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Push 2 Pedal Expressionは手軽にエクスプレッションペダルを使えて嬉しい

PUSH
この記事は約5分で読めます。

PUSH3が発売されて少し経ちました。

PUSHで演奏しようとするときに問題になるのはピッチベンド、モジュレーション、エクスプレッションペダルです。

PUSH3ではMPEにフル対応して、ピッチベンドやモジュレーションはパッド上でコントールすることができるようになりましたが、エクスプレッションペダルは直接繋げません。

鍵盤なしでパフォーマンス、あるいは、鍵盤絶対に使いたくない人にとっては大問題ですね…

PCに接続するか、PUSH3のUSBに接続して唯一動作するのはEV-1-WLしかありません。

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鍵盤にエクスプレッションペダルが接続できるものはそこそこの大きさがしますし、スペースを考えると選択肢はなかった。

ですが、PUSH2なら安価に普通のエクスプレッションペダルが使えます。

Push 2 Pedal ExpressionというMax For Liveデバイスです。無料で使えます。活用方法は無限にありますよ…

Gumroadに付いて後半に書いてあります。

設定

難しいことは一つもないんですが、SonicBloomさんの動画を貼っておきます。

丁寧な動画もありますし、PDFも付属しているのですが、一応訳しておきます。

  • Free Push2 Pedal Expressionを任意のMIDIトラックに立ち上げます。
  • エクスプレッション・ペダルを左右のジャックのどちらかに挿します(どっちでも行けます。)
  • キャリブレーションを始めるために、画面の左側のテキストをクリックします。(文字が写ってる方です。
  • 指示に従って、ペダルを踏み込んでください。それから、もう一度画面の左側のテキストをもう一回クリックしてください。
  • ペダルを最大まで上げてください。そして待ってください。(待たずにクリックするとうまくいきません。やらかしました…
  • ペダルを下の方向にゆっくり動かしてという画面が出ます。できるだけスムーズに動かしましょう。クリックは必要ないです。
  • 計測が終わると自動的にカーブが右側に表示されます。

と、こうなるわけですね。

これだけのMIDICCがマッピング可能になります。今回はExpression Ctrlを選択します。

Abletonであるパラメーターをコントールする場合、MIDIマッピングが必要になります。

画面右上のMIDIをクリックします。

あとはマッピングしたいパラメーターをクリックします。プラグインの場合の場合はどうすれば良いんや、絶望や!と思う方も大丈夫です。下向きの三角をクリックしてください。

そうするとこういう画面が出ますね。64以下のパラメータの場合は自動で表示されるので、先程のMIDIマッピングのボタンを押してから、コントロールしたいパラメーターをクリックしてコントローラーを動かせばマッピング完成です。

え、でも、コントロールしたいパラメーターが出てこなくて絶望や!という方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です…

パラメーターがアサインされたら、Configureを押します。

あとは同じくMIDIマッピングのボタンを押して、アサインされたパラメーターをクリックして、コントローラーを動かします。この場合はエクスプレッション・ペダルですね。もう一度MIDIマッピングのボタンを押したらマッピング終了です。

色々可能性ありますね。一つはトレモロにアサインしました。

ドラム音源のハイハットのペダルにアサインしました。エクスプレッションペダルでハイハットの開閉などをコントロールしています。

PUSH2,まだまだ現役で使えますよ。

個人的には、PUSH3スタンドアローンとintroやstandardなら、PUSH2とSuiteのほうが満足度が高いんじゃないかなと思っています。

PUSH3を遊び倒すにはSuiteまであった方がいいのは間違いないですし。なかなかのお値段になってしまいますからね…

PUSH2とSuiteとToucheとKomplete Kontrol買っても、スタンドアローンのPUSH3より安いんですよね…

MPEは楽しいんですけど、MPE必要ないのなら、大きく違うのはパッドの感度くらいなんですよね。

とはいえ、Push 2 Pedal Expressionが出たことで、PUSH2でまだまだ楽しく遊べます。長く使ってきた機材が新たな可能性があることは嬉しいことですね。PUSH2,楽しいですよ!

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