pinさんからの質問を受けての第4回目です。カメラトラブルでスタートが遅れ、途中で音声トラブルがあり前後編、3時間あまりの長尺のAbleton友の会となりました。大変ご迷惑をおかけしました。
最後駆け足になってしまって申し訳なかったです…
今回、PUSHのメリットってどうなのか、店頭では触れないから教えてほしい。公式の動画は早すぎるしというリクエストをいただいたので、PUSHで操作すると早いところなどはPUSHの手元を映しながらやりました。
細かい説明は、PUSH2と同じになりますので、Tさん、PUSH勉強会のカテゴリからご覧ください。
ほぼ全てのPUSH2の操作や考え方があると思います。それぞれの方が引っかかったポイントなども記事にしてありますので…
今回の補足
いつも通りスライドをつけておきます。復習にご活用ください…
今回はジョウジさんとラムザさんの質問に最後に答えています。
ドラムの入力、特に複製とコピーの違い、option+ドラッグの活用は長期的に多くの時間を生み出すので友の会の皆さんは練習されてください。
レイテンシーに関してはDAWを使う以上避けられない問題です。このあたりはプレイヤーはかなり大変なのでその辺りの話をしましたが、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
公式にかなり細かい説明があります。ネイティブ環境のDAWを使うときには必ずやっておくべきことです。公式は直リンクが禁止されているクソ仕様(失礼)なので検索してください…
こういうところは本当にダメなんですよね…
ナレッジデータベースで「レイテンシー」で検索していただくとエラー補正について出てきますので。
配信中にやりましたが、結構な差があることご理解いただけたんじゃないでしょうか。
慣れると補正できるようになるんですけどね、プレイヤーはLatency Free Recorderの使用を強く勧めます。
あと、処理が重いプラグインは結構遅れます。
明らかにおかしいタイミングになっているものも時々耳にするのでLatency Fixerもあると重宝すると思います…
ミックスと作曲が一緒のことも今は多いと思うのですが、一度オーディオにした方がやっぱり安全ですね。
フィルターに関してはファンク最重要エフェクトなので、いずれ説明したい。M4Lあれば、エンベロープフィルターとしても実用的なものが作れます。
私はワウくらいしかエフェクトは使わないので異常にこだわりがあるからM4L使ったものを好みますけど…
次回、ちょっと作ってみてもいいですかね。
ブルータル中年さんに向けて作った動画ですが、公開してもいいとのことなので、記事以外にも載せておきます。友の会で話す機会もないかもしれませんので。AutoFilter単体でできる方法は次回やることにしますね。
サイドチェイン使ってやるとうまく機能するようにできるんですけど、これもシンセ的な考えなので多分、気づかないと思うんですよね。多くの人が…
WARPに関しては実例を見せましたが、歌に関してはComplexとComplex Proでかなり音質差があります。ボーカル素材を使うときには基本的にフォルマント100でいじらない方がいいということですね。
ドラムはBeatsでいいんですが、それ以外のソースは適切に選びたいですね。ギターやベース、サックスなどはComplex以上でないとかなり気持ち悪いのでは。
楽器奏者の場合は、クリップを分割してスクラブでやった方がタイミングの補正は気持ち悪くないと思います。
ボーカルなどのタイミングの問題は手間がかかったとしてもこちらの方が自然になることが多いです。あえてぶつ切り感出すならアリかもしれませんけど…
WARPに関しては、ヒップホップでよく使われる手法としてこういうものもあります。WARPネタはかなり持っているのでゴキジェトさんのお題の時にやりましょうかねえ。
MIDIマップでワウとしてコントロールしましたが、使っていたのはこれです。
こういう製品は代替品がないので、MIDIマップして足を使いたい人は買っておくといいと思います。
クラファンなんかで同種のもの実はいくつか買ったんですけど、安定して使えるという意味ではこれが一番です。
使った金額考えたくない…
MIDIマップするときは環境設定でマッピングするMIDIコントローラーの「リモート」をオンにすることを忘れないようにしないでください。
ベースに関してはDIとベース部分分けるものやったんですが、細かくは作り込みませんでした。この辺りはコンプの説明やる時にできたらやります。
ベースにコンプを掛けるときの考え方を理解する時にコンプの仕組みがわからないとただ掛けるだけになってしまいますし…
ソフト音源なんかだとそもそも掛ける必要がないものも結構ありますしね。オーバーコンプは音楽のダイナミクスを殺してしてしまうので…
