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Abeleton友の会 第2回 pinさんの質問 セッションビュー編

Ableton LIVEのセッションビューは楽しい
この記事は約9分で読めます。

番外編をはさみ、今回はパッド研究会から参加していただいているpinさんから、セッションビューのワークフローがよくわからないんだけれどという質問をいただきました。

正確にはセッションビューを使って、曲にするときにどうやって使えばいいのかという質問ですね。

説明しようと思ったらなかなか大変だった…

というのは、セッションビューはAbletonの根幹であり、セッションビューを理解するということはAbletonを理解するのとほぼ同じということなんですよね。そりゃ大変ですね…

スライド、昨日の時点で86枚になっていたので、一回で説明するのは諦め、基本的な部分を20枚程度に再構成しました。数回に分けて説明していこうと思います。

何度も同じ操作に戻ったり、ケースごとに作り方などやっていきますのでご安心ください。友の会は初心者向けなので、基本機能の考え方や操作などをしつこくやっていきます。

今回、何が出来るかという話と、難しい理由について話しました。基本と言っても、相当情報量が多いですね…

概念説明これだけやったのは、こういう機能がないと変だろうとあたりを付けられるようにするためです。習得コストを減らすためにはこういう作りがいいと判断しました。

今回のスライドです。

今回の補足

セッションビューについてはこちらにセッションビュー関係の記事がいろいろあります。

今回の内容がこちらに当たりますね。この記事より動画は細かく解説してます。アレンジメントビューがMTR,セッションビューがルーパーであり、サンプラーであると理解すると概念の理解が用意になるはずです。

録音についてはこちら。クリップの長さに付いての問題はここでは触れられていません。

ここを見ると、クリップの長さ変更がわかると思います。範囲選択してCmd+Lしてから、「クロップ」が素早い作業のキモです。まあ、PUSHやLaunchpadを使うのが簡単だと思いますが…

こっちは応用編です。え、オーディオではどうするのって言ったらサンプラー使えばいいんですけど、このあたりはまたリクエストがあったらやります。こういうのはサンプラー使ったことがない人には想像も出来ないはずなので。

頭を柔らかく使う必要がありますね…

クリップをアレンジメントに持っていくときは、二画面にしておくと便利ですね。shift+Cmd+Wです。

セッションビューとアレンジメントを行き来して作る場合は画面を2つとも開いておくと便利ですね。

Ableton12でアレンジメントにミキサーが表示されるようになったのは、セッションビューが楽器であるというAbletonのアイデンティティを捨てたこととも言えるのでちょっと複雑な気分ですね…

まあ使いますけど…

キーマップは配信中にも話しましたけど、マーカーは早い段階で設定しておくべきです。作業効率が大きく変わると思います。

レイテインシーの理解はこちらの記事をご覧いただくと良いかと思います。

2トラック立ち上げて、片方をモニター、片方を録音にすればいいけれど、こんなの本質的に意味がある作業ではないですからね…

こういうムダが嫌いなひとはSuiteにして購入すると良いです。

え、Abelton使わなければいいって?い、いわんといて…

アレンジメントで波形編集をヘヴィにする人なら持っておくと良いですね。M4Lがないと無理なんですけれども。

Suiteにする価値はあります…

Studio Oneならエンベロープすぐ書けますけど…え、Abletonは楽しいんや…

アナログモデリング系や、アンプシミュレーターなどの性能を発揮するためには適切なゲインにする必要がありますね。そういう場合はUtilityを使います。トラックに立ち上げておくと良いですね。

デフォルトトラックとして保存しておくと、大幅な時短になります…

コンプでアタック丸めるとかわからんという人にはオススメです。

Drumbussはサステイン部分はコントロールできるけれど、アタックは出す方向なので。私は生音ならSoftubeのTransient Shaperを使うことが多いです。マルチバンドなのでいろいろ出来ますけど、簡単なのならこれですね…

ラックでも作れるんですけど、時短になりますね…個人的にはデジタル系が昔のサンプラー的な感じにできて非常に良かったです…

パフォーマンスやるならあると良いですよ。PUSH持っている人でもあっても良いです…

今後の予定とメモ

次回以降もしばらくセッションビュー編をやっていきます。その中でクリップの再生の説明や、アレンジメントの連携などについてやろうかなと。

実際にゼロから作って行けばわかりやすいのかなと思っています。単なる機能説明で出来るようにはならないですしね…

セッションビュー編で、Abletonの基本機能やエフェクトに触れておきたい。

このあと、ゴキジェトさんから頂いた、サンプリングしてベースはサイン波、ドラムは手打ちみたいなものやるのもスムーズにできますしね。正直、基本機能わかってない状態でサンプリングやってもはあ、そうですかとなるだけでしょうし…

ikkiさん、SimplerとSamplerの使い分けですが、細かいところはまたそのときにお話しますね。お待ち下さい。おばあちゃんツイートでもやってみます…


追記:2024/02/18

ikkiさん、こういう切り刻んで作る場合はSimplerです。Simplerという名前に反して多機能なんです…


おばあちゃんについては、特に意見がなかったので極端にマニアックな情報は取り扱わず、雑多なAbelton周りの話題を取り扱います。いや、今でもマニアックなのかな…

パッド研究会自体は前からのお知らせの通り終了とします。後1回と思っていたら2回ありましたね。Sさん、Hさん、よろしくお願いいたします。

体力的にもコスト的にも2つのイベントは出来ないので。やれるだけやりました…

個人がボランティアとしてやるのはこれくらいが限界ですね。

ただ、パッドの奏法的なものは、ライブ配信でいれてもいいかなと思っています。

友の会、クローズドで運用することも考えています。誰でもアクセスできるようにしたかったんですけどね。なかなかしんどくなってきたしまったので。

Discordを使いはじめましたので、慣れたらルール策定などしつつ、質問やデータベース的なものはそちらに移行することを考えています。

ネットにゴミ情報ばかりになってきていることと、質問があっちこっちに行かないほうがメリットがあるなと感じ始めたたためです…

個別に答えるほうが問題解決には最短ではあるのですが、ここ見てわからなかったら質問してという形のほうが多くの人のトラブルを解決できるかなと考えています。

あと、変なものを相手にするのに本当に疲れました…

今後、動画はライブ配信中心になりますかね。

短い動画は生徒さんに作った動画で公開しても良いものだけにしようかなと。パッド演奏いくらやっても見られないし、多くの方は理論に興味はほとんどないということもわかったので…

あと、面倒くさいのを相手にしてまでやる意味があるのかと思いますし…

一人でも変なのがいると、モチベーションはなかなか保てませんね。慣れてるつもりでも疲れてるからかな…

ご質問ありましたら、TwitterのDMが望ましいですね。

YouTubeで質問受けてその場で答えて、ピントが外れてることあるなと思いましたので…

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