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パフォーマンスでEchoのフィードバックを使う時のコツ

Ableton友の会
この記事は約4分で読めます。

Ableton友の会で出た話題です。

Sawryleさんからの質問です。

以前のライブでのechoのフィードバックで音が止まった問題ですけど対策としてはバッファサイズを大きくするのが良いですか❓時間が無く前回のライブセットでいこうと思ってます。ご教授下さい🙇

Echo、フィードバックが150%まで設定できるというぶっとんだ飛んだエフェクターです…

頭がおかしいくらい掛かるエフェクターが多いAbletonの中でもトップクラスにやんちゃな事が出来るエフェクトです。

Abletonの中でもかなりアナログっぽい。実はDuckingなども出来るので高機能。Wobbleパラメータがあるので、クラシックなDubだけではなくて、Lo-Fi的なものにも使えます。友の会の配信で特集してもいいですね。慣れたら見やすいのだが、独特のUIで初めは戸惑った。

先日のSawryleさんのイベントです。SawryleさんはラップトップとAbletonでパフォーマンスされるミュージシャン。精力的に活動されています。PUSHとギターの使い手でもあります。

アンビエントイベントで変拍子のリズムがあるやつやコラージュ的なサンプリングを使った曲をされて攻めたステージでした。かっこよかったです…

SawryleさんのXのアカウントはこちら 沢山のパフォーマンスの動画もみられます。

私の家の近くでイベントされていたんですけど、気持ちよいイベントでした。

運営のI.T.Aさんや出演者の皆さんのご尽力で毎回、素晴らしいイベントでした。運営、大変だったと思います。

大変、楽しませてもらいました。これで終わりなのが残念ですが、今まで本当にありがとうございました。

対処法

Echoは特に処理落ちが起こりやすい。

特にフィードバックはそうですね。Sawryleさんがパフォーマンスでされていたのはフィードバックをどんどんあげていって混沌とした感じにするという手法です。ディレイやエコーの洪水のあとにスパッと切るのはダブなどの手法でもありますよね。

パフォーマンスの安定性という面ではバッファサイズを上げるという方法もある。

バッファサイズを上げれば安定性が増します。

ただ、あんまりバッファサイズを大きくすると、MIDIコントローラーなどでコントロールするときにタイムラグが出来てしまいます。そして、バッファサイズをあげても根本的な解決にならない。

なぜか?それはフィードバックしている時にPCの再計算の負荷が大きいからですね。

CPUメータ確認していただけるとわかると思うのですが、一気に上がります。なので、処理落ちする。PCベースの宿命と言えます。

でもやる方法はあります…

そうなんです。フィードバック、再計算してるから物凄い負荷になるんですよ。最悪マシンパワー足りなかったら、リサンプリングしておいてクリップにして、最後、フェーダーで操作したほうが安全かもしれないです。笑 大昔はそうしてしのいでました。笑

クロスフェーダーでやってもいいし、マクロで他のトラック下がるようにしてもいけます…難しい顔をしながらつまみを回すのがポイントと思われます…笑

フィードバックしているオーディオデータをリサンプリングすることです…

パフォーマンスの際はそのクリップを再生したりクロスフェードさせるように設定にしてもいい。

これで安全マージンを確保したうえでパフォーマンスが出来ますね。安心です…

あとは難しい顔してつまみを回せばモテ街道を爆走できますよ。フフフ…

フィードバックをリサンプリングしたものは、普通の曲でも結構使えると思います。フィードバックしているものをイントロに持っていったり、リバースしたり。

パフォーマンスで注意するとしたら、Limiter使うことですかね。ハードのものあると安心ですね。普通にスピーカー飛ばしたりしたら大惨事になりますから…

Abletonは処理落ちしてもなかなか止まらないのと、BPM変化にそれはもう強い。DAWの中でも有数の強さだと思います。

蛮族のDAWだけに極限環境には強いんですよ。褒め言葉です…

Abletonでパフォーマンスも楽しいですね!

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