スペカンさんのレッスンを受けて考えた。昔語り。



スペカンさん(@MPC2Z ‏)のレッスンを受けて、フィンガードラミングの考え方も変わってきて、フィンガードラミングはフィンガードラミングの可能性を追求しようと思うようになってきました。

どんなにやっても、生ドラムにはならん。

スペカンさんはそれをやる意味はなにかというのを本当に突き詰めて考える人なんですよね。

自分はやりながら修正していくけれど、スペカンさんはやる前に考えることは基本的に全部終わっている。考える深さが常人と全く違う。

これは、スペカンさんが超絶頭いい人なので出来ることです。
私はできない。身体能力も違いますし。凡人の私は、間違いながらやっていくしかない。

スペカンさん、ただの全裸の人じゃないんやで…

めっちゃ頭がいい全裸の人なんやで…

もっとダメな気がしてきた…

レッスンの話は、スペカンさんが書いていいと仰ってくださったので書きます。ちゃんとコーナーにします。

ドラマーだったら早い段階で習ったら怪我も防げるし、伸び悩みを回避できると思います。修正する技術ものすごく持ってますしね。莫大な試行錯誤をしてきた経験があり、どこで生徒が躓くか知っていないと出来ない。上手い人はたくさんいますが、上手くて教えられる人は本当に希少ですよ。

スペカンさん、あまりに宣伝能力がないからね…。生徒の私が宣伝します。

技術もそうだけど、スペカンさんが他の誰とも違うのは考え方なんですよ。

ただ、真剣に勉強してないと、スペカンさんがおっしゃっていることがわからないかもしれない。

こんなに教えてくれていいのというところまで教えてくれるんですよ。

スペカンさん、生徒のことめっちゃ考えてくれますからね。

私、左足首3回折ってるんです。結構酷い事故にあってるんで、日常生活でもちょっとしんどいときあります。

ジャズドラマーとしてはやっぱり致命的なんです。やっぱりドラムは無理やろうと。言ってもらえて楽になった。その一方で、そんなこと言わせてしまって、申し訳ないなと思いました。

別にスペカンさんがお金欲しいなら、もっとドラムがんばりましょうって言えばいいだけですもん。でも、そういうことはしないんですよ。事故しても生徒のところいくとか、責任感強いのはわかるけど、めっちゃ心配するからね、あなた…

言ってもらって、やっと気持ちが整理出来た。

子供の頃からドラムずっとやってきたんですね。セットは10歳からだからまあ早いほうかな。18までは本当にドラムと読書だけ。く、暗い…

楽しかったかと言われると、そうじゃないんですけどね。
死ぬまでにどこまで上達出来るだろうかということをずっと考えて練習してきた。ドラムやってる時に楽しいなんて思えたのは真剣に訓練する前だけでした。

どんなことでも、真面目にやったら、やらなきゃいけないことの莫大さがみえるじゃないですか。

自分でこういう事をやるためにこの練習すればいいというのは見えていた。
まだ伸びしろがあった時点で、ドラマーとして終わっちゃったなというのはずっと自分の中でくすぶっていたんだなと。恥ずかしい限りなんですけど。

ギター持って、それこそたくさん勉強したんですけど、ドラムほどはしっくり来なかった。子供の頃からやっていた楽器とはやっぱり違うんですよ。
それこそ、どんなに勉強しても後で学んだ言葉は後で学んだ言葉というのと同じです。

子供の頃からやってた楽器って、楽器に合わせて体が成長するというのかな、そういうのがあると思うんですね。
どうしたらこういう音が出るとか、わかる。

楽器と自分が一体のような感覚。怪我して、全くなくなりました。

座って普通に叩いていたのが出来ない。
だって、座り方すらわからなくなってしまった。

自分のフォームってどんなんだっけ。何も考えずに出来ていたことが、全部考えないとできなくなった。

事故してからは色んな所をかばうためにどんどん色んな所が悪くなった。

指先のしびれ、肘のしびれ、肩、腰、首。可動域が狭くなってしまった。悪いところが多すぎるんですね。

勝手に動いたものが、動かそうと思わなきゃ動かなくなったと言えば良いんですかね。適切な言葉が浮かばないんですが。

不器用なんで、叩いてないと技術が維持できない。で、もっと悪くした。まあ、全然叩けないってわけじゃないですよ。でも、気持ち悪い。誰、これって思いますもん、鏡に写っているのが別人みたいな気持ち悪さって言えば良いんですかね。

