Chromatoneならハーモニーを理解するのは楽勝 2
追記:2021/10/08
別のサイトで書いた記事です。そのサイトを閉じるつもりなのですが、Chromatoneは本当に素晴らしい楽器だと思いますのでこちらに記事を残しておきます。
引っ越しが間近に迫っているからその準備をしなければならないんですが、Chromatoneが面白すぎて、仕事の時間以外は触っていて、全然引っ越しの準備が終わりません。
彼女に見捨てられるんじゃないだろうか…
前回で、トライアドの適用でオルタード・テンションまで弾けることをやってみました。
聴覚、視覚と理論が一致するという意味でもWholetone RevolutionやChromatoneは本当にわかりやすい。
でも、Chromatoneの可能性はそれだけじゃない。
完全4度が極めて視覚的に理解しやすいので、Sus4(転回系はSus2ですね)を加えるのも簡単。
これができると物凄く可能性が広がります。
鍵盤の斜めの角度の見方を変えると、クロマチック、ディミニッシュであり、完全4度が容易に把握できます。
また、このことは記事書きますね。
そして上にクロマチック鍵盤あることがどれくらい凄いのか。
遊べば遊ぶほどクラクラしますね。これは本当に凄い。
このブログを読んでいる方で理論に興味ある方がどれくらいいらっしゃるかわからないんですけど、理論がそのまま楽器になってるんですよ。本当に。
ここからは自分用のメモです。
クロマチックノーテーションやChromatone、Wholetone Revolutionはもっと知られるべきだと強く思っています。
理論なんて、別に難しいもんじゃないはずなんですよ。理論を勉強して、それを体感するのに私は物凄く回り道をしてしまった。
でも、クロマチックノーテーションやChromatone、Wholetone Revolutionなら最短で到達できる。
Sus4って、モダン(まあ、もうモダンでもないですかね…)なハーモニーを理解するのには必須なんです。
Mayden Voyageなんかみんなジャズやるひとは勉強するわけで、これ3線譜でやったら視覚的に一発で理解できます。いや、本当に。
いま、ちょっと酔っ払ってるので、忘れないように書きなぐっておきますね。
これが視覚的にわかるのはもう、どうしたらいいのかという感じです。
ほとんどの人に意味不明だと思いますけど、この感動を忘れないように書いておきます。
これ、開発者の大川さん、こんな世界が20歳のときに見えちゃったんですね。そりゃ五線譜捨てようってなりますよ。
分かる人は試してください。笑えてきますよ。
これ、物理的に見えちゃうんだから。
言葉だけでは伝わらないのはわかっていますが、さっと書いておきます。
- 上行クロマチックとサイクル・オブ・4thを弾く(Cからともにスタート)
- サイクル・オブ4thを3つずつグルーピングすると頭は短3度のインターバルで一致する(ディミニッシュ)当然、上行のクロマチックとも3つの頭と一致する。
- サイクル・オブ・4thと下降クロマチックを弾く。
- サイクル・オブ4thを4つずつグルーピングるするとすると、長3度のインターバルで一致する。(ホールトーンからオーギュメントが見える)当然、下降のクロマチックも4つの頭が一致する
- どちらもサイクル・オブ4thとクロマチックはF#(Gb,F#)で一致する。つまり、オクターブを2分割している
- サイクル・オブ・4thと下降クロマチックはオクターブを全音で均等に6分割している。(ホールトーン)
- 5つの連続した4度のインターバルはメジャーペンタトニックを生み出す
- 4度のインターバルを5つずつのグループに分けると、半音ずつ下降するペンタトニックスケールになる
- Cメジャーペンタトニック(E,A,D,G,C)
- Dbメジャーペンタトニック(F,Bb,Eb,Ab,Db)
- Dメジャーペンタトニック(F#,B,E,A,D)
- Ebメジャーペンタトニック(G,C,F Bb,Eb)
- 連続する7つの4つのP4はダイアトニックのメジャースケールを生み出す。
- 7つずつまとめると、4度のインターバルは半音ずつ下降するメジャースケールを生み出す。
あの、これ、理論のほぼ全てです。
多分、理論解る人なら何を言ってるかわかると思います。理論がそのまま形としてあるんですよ。めちゃくちゃ美しい。数学的です。
そして、これクロマチックノーテーションなら完璧に理解できるはずです。
時間に余裕が出来たら、3線譜で書きます。
楽器として使えるようになろうと思ったんですが、こういうことが視覚でもわかるし、弾いてすぐわかる。なので、全然弾く練習ができないですね。面白すぎます…
理論を勉強しにいって、結構な時間がかかってこれを体感できた。
譜面で考えるのはめちゃくちゃ面倒くさかったです。
ちょっとChromatoneで遊んでたら、全部見えると思います。
新し目のジャズだとドミナント7thに全音下のメジャー・ペンタトニックを当てるみたいなのもやるんですけど、Chromatoneなら全部わかります。
ペンタトニックのアウトサイドの程度も明確に見えちゃいますね。これ。
Chromatoneならフォーム覚えて度数関係だけでアウトサイドの度合いもコントロールできるってことです。しかも理論と音程感が一致する。耳だけでいきなり出来てしまう可能性が高い。
こんなの本当に先進的なプレイヤーだけがコントロールできてたと思うんですけど、ChromatoneやWholetone Revolutionなら理屈理解したらすぐ使えるはずです。
現代的なペンタトニックの使い方なんか、Chromatoneは見たらわかる。
これ、12音を均等に扱って、クロマチック、ホールトーン、ディミニッシュが見えるからなんですよ。
臨時記号や音部記号がなかったら、早くこういうの気付ける人いるはずです。
私は無駄な時間を使ってしまった。
分かる人だったら、Cメジャースケール+Gbメジャー・ペンタトニックが12音階と言ったら全部つながるかも。
なんというか、わかっているものが物理的に目の前にある快感っていうんですかね、それをわかってもらえると思います。
ChromatoneやWholetone Revolutionでハーモニーを学べる人は、五線譜を使って勉強してきた自分とは全く違うレベルのハーモニーの感覚をもてるんだろうなと思いました。
触って5日目の感想でした。
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