PUSH勉強会43回目
PUSH勉強会43回目をKubotaさん(@kubotamasatoshi )と行ったよ。
2019年31回め。2019年の目標50回なので、進捗率62%
前回まではKubotaさんは、PUSH1だったんだけれど、今回からはPUSH2での勉強会。
「似て非なるものですね」とKubotaさんおっしゃってたけど、確かにそうかもしれない。
Ableton PUSH2とAbleton PUSHの違いは、機能面では画面とサンプリングのしやすさが目立つと思うけれど、個人的にはパッドの感度がかなり違うと思っている。
前回のKubotaさんとの勉強会の記事はこちら
前回の記事はこちら
Kubotaさんには、次回までに64パッドの音名を覚えるのと、メジャースケールの配列を覚えるようにしましょうと話していたんだけれど、きっちりマスターされてた。特に質問はないとのことだったので、前回の復習をしつつすすめた。
やったこと
- Ⅱm7-V7の重要性
- 5度をオミットしたマイナー7のボイシング
- 5度をオミットした7thのボイシング
- トニック
- ドミナントモーションとは
- トライトーン
- トライトーンの解決
- トライトーンの解決をPUSHで確認
- トライトーンの解決をピアノロールで確認
- 4度上進行
- 4度上進行のパターン2つ
- トライトーンの代理
- G7=Db7
- 4和声
- 4和声はR+トライアド
- 4和音の中にトライアドがはいらないか意識する
- テンションとは
- トニック
- 代理コードとは
- トニックの代理コード
- UST実例
- PUSHの場合は音域が足りない場合がある
- 転回形を覚える重要性
- 1625実例
- 3625実例
- ドミナントの代理
- Bm7(b5)/G=G7(9)
- テンションコード=R+4和音
- サブドミナント
- Dm7=F6
- MIDIデータの編集 時間を削除
Kubotaさん、次回までに4和音の基本形をさっと弾けることと、トライアドの転回系をさっと弾けるようにしましょう。すぐ弾けなくてもいいので、ゆっくり覚えてください。理論やる時に基本形弾けると理解が早くなるので…
何回も勉強会で強調しましたけど、PUSHの場合、音域の問題でポジションをいろいろ工夫する必要があります。今日も、いくつかのボイシングではPUSHだと転回形といろいろなフォームを組み合わせる必要があるので、ダルいんですけど、早い段階で覚えてしまうと楽になります。
前回の記事にもトライアドの記事のリンクは張りましたが、怪しいところがあったら、しっかり復習してみてください。
こちらは4和音の基本形です。メジャー編の時に特に使うようになります。
5度をオミットしたパターンです。指の動きが少なくなるようにしてあります。
どちらも覚えておくと便利です。
『かっこいいコード進行108』をつかって、最後MIDIデータを再生しましたがタイムの削除は覚えておくと便利かもしれませんね。
cmd+shift+delです。
あ、マウス私はG300使ってました。これ、左右対称なので右手がしんどいとき左手でも使えるので重宝していました…
今、私はこっち使ってます。省スペースという意味ではこっちのほうがいいですね。多機能性、コストパフォーマンスはG300の圧勝ですが、右手が楽なのは嬉しいです。
Kubotaさん、こういう動画あったらいいんだけどとか、わからないところがあったら、おっしゃってください。作っていきます…
考えたこと
はじめの段階で、やっぱりトライアドの形やメジャースケールは徹底的に反復する必要があるね。
理論書を勉強すると言っても、コードが弾けないとしんどい。『ギターで覚える音楽理論』はタブ譜があるから、Scalerを使ったら、確かに打ち込めはするんだよ。
でも、『ギターで覚える音楽理論』はタブ譜も度数で書いてくれてあるから、ギターのボイシングもトライアドや4和音のシェイプを覚えていたら、その組み合わせで弾ける。
演奏しながらどんどん響きを覚えていくのも大事だから、Kubotaさんは4和音まで覚えたらこっちである程度演奏する練習をしてもらうと、今度時間短縮になるはずや。
パッドフレンズのMEGuさんもこれで、いろんなコードのボキャブラリーを増やしてもらってる。
MIDIデータ付属しているのもすごく便利。
ピアノロールとPUSHのポジション、テキスト見たら譜面とコードネームと必要な情報が得られるからね。譜読みにも慣れる。
1週間に1曲覚えるペースでも1年で50のコード進行とボイシングを覚えられる。相当力つくよ。
フォームを覚えるときは1小節だけループ範囲して再生したりすればいいしね。
コピーしてセッションビューに貼って再生すればいい。
ただ、コピーするとちょっと空白ができるから、さっきの記事にあるようなショートカットキーを覚えておけば時間短縮は出来るからね。
でも、PUSHの音域を超えた物は、それこそ転回形を使ったり、ボイシングの変更をする必要がある。
だから、そういう変換の時の考え方や、このコードで音域が足りない場合はこういう風に変換するという物があるといいよね。
ギターのボイシングはそういう意味でもいいね。ほぼ、4度のクロマチックとギターの12フレットまでの音域が等しいから。特に使用頻度が高いテンションありの7th、マイナー7、メジャー7th、ハーフディミッシュに関しては作って置くよ。
やっぱり、勉強会やると、PUSHでやるためにはどうしたらいいのかというのが見えてくる。自分はギターと鍵盤を触ってきた蓄積があるから、それを使っている。けど、PUSHからハーモニーを学び始めた人は基準がないからね。
どうしたら効率良いフィンガリングが出来るとか、こう考えればいいというのはずっと触ってきてある程度体系化出来たと思うけど、初めから学ぶ時の道筋だともっと情報整理する必要があるのがわかってきた。
MEGuさんとKubotaさんと一緒に勉強して、やっぱり初めのトライアドと転回形とギターとは違うポジションが鍵だなと。
テンションコードのいろんなボイシングを覚えるとき、ギターと違って、早い段階でUSTをやったほうが習得は楽。鍵盤と違って、フォームを覚えさえすればどんどん作れるわけだから。
このあたりはPUSHではじめてハーモニーを学んだり、PUSHで演奏しようとする人たちの資料としてあったほうがいい。時間短縮できるから。
音楽を作るのに、1台の楽器で出来たら、少ない時間でも前進できるはずだからね。
ハーモニー、わかると楽しいな!
PUSH勉強会についてはこちらを御覧ください。
PUSH勉強会は、私うりなみが主催する勉強会です。
費用は無料。オンラインのみです。PUSH1でもそれ以外のMaschine Jam、AKAI FORCE、LaunchPadなども大歓迎です。64パッドでコードやスケール学びたいという人も是非。
いずれもAbleton Liveのコントローラーとして使えますしね…
勉強会終了後に、復習記事を作成しています。この記事もそうですね。
PUSH持ってない人でも大歓迎、どんなことができるかわかったら楽しくなりますよ!
ある程度コード学ぶと、こういうの弾けるようになります。ピアノやギターと違う可能性がありますよ!
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