この辺りは次回以降、ちょっと触れられたらと思います。
Abletonの純正のコンプには3つのモードがあるのよ。
— うりなみ (@urinami) March 4, 2024
一番右側をアクティビティディスプレイというのだけれど、これなんかわかりやすいんじゃないかしら pic.twitter.com/VnDVbbSZhR
エレピに関しては、Autopanがうまく機能してないから変だなと思って、フェイザーなどに切り替えて、それっぽいプレイにしたのですが、設定できます。次回その辺りも修正しますね…
録画しながら喋るのはそれなりに慣れてると思うんですけど、不特定多数を相手にすることとチャットや画面操作あること考えるともうちょっと慣れないとアレですね。
Fender RhodesやWurlitzerについてはいずれ記事を書きます。というか、こういうのはやっておきたいんだよなあ。ソウル・ファンク・R&Bでは特に重要な楽器ですしね。
Electricはこの2つをモデリングしています。
70年代ファンクではFender Stagepiano(アンプ付き)ではなくてギターアンプ(フェンダーが多い。AbletonだとAmpのBluesですね。)で代用しているものも多かったので、この辺りはギターと同じセッティングにするとダーティーな感じで作れて楽しいですね。
動画ではやりすぎてますけど…
センド・リターンの考えなんかは前回の動画やスライドで説明してますけど、記事がないですね。また作っておきます。
あとは書き出しも書いておいた方がいいですね。
ラムザさん、Options.txtで検索していただくとプラグインを一覧できる方法がわかると思います。
MIDIノートに関しては動画など送っていただけると原因特定できると思います。
Packでエレクトリック・ベースの不足と、マクロで奏法切り替えするので、一般的な音源と違います。
もし、精密に打ち込みたい場合は、奏法をわけて、トラックを別々にするなどの工夫が必要だと思います。ざっと演奏してトラックを複製して、不必要なものを0キーで無効化が一番早く形にできるのではないでしょうか。
私のようにオールドスクールなものが好きなら、フラットワウンドや古い弦、ミュートなどが奏法で選べるMODOBASSはおすすめです。MODOBASS2のプレベの60年代のモデルはIKで無料で使えるもの出ているので、正直これだけで古いものは足りてしまいそうです…
もこもこベース音源選手権、ぶっちぎりの1位は相変わらずMODOBASSやな。フラット弦+ミュート、古い弦と奏法がシミュレートできるのはデカい。
— うりなみ (@urinami) February 21, 2024
これを喜んでくれるのはヘブライさん@he_bu_ra_i
しかいないだろうけど、ソウルファンには激推しですね…
まあ、弾いたほうが早いけど、ロマンだから… pic.twitter.com/19hNbtNTrs
64パッドでベースラインを練習したい方はこういう動画もあります…プレイ動画はしばらくは優先順位を下げます。コードを弾くのと別の技術がいるのと、鍵盤よりパッドの方が弾きやすいので元気が出たら再開したいですね。
今後の予定とメモ
次回は駆け足でやったので、今回作ったループをブラッシュアップしつつ、セッションビューに戻ったり、アレンジメントでしかできないものと組み合わせてやってみようと思います。
今回と同じくノープランで構成を作っていく形にしましょうか。どうなるかは私も皆さんもわからないというドキドキ企画ですね…説明することは結構考えたけど、今回の配信もその場で考えて弾いてますもんね。慣れるとアイデアをすぐ形にできるのがAbletonの楽しいところです。
コンプやEQ、フィルター、ディレイ、リバーブなどの基本エフェクトについて知りたいというリクエストもあったので、そのあたりも今後説明してもいいですね。
オートメーションの復習、そんなにできなかったので、次回はアレンジメントのオートメーションなどにも触れたい。
Ableton12が発売されるので、次回Ableton12をスポンサードされてない1ユーザーの視点で取り上げてもいいですね。フフフ…
また、変なのが来ているので、だいぶモチベーションは落ちてますが、やれる範囲でやります。
赤字の上に変なのまで相手していると、本当にうんざりしてきますね…
変なのいなければモチベーションはずっと保てるんですけどね。
今年黒字化できなかったもうやめようかなという気持ちになりつつあります。
更新停止じゃなくて消そうかなと。
消えたら、まあ、疲れたんだなと思ってください…
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