.99

今回のSoul Funk 3Packを購入するのであれば、1000ptを購入することになるので、€29.98になりますね。2023/09/28のレートだと4,703円ですね。サンプルパックと考えると妥当な値段だと思います。

サンプルだけで作るという方はProfessionalがいいと思いますが、私の用途ならStudioで十分です。

実は無料提供していただく前から使っていたので、ポイントが結構溜まっています。

教えることが増えたので、練習用教材などにこれからフル活用していこうと思います。

一回、サブスクを停止してもポイントはなくなることはないので1ヶ月ごとに使用を検討されるといいかと。

セールが結構あるので、そういう時に契約されることをお勧めします。

ポイントが余ったという時は、自分の好きなジャンルのパックを買えば無駄にならないところはいいところですね。

他にも無料でプラグインなどの配布があったりするので音源をそれほど持っていない方にも嬉しいのでは。

追記:2023/10/03

Loopcloudに問い合わせたところ、どのプランであっても、ポイントを追加購入する時のレートは変わらないとのこと。ですので、普段そんなにサンプル使わない方は、Artistのプランで契約して欲しいサンプルパックがあるときにポイントを追加購入する方がお得ということですね。

追記:2023/10/03

Pond5など海外ストックミュージックサービスなどに作品提出する場合、Spliceなどは利用証明などを求められる場合がある様です。

Loopcloudなどもアカウント等のスクリーンショットを提出する形で良いのではないかとのことです。お忙しい中返信ありがとうございます。

まとめ

当ブログ初のPR記事です。

いつものことだけどすごいボリュームやな…

デメリットの項目の分量が多いんですけど、時短という意味では有り余るメリットがある。

思考を妨げないのは良い道具の条件だと思っているんですが、Loopcloud Soundsはかなりいい。他のサンプルサービスでできない速度でDAWに持っていける。

私にとってはデメリットとして挙げたところも他の方にとってはデメリットとならないところも多いはず。

でも、玉虫色のレビューなんて意味がないでしょう。自分にはここは良かったけど、ここはデメリットだったということ書いてある方が、参考になるかなと思っています。

自分の使い方が一般的といったら全くそんなことはない。

でも、ループをメインには使わないけれど、使ってみるという人も多いはず。

プラグイン、アプリの4つのうち、2つは自分にとっては必要なかった。

それでも、LoopcloudのアプリとLoopcloud Soundは自分の制作には役に立つ。これは自信を持って言える。

私のようなオールドスクールな作り方する人にも十分楽しめるサービスであることは間違いない。

サンプルをそのまま使うことはほぼない。そこから着想を得たい。そういう人も多いはずです。便利な使い方はまだまだあるので、後日追記します…

EZシリーズやXOと組み合わせるともっと無茶できますからね…

Loopcloud Soundsは私の用途に合っていました。色々捗りますよ!

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14日間の無料期間があるので、それを試した上で使うかどうか決めることを強く推奨します…

合う、合わないは絶対にありますからね。


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