横浜 AMERICAN HOUSE ルーベンサンドでお腹いっぱい
横浜に来た。体の使い方のレッスンを受けに来た。
レッスンまで時間があったので、腹ごなしと仕事を少しだけでも片付けておこうと考えた。
レッスンを受けるスタジオの近くまで移動すると、食べられそうな店があった。
天気も良く、外を眺めて食べるのも悪くなさそうである。
70年代のアメリカが好きなのか?キャロル・キングやダイアナ・ロスのアナログ盤がディスプレイされている。
仕事しながら食べるなら片手で食べられるものが良いので、ルーベンサンドイッチを注文した。
朝は食べる時間がなかったので、多少重くても問題ない。サラダとのセットを頼んだ。
フライドオニオンが掛かっているサラダ。
色合いが美しい。ビールのセットも悪くないのだが、酔っ払って仕事するわけにも行かんのでアイスコーヒーに。
音楽はなぜかヒップホップ。ケンドリック・ラマーが掛かっていた。
ヒップホップも成熟したんだなと思った。子供の自分、大人の自分とケンドリック・ラマーの視点は動く。
アメリカンポップスじゃないのと思ったが、もはや、アメリカのメインストリームはヒップホップだものな。正しい選曲だろう。
ケンドリックこそが、今のアメリカを代表しているのは間違いないのだから。
ライ麦パンにザウアークラウト、コンビーフとチーズという典型的なルーベンサンドである。
それにフライドポテト
このジャンク感。あー、こういう味だったね。
ルーベンサンドは簡単に作れるのだが、ザウアークラウトを作らないと作らない。
わざわざザウアークラウトを買うかというと、よっぽど良いソーセージでも食べようという時くらいしかないし、そんな時にコンビーフは買わない。
たまに無性に食べたくなる。懐かしい。食べると、美味しいんだけど、いつも食べたい味ではないなと思うんである。
急ぎの仕事を片付けながら、食べる。
ザウアークラウトの酸味、チーズとコンビーフ。アメリカだな思う。ザウアークラウトはドイツだろうと自分で突っ込みたくなるが、自分の中ではアメリカなのである。
窓の外を見ると、袴姿の女性が多かった。
卒業式シーズンなのだね。
おつかれさま。
若者ほど希望に溢れてはいないかもしれないが、同時に若者ほど絶望もしなくなった。
ケンドリック・ラマー、まるごとアルバムが掛かっていたようだ。アルバムに聞き入ってしまった。
自分に期待しなくなった時が大人になる時だと師匠が言ったことを思い出した。
まあ、そうかな。じゃあ、まだ若者と言えるのかもしれないよ。
あなたも若者だったのだね。若者だった自分には分からなかったけど。
若者だった時によく食ったルーベンサンドは今の自分にはちょっと重かった。たまに食べるくらいがやはりちょうどいいのだろう。
横浜、これからちょくちょく来ることになると思うのでまた来ます。
ごちそうさまでした。
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