叩いて覚えるコードとスケール 第13回 メロディック・マイナー・スケール



叩いて覚えるコードとスケール 第13回 メロディック・マイナー・スケール

よし、これでとりあえずマイナー3種終了になるね。

メロディック・マイナー・スケールは面白いスケールなんやよね。

これもハーモニック・マイナー・スケールと同じでメロディック・マイナー・スケールのダイアトニック・コードだけで曲を作られることは少ないんやね。

また、後で説明するけれど、これはドミナント7thの時にテンションをたくさん作ることができるオルタード・スケールのもとになる。

まあ、ドミナント7thの半音上から弾いたら作れるんやけど(G7につかたかったらAbからスタートね)、パッドフレンズがもしジャズ好きやったら、ああ、これかって思うんとちゃうかな。こんなの勉強したら30分で分かる。でも、自分の耳でやってたら一生掛かるかもな。

何度も言うけど、別に理論知ってていい音楽が出来るとは言えない。でも、新しいもの作る時に今までにできているものを知らなかったら効率が悪い。理論を知っていることは自分のツールを増やす程度のものやよ。それに、普通に音楽をやるのに知っておくスケールやコードなんて、たかがしれてるからね。

メロディック・マイナー

さ、じゃあメロディック・マイナー・スケールを見てみようか。

C Melodic minor C D Eb F G A B
R M2 m3 P4 P5 M6 M7

ちょっとびっくりするよね。これ、メジャー・スケールと違うのは3度がマイナーになっているだけ。

C Harmonic minor C D Eb F G Ab B
R M2 m3 P4 P5 m6 M7

 

C Natural minor C D Eb F G Ab Bb
R M2 m3 P4 P5 m6 m7

ハーモニック・マイナー・スケールは、ナチュラル・マイナースケールはドミナント・マイナーで推進力が弱いから、ドミナントを作るために7度の音を短7度から長7度にしたんやったね。

不安やったら戻ってな。すぐにマスター出来んくても何度ももどってやればわかるからね。

叩いて覚えるコードとスケール 第12回 ハーモニック・マイナー・スケール

じゃあさ、メロディック・マイナー・スケールとハーモニック・マイナー・スケールの違いは何かって言うと、短6度が長7度になったことやね。これはなんでかというと、パッドフレンズ、ハーモニック・マイナー・スケールを弾いてみてよ。30秒位でええから。

どう?

これ、中近東というか、面白いけどメロディ作りにくいね。この原因は、短6度と長7度の間に短3度音程があって使いにくいんやね。

だから、メロディ作りやすいように改良した。そしてメロディック・マイナー・スケールは長7度(Key=Cの場合、B)があるからドミナントも作れるわな。

んじゃ、ちょっとメロディック・マイナー・スケールを弾く時の設定を見てみようか。

Maschineでは表記が違う

Maschineでは、メロディック・マイナー・スケールと表示される項目はないんよ。Jazz minorというのか、Major minorというものがメロディック・マイナー・スケールやからね。

クラシックだったら上行系がメロディック・マイナー・スケールで下降系が違うとか習った人もおるかもしれんけど、これはあくまでジャズやポップスで使う範囲のものやからそこまでは深入りせんからね。というかわかっとる人はこんなの見る必要はないやろうしね。

コードネーム Cmmaj7 Dm7 Ebmaj7(#5) F7 G7 Am7(b5) Bm7(b5)
構成音 C,Eb,G,B D,F,A,C Eb,G,B,D F,A,C,Eb G,B,D,F A,C,Eb,G B,D,F,A
構成音を度数で表すと R,m3,5,M7 R,m3,b5,7 R,3,#5,M7 R,3,5,7 R,3,5,7 R,m3,5,7 R,3,b5,7
ローマ数字表記 Ⅰmmaj7 Ⅱm7 bⅢmaj7(#5) Ⅳ7 Ⅴ7 Ⅵm7(b5) Ⅶ7m7(b5)

 

こうなるね。4度が7thになっているのと6度がハーフディミニッシュ(m7b5)になってるのが特徴的だよね。

この6度がハーフディミニッシュになっているのは凄く特徴的なのね。

マイナー1625とか言われるのはこういう感じ

Im7-Ⅵm7(b5)-Ⅱm7(b5)-V7

このⅥm7はメロディック・マイナー・スケールから来てるよね。Ⅱm7(b5)はナチュラル・マイナースケールから来てるともハーモニック・マイナー・スケールから来てるとも言える。最後のⅤ7は、ハーモニック・マイナー・スケールから来てるね。

ね、マイナースケールのコード進行は、3つのものが混じって出来てるのが分かるね。

さて、これで3種のマイナースケールやって来たね。これがまず基本のスケールになる。

メジャーで使えるアベイラブル・ノートスケール、マイナーで使えるアベイラブル・ノート・スケール、どれもメジャー・スケールとマイナースケール3種から考えていくと、共通性が分かるから後で覚えておくと役に立つよ。

この4つをまず覚えよう。

それとメジャー、マイナーのペンタトニック、ディミニッシュ、ホールトーン。これだけでほぼ分かるよ。あとはその派生系やからね。ペンタトニックなんかちゃんと勉強すると逆循環とか超簡単に弾けるからね。

実際Maschineでやるなら、理屈さえ理解したら試すのは容易やからね。だから、慌てずに行こう。

次回は、実際にマイナーでよく使われる進行、サブドミナント・マイナーをメジャーキーで一時的に利用できる方法などをやろうと思う。

まあ、こういうコード進行覚えたら、すぐそれで曲を作ってみることやね。それが一番はやく使えるようになると思うから。作るのはパッドフレンズ大好きやろ?

美味しいコード進行みたいなのをまたやります。邪道とお叱りもあるんやけどさ。それより、楽しく作れる人が増えて、更に勉強してもらえればワシはええと思っとるからね。パッドフレンズがビート作ったり、曲作ったりしたら聞かせて欲しい。

コードもスケールも分かると楽しいな!











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