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PUSH勉強会21回目

PUSH勉強会
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PUSH勉強会21回目

PUSH勉強会21回目をMEGuさん(@CymaSonic0 )とオンラインで行ったよ。

MEGuさんとの勉強会は5回目。

2019年度8回目。目標50回だから16%か。悪くないペースやね。

MEGuさんはアメリカにお住まいで、自分の休憩時間にオンラインでやってるから、体力的に無理がないんだよね。

今日ははじめから、ドラムの復習やってから、コードやスケールのあらましを話そうと思っていた。

前回のMEGuさんの勉強会はこちら

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20回目の勉強会はこちら

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まずは聞き取り

いつもと同じく聞き取りや。

MEGuさんはスペカンさんが教則動画でやっているこれでドラム譜の読み方覚えてもらってるのね。

スペカンさんのチャンネルはこちら

自分としては、MEGuさんだけじゃなくて、Ableton PUSH2を使う人はみんなフィンガードラムやったほうがええと思ってるのね。

リズム譜を理解しないと、究極的にはAbleton PUSH2も使えないんだよ。

例えば、前回MEGuさんから質問があった、Swingを設定して後で、クオンタイズする方法なんか、ドラム譜の表記がシーケンサーでどうなるかわかってないと使えない。

Ableton PUSH2はわかってくると超高速で使えるけれど、音楽的な知識がないと行き詰まる。

だから、自分は地道に解説するよ。

前回の記事の追記で説明してあるから、気になる人は見てみてね。こう言うのは、難しいよね…

で、今回はフラムの質問があった。

ドラムをやってきた人にとってはフラムは別に普通のものだけれど、そうでなかったらなんじゃこりゃってなるわ。

フィンガードラマーでフラムを自然に使う人は少ない。フィンガードラマーで高速にフラムするのは世界中でスペカンさんだけだからね…

 

まあ、Ableton PUSH2になった今のプレイだともっとエライことになってるけどね…

スネアで、フラムを打ち込む場合にはどうすればいいかという質問があった。

同時に近いタイミングで鳴らすわけだから、これは、スネアを2つアサインしたほうが簡単。

もっと言えば、リアルタイムで叩くのが一番簡単なんや。

もちろん、1つをAbleton PUSH2で入力してから、ナッジで動かせばええって思うかもしれない。

でもナッジで動かせる範囲は決まっているからね。もちろん、PCを使うならグリッドをオフにしてできるんやけどね。

Ableton PUSH2でやるのは難しいんやよ。

2つアサインして調整するほうが早い。

Ableton Liveと併用する場合とAbleton PUSH2でやる場合には違うからね。こういうのは誰も言わんから、自分が言ってかんとアカンと思ってる。

やったこと

  • 3連符が入ったドラムの打ち込み
  • センドリターンを使って、一音だけリバーブを掛ける
  • Add Deviceを使ってDrumrackにエフェクトを読み込む
  • センドリターンを使わず、一音だけディレイを掛ける
  • Pageキー
  • ドラムのページのコピーの考え方
  • 16velocities
  • Fixed Lengthの注意点
  • Accentキーの機能
  • Newキーの意味
  • Convertキーの意味
  • Layout
  • User
  • Setupキー
  • パッド感度の調整
  • Scaleキー
  • スケールとは
  • コードとは
  • キーの設定
  • クロマチックとin keyの切り替え
  • in keyモード(isomorphicモード)
  • isomorphicモードの問題点
  • スケールの区分
  • メジャースケール
  • チャーチモード
  • ナチュラルマイナー
  • メロディックマイナー
  • ハーモニックマイナー
  • コンディミ2種
  • ホールトーン
  • マイナーペンタトニック
  • メジャーペンタトニック

すごい量やったな…

まず、しばらくは徹底的にドラムは打ち込めるようにしようとMEGuさんと話したからね。

今回は3連符の打ち込み。結構難しい譜割りもドラム譜とシーケンサーの対応関係がわかってきていい感じになってきた。

打ち込んでもらった上で、エフェクトの復習をしてもらった。

特にDrumrack、個別にエフェクトを掛けるのはみんな間違いやすいから、何も考えなくても間違えずに出来るように訓練。

次はシンコペーションやるから、もうかなりドラム譜は読めるようになるね。MEGuさんは勉強熱心やからね。

で、今までかなり機能キーを使ってきたんだけど、ドラム中心だから、使ってないキーについても軽く説明しておいた。

MEGuさん、いつもどおり明日以降に動画を加えていきます。今回は殆ど無いですね。また、機能キーについてはコードやりつつ説明していきます。

 