生きてただけでも儲けものなんですが、余生だと感じましたね。ああ、どうしよう。この先ドラム叩けないのに何やれば良いんだろうって感覚です。終わっちゃったよなー、ハハハ。

ドラム叩けると思ったから必死でリハビリしたんで、気持ちがブチッと切れちゃった感じでしたね。本当、世の中モノクロにみえるんですね。びっくりしました。

若い頃の絶望ってのは凄いもんです。

そんときも、叔父さんが、金もないのにクソ高いギタープレゼントしてくれて

「お前にドラムの才能はなかったから、ギターやればええんや。」

なんだかね。慰めてくれてるのはわかるけど、言い方はあるやろう。まあ、叔父さんアホやったしね。

でも叔父さんのおかげです。なんとか立っていられたのは。

「女に振られた時は、新しい女に夢中になればええ、それと同じや!うりなみ!ギターも楽しいで!」

いや、あなた、女性にもドラムにもギターにも失礼やろ。あんたのライフハックは間違えとるよ…

まあ、叔父さんはドラムのことしかわからなかったんで仕方ないです。ドラムのことわかっていたら充分とも思いますし。

生き方、変えんとなと思いました。それが18のときでしたね。ダメならダメなりにやってみんと。

できれば、楽しもうと。しかめっ面したり、苦しがったり、怒ったりして、周りに心理的なコストを払わせるような人間にはならんぞと。せめて心は軽やかでありたいと。

頭が悪いんで、それが自分なりの戦い方かなと思ったんですね。歯を食いしばってでもヘラヘラ笑ってやろうと。

視点を変える。出来ないことで思考停止しない。なんとかして楽しめる方法を探す。一歩でも前に進むために考える。

私はスペカンさんのように、やると決めたらどんなにしんどくても出来るような鋼の意志力はない。

でも、意志力はない代わりに最後までやるための小賢しい技術は持っている。

「お前は哲学的なカツオやな」といわれてましたからね。あれ、いいところないやん・・・。

すごい人に習うのは、可能性を見せてくれることです。スペカンさんが教えてくれたことが出来たら、手は痛みがなくできると感じています。そして、技術だけじゃないんですよ。フィンガードラミングの可能性で見えているものもぜんぜん違う。

正直ね、スペカンさんが評価されないのはおかしいといつも思ってます。あれだけ曲に的確なプレイが出来て、本当に良いグルーブを持っている。ドラマーとしての基礎体力が普通のフィンガードラマーと比較にならないんです。だから、宣伝しろよもう。

お前はツンデレか!美少女じゃなくて、見た目はやばいおっさんなんだから、普通に宣伝しろ!

なんか腹たってきましたね…

マジで才能無駄遣いにしとるからね…

おっさんがシャイでもダメです!本当、格好は不審者、指導者としても優秀、かつ誠実。あ、格好が不審者だからあかんのか・・・。ありあまるプラスをありあまるマイナスで帳消しにしとるのがあかんのや!まあ、プラス×マイナスはマイナスか・・

私はそういう人が大好きですけどね。

スペカンさんのレッスンを受けてフィンガードラムの可能性、自分なりに理解できたと思います。今までと違う考え方です。そして、それは自分でもできるかもしれない。生涯で出来る練習量は変わった。本当、人から見たら遅々たる歩みだと思いますが、自分は一歩進めたことが本当に大きい。

私は、ドラマーでもなくギタリストでもなく、フィンガードラマーでありたい。

生きてたら、しんどいこともあるけど、でも生きてるとこういうすごい経験もある。間違った道に行ったとおもってたら、そこが目的地につくために一番いい道だったみたいなね。はー、えらいこっちゃ。

そういえば、4月だから、新社会人の皆さんにむけたメッセージが流行っているみたいですね。では、私も社会人ぶってみなさんに。

新社会人のみなさんも、仕事がしんどかったら、フィンガードラミングやればいいと思います!フィンガードラミング楽しいですよ!(無理やり)

 

 











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