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MODO BASS2はソウルやファンクやるのに楽しい

機材・ソフト
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MODO BASS2が出てしばらく経ちました。

Ezbass、Trilianと並んでベース音源の中で人気があるものだと思います。楽しいのよ…

初代のMODO BASSでも十分凄かったので、正直お持ちの方は慌ててアップデートされる必要はないと思います。

でもベース音源お持ちでない方は、購入しても楽しめるのではないでしょうか…

まあ、でもこういうオールド・スクールなソウル・ファンクをやるなら無料のCSで使えるプレベでほぼ事足りてしまう気がしますね…

細かい奏法解説などはYouTubeや他の方の記事をご覧いただくとして、ソウル・ファンク大好きおじさんの激推しポイントを書いておこうと思います。

正直、MODO BASSのときと同じなんですけどね…

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オールド・スクールな音に出来て最高

まあ、どういうことが出来るかはこちらの動画をご覧いただくとわかりやすいですかね…

全て音源はMODO BASS2でやってみました。フラットワウンド弦のサウンドが異常にリアルということがわかるんじゃないでしょうか…

ソウル・ファンク、R&B好きのおじさんは失神してしまうのではないかな…

オルガンはIKのB3です。リバーブはSunset Studio ReverbとSoftubeのSpring Reverbを使いました。大体Ik MultimediaとSoftubeあればなんとかなる。

Softubeはおっさんの期待を裏切らない…

ドラムはEzdrummer3を使いました。

SoftubeのHarmonicsはこういうベースに掛ける最終兵器だと思います。凄く良いんだけど、あんまり使っている人いないですね。地味だからかな…

ギターだけ生ですね。ボーカルはサンプル。あとはPUSH3で演奏して作りました。ざっと作ってから修正ですね。

70年代まではプレベ、フラットワウンドを使う人が多かった。それを模したサウンドですね。

古い弦で、フラットワウンドだと音量が急激に減衰するのでフレットに当たるアタックもラウンド弦と全然違いますね。

そしてハイアクション、古い弦。こういう設定が出来る音源は他にないです。他のソフトだといろいろ工夫しないと古い質感に出来ないのものが、簡単にMODO BASS 2では可能です。いやあ、めちゃくちゃです…

最近は弾きやすいフラット弦もあるんですね。もこもこさせて楽しいです…

ほとんどのベース音源はサンプル音源なわけですしね。

モデリング音源であるMODO BASS2は奏法によっての音質変化が他の音源とは違う。

そもそもラウンド弦しか収録していないベース音ががほとんどで、フラット弦のサウンドであることはオールド・スクールなサウンドに占める割合が大きいですしね。

ミュートがあるのも大きい。もこもこサウンドにしてくれます。

録音したら自分がベース弾いてるのと大きく差はないかな。自分はわかるけれど、他の人だとわからないかもと思ってしまいますね。

あ、全てのホーンとストリングスはSession Horns Pro2とSession Strings Pro2です。

いろいろ持ってるんですけど、ファンクやソウルだとディスコフォールがあったり、軽いのでSpitfireより使ってますね。フォールはエンベロープをいろいろ整形してます。

こういう古臭いスラップなんかなかなか他の音源で作れない。まあ、打ち込みでそんな物を作らないですか、そうですか…

激推しのサチュレーター。いろいろサチュレーターを試したけれど、古いベースサウンドにするには一番これが使いやすかった。
ITBで古いベースサウンドを作るためにはどうすればいいかずっと調べてきたメモ。動画多数あり。
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2024/03/31まで何故か無料配布しているDBX160のモデリング。ドラムにかけてよし、ベースにかけてよしと万能コンプです。強力な色付けがあるコンプですけど、実機と違って、ATTACKやRELEASEも調整できるので色々出来ます。
ギターにはAMP ROOMを使った。古いサウンドならAMP ROOMでモダンなものならNeural DSPのものあればなんとかなりますね。

追記:2024/03/23

グリスもちゃんとフラットワウンドの音になってますね…

こういうサウンドの肝は、Harmonicsだとよくわかりました…ずっと研究してきたことが多分わかった。弾いたらもっとらしく出来ます。こういうのもどっかにまとめるかな。需要はないけど…