ボタンを押しただけでは、FixedLengthは設定されません。

Fixed Lengthボタンを押しながら、ディスプレイの左上のFixed Length onを押してください。

Ableton PUSH2の場合、点灯しているのが作動中という意味です。私はよく見落としてやらかします。笑

MEGuさん、本格的に録音していくようになるとNewキーは多用するようになると思います。セッションビューに色んなバリエーションを録っていくことが多くなるからです。また、説明するのでこんなのいってたなくらいでいいですからね。笑

NewキーはNoteモードの時に真価を発揮します。

通常の録音だと、セッションビュー上で、録音したいトラックを選択しアーム状態にしてから、録音したいクリップを選択となります。

バリエーションを作りたい場合は、Setupでクリップモードになっていることを確認して、Newを押せば新規クリップが作られます。

フットスイッチがあればどんどん録音できるので便利です。 録音する小節数がわかっている場合は、Fixed Lengthを押すともっと楽です。

MEGuさん、キーの設定です。理屈を覚えるまではキーCを一番使います。

Scaleのキーの変更方法です。

上のボタンでキーを変更します。

ここで設定するのは、パッドの感度と、WORKFLOWです。しばらくはClipのみ使います。

セッションビュー以外でもPageキーは使えます。Drumrackでも使えます。Selectキーと組み合わせると、ライブで音を出さずに打ち込んだりすることも可能です。

MEGuさん、今回のように、一小節ずつコピーしたほうがうまくいく場合は、ループセレクターをダブルタップしてから、Duplicateしたほうが早いです。

こういうのは、機能を知っていても、考え方を知らないとすばやく使うのは難しいですね…

Duplicateキーを押しながら、コピー元ページを設定、押しながらコピー先を選択です。
バリエーションを作るのに便利ですね。

同一の形でコードを弾けるin Key(Isomorphicモード)のデメリットは、転調が難しいのと、生演奏ができないことです。きついですが、4度のクロマチックで覚えていきましょう。

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MEGuさん、気が遠くなると思いますけど、私PUSH1からほぼ毎日こんな事練習してきました。笑

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このあたりを次回やります。Ableton PUSH2用に音が書いてある資料はないので、このあたりは覚えるといろいろ作れるようになりますよ。

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まとめ

5回やると、音楽経験がない人でもドラムに関してはかなり打ち込めるし、ドラム譜も理解できるようになる。

Ableton PUSH2の入力方法は、isomorphic(in Key)が有名。

4度のクロマチックのプレイヤーが少ない。公式も推しているのはこれだしね。

でも、鍵盤じゃなくて、4度のクロマチックモードは音楽を学ぶのに非常に適したモードや。

Ableton PUSH2の場合はクロマチックにしてもスケールを選択すれば、スケールの音は説明できるからね。

今日は一気に、スケールの区分を話した。

Ableton PUSH2は面白いスケールがいろいろはいってるけど、コードを理解するなら、メジャー一つとマイナー3種類を理解すればいい。

あとは、ホールトーン、ディミニッシュ、ペンタトニック2種類。

これだけわかったら大体わかる。

まあ、今のジャズだともっと高度やけど、ここまで完全にマスターしたら、あとは自分でも勉強できるようになっていく。

チャーチモードも特性音を他と区別するのも視覚的に容易だから、聴覚と視覚を一致させるのは早い。

次回はインターバルを説明する予定。

コードを作れるようになってから、いろいろコード進行をコピー。

コピーしつつ、ドラムは打ち込み、エフェクトは掛けるようにして、曲のフラグメントを作れるようにしていく。

他の機能キーの説明もできるし、シンセやエフェクターの機能も説明できるしね。

セッションビューの機能など座学だけだときついんで分散してやっていく予定。

これならAbleton PUSH2の操作も慣れるだろうしね。

音楽の知識が殆ど無いところからスタートしても、Ableton PUSH2を使ったら学べて演奏できるというのをMEGuさんさんに実証してもらいたいんやよね。

もちろん、全部すぐにはできないと思う。でも何を学べばいいかわかったら、あとは出来るようになっていくからね。

ここから、面白いところや。

Ableton PUSH2、楽しいな!

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これから、PUSH勉強会でボイシングやコード進行を覚える場合、こちらをメインテキストにしてやります。

タブ譜やギターの考え方を学ぶことができると、アイデアが広がります。

Ableton PUSH2はギター的なボイシングの多くができ、そして、ギターではできない同一弦上の発音が可能です。

ギターとAbleton PUSH2の違いを理解することで、ギターともピアノとも違うAbleton PUSH2ならではのアプローチが可能になると思います。

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2019年1月のPUSH勉強会について 2019年1月のPUSH勉強会は、1/5,1/6,1/13,1/20,1/27で行います。 PUSH勉強会は、私うりなみが主催する勉強会で、費用は無料です。阿佐ヶ谷のカフェで基本的に行います。 勉強会...

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