早速始めようか。
これがCナチュラル・マイナースケールやな。
一応インターバル書いてみたで。
C | D | Eb | F | G | Ab | Bb |
R | M2 | m3 | P4 | P5 | m6 | m7 |
ルート 全音ー半音ー全音→全音→半音ー全音だね。
Cメジャースケールと比較してみようか。
C | D | E | F | G | A | B |
R | M2 | M3 | P4 | P5 | M6 | M7 |
ルート 全音ー全音ー半音ー全音→全音→全音
こうなるね。違いは長3度が単3度になっている。こうなった場合はマイナースケールと判断して良い。
後は長6度が短6度、長7度が短7度になっているね。3つの音が半音下がっているということが違いやね。メジャースケールを基本にして、どことどこが違うかを意識していくと、後で楽やよ。
ちょっと不安があったら、またこっちに戻ってみてね。
で、勘がいい人やったら気がついたかもしれんよね。
これ、メジャースケールの6度からの並びと同じやんと。
そうなのよ。
これ、Aナチュラル・マイナースケール。Cメジャースケールと同じ構成音やろ。
だから、メジャースケールから短3度下(半音3つ)からスタートするとマイナースケールと同じと覚えてもいいかもね。
ということは、AmのときにCって使えるんじゃないのっておもったパッドフレンズは鋭い。使えます。将来的にいろいろアレンジしたり、アドリブしたりする時に共通性を理解することは大事なのよ。覚えることはもちろんたくさんあるけど、即興するときにはできるだけ考えをシンプルにしたほうがいいしね。練習する時も効率変わるよね。
じゃあ、いつもどおり構成音の確認。
コードネーム | Cm | Dmb5 | Eb | Fm | Gm | Ab | Bb |
構成音 | C,Eb,G | D,F,Ab | Eb,G,Bb | F,Ab,C | G,Bb,D | Ab,C,Eb | Bb,F,D |
構成音を度数で表すと | R,m3,5 | R,m3,b5 | R,3,5 | R,m3,5 | R,m3,5 | R,3,5 | R,3,b5 |
ローマ数字表記 | Ⅰ | Ⅱmb5 | bⅢ | Ⅳm | Ⅴm | bⅥ | bⅦ |
今回から、みんなが簡単にできるように、いちいちKEYBOARDモードの手形は載せないからね。
ちょっとMaschineのバージョンアップがあったから、こうしてもらえるかな。
ScaleはMain TypeはMinor,今まで使わなかった、ChordはHarmにして。Typeは1-3-5に。
スケール選択してあれば、このモードにすればダイアトニック・コードが弾けるから。もっと細かく音程みたい人は今までにみたいにkeyoboardモードで弾いてみてね。これなら、指一本でトライアドが弾ける。
この方が楽だよね。いちおう、構成音を確認するために、Maschineのピアノロールを見てみてね。そうすればおぼえやすいはずやからね。
メジャースケールの時は、意識的に音名を覚えてもらうためにスパルタでやったけど、もうここまで来たら大丈夫やろうしね。
メジャー編もまた書き直すときには、Harmモードでダイアトニック・コードを弾いてもらうことにするね。
もし、メジャースケールで、コード弾くのが面倒くさいと思ったパッドフレンズは、Harmモードの1-3-5にしてね。
もっと簡単に書き換えるね。どうせはじめから完璧なものなんか書けんしね。転回形やボイスリーディングに応用できるように思ってたけど、パッドだと感覚的にたたいて、それから修正のほうがやりやすいしね。
んじゃ、4和音行くね。
コードネーム | Cm7 | Dm7(b5) | Ebmaj7 | Fm7 | Gm7 | Abmaj7 | Bb7 |
構成音 | C,Eb,G,Bb | D,F,Ab,C | Eb,G,Bb,D | F,Ab,C,Eb | G,Bb,D,F | Ab,C,Eb,G | Bb,F,D,Ab |
構成音を度数で表すと | R,m3,5,7 | R,m3,b5,7 | R,3,5,M7 | R,m3,5,7 | R,m3,5,7 | R,3,5,M7 | R,3,b5,7 |
ローマ数字表記 | Ⅰm7 | Ⅱm7(b5) | bⅢmaj7 | Ⅳm7 | Ⅴm7 | bⅥmaj7 | bⅦ7 |
設定はこうしてみてね。まあ、さっきの設定と違うのはTypeを1-3-5-7にするということだけやね。
これでダイアトニックの7thまで入った形、指一本で弾ける。
そして、これ見てもらって分かると思うけれど、随分メジャースケールと違うよね。
この7つのコードの機能は
- トニック・マイナー
- サブドミナント・マイナー
- ドミナント・マイナー
この3つに分かれるんね。一気に説明してもええんやけど、長くなりすぎるからね。今日はこれくらい。
次回は、この3種の機能と代理関係を説明するね。マイナーはサブドミナント・マイナーの動きが結構強いという面白いところがあるんやよね。また、音源も作ってみるね。サブドミナント・マイナーはジャズなんかではよく使うね。あと、ゲーム音楽でクラシカルな雰囲気の時にサブドミナント・マイナーやらSus4を使うのは多いと自分は感じるんやけど…
USB type-Cのケーブル買いにヨドバシに行ったゲーム音楽きいたらそう思ったんやけどね。
どうなんやろうか。自分はゲームと言うとパワプロ。それとParadoxってわかります?あのどえらい時間掛かるシミュレーションゲーム作ってるところね。あれが好きなんよ。あれくらいしかわからんからね。まとはずれやったらすまん。
コードもスケールも分かると、自分で作れるようになるから楽しいな!
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