追記:2024/07/23

スライドビブラート。普通の縦方向にするビブラートは異なり、フレットをまたいでビブラートするスライドビブラートは、一線を画したリアルさです。ファンクベーシストだとVerdine WhiteとかLucky Scottの得意技ですね。

やろうと思ったら、こういう感じのものも打ち込めますね。凄すぎる。

MODO BASSとの違い

スラップがもっとリアルになったのと、ミュートがもっとらしくなったところですかね。

ですが、MODO BASSのときでも十分らしく出来ました。

ウッドやモデルが増えた。フレットレスベースが収録されたし、既存のベースでもフレットレスを選択できるようになったので、そのあたりを使いたい人はMODO BASS2にアップグレードする価値があると思います。

Ezbassとの違い

Ezbassに比べると圧倒的にモデル数が多い。拡張パックを購入せずとも主要なエレクトリックベースのモデルはカバーしています。

まあ、ソウル・ファンクやるなら、プレベがあればなんとかなるので、こういうジャンルが好きな人だとMODOBASSでしょうしね。

ジャズベとスティングレイまであればオールド・スクールなものなら足りるから充分以上ではあるんですけど。

奏法の打ち込みの簡単さはEzbassがダントツです…

また、EzkeysやEzdrummer3との連携は強力です。

MODO BASS2との大きな違いはフレーズの使いやすさです。

MODO BASS 2ではフレーズも付属するようになりましたが、正直いって曲に使えるようなものではないです…

こうやって打ち込みするんだよというキースイッチやアーティキュレーションの見本のような感じですね。

Ezbassはシーケンサーが付属しており、移調も簡単。一方、MODO BASS2はシーケンサーを持っていないので収録されているフレーズを移調したりするのはDAW側でやる必要がある。

より簡単に使いたい、自分でベースラインを考えるのはしんどいという人はEzbassですね。

作曲支援に使えるすぐ曲に出来るEzbass。細かく奏法面を追い込んでいけるMODO BASS 2という違いです。

Ezbassはシーケンサーも持っていますし。内蔵のシーケンサーで打ち込みはしやすい。スライドやグリスなどキースイッチやCCを駆使しなくても内蔵シーケンサーで使えるのは強みでしょうか。

MODO BASS2は純粋に音源ということですね。

まとめ

異常にマニアックな音源です。ミュートの掛け方や弾く位置によって音色が変わったりと、知識があればあるだけ楽しめる。

ですが、知識がなくてもベタ打ちでもそれなりの形になるのは凄いですね。サンプル音源とは全然違う挙動になる。マシンガンサウンドにならないですし。

打ち込みで古いベースサウンドが作れるなんてことは無かった。時代は変わりましたねえ。

打ち込みするくらいなら弾いたほうがいいと思ってやってきましたけど、BPMやキーが変わったりする時に録音するより便利なことが多い。

時間がないときにたくさん作らなきゃいけない場合は、もう自分で演奏することにこだわらなくてもいいなと思いました。

そして、打ち込むことでわかることって結構あるんですよ。研究のために大量にフレーズを打ち込んでいます。

こういうサウンドにする時、自分はスネアのスペースを作るようにしているなとか、あるいはプルだったら何処で弾くか。ゴーストノートの音量をどうするか。オクターブのフレーズなんか弾くならどれくらい粘っこく弾けるよう後ろにしているか。

こういうフレーズならブリッジで弾くとか、演奏するときにやっていることを意識化出来る。BPMによってどの程度溜めるのかとかね。同じフレーズでも弾き方は変わる。こういう遊び方が出来るのは楽しいですねえ…

ブラック・ミュージックはドラムとベースの割合が大きい。私のようにオールド・スクールなソウル・ファンクが好きな人でも楽しめる懐が深い音源です。

MODO BASS2,なかなか楽しいですよ!

追記:2024/07/23

MODOBASS2を使って、オールドスクールな音色を時の設定などについてまとめています。
オールドスクールなファンクベースを弾く時の手法を動画などをまとめた記事。ベースを弾かない人にとってはクロマチック・アプローチやゴースト・ノートがいかに重要なのかはわかりにくいと思ったので、細かく動画で説明してある。

追記:2024/09/14

オールド・スクールなファンクやソウルが好きな方にはおすすめです。オルガン・ベースもらしい感じになって楽しいです…

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