押して覚えるコードとスケール 両手を使って演奏するための考え方 9thコードのフォーム
俯瞰撮影できるスタンドを買ったので、喋ってみたよ。
まあ、まず動画を2つ見てもらおうかな。
ベースはMODO BASS,ギターはSTOMP I/Oを通してAmplitubeで、自分でつくったキットで指ドラムした。音源はSession Horns Proでやってみたよ。
全部手弾きやから練習になるな…MODO BASS優秀やな。Session Horns Proも設定わかってればこれくらいはリアルタイムで弾けるんやから便利なもんやな。
これを撮ったのは、テンションの弾き方がわかりやすいと思ったからや。
Ableton PUSH2を両手で9thコードを弾く方法
こういうテンションがあるものを弾く時はどう考えているか。長くなるから撮ったよ。俯瞰なら、ポジションもわかりやすいね。
ドミナント7(9)マイナー7(9)、メジャー7(9)m7b5(9)の弾き方について説明している。
両手で弾く場合は、もう動画じゃないとしんどいな…
今までは鍵盤を弾いて、PUSHの画面を撮っていたんだけれど、それだとポジションがわかりにくい。
できれば文章だけで完結したかったけれど、手間がかかりすぎるんで、動画を組み合わせる。いずれ、文章にまとめるかもしれないけれど、それより早く作ったほうがメリットあるかなと思った。もう、このあたりになると、ギターのボイシングとはぜんぜん違うようになるからね。
考え方
一番初めのファンクは、キーEにしてある。コードの説明をしている方はキーCにしてあるからね。
一応整理しておくと。
左手は
- ルート
- 7th(またはMaj 7)
- b5の場合は弾く
右手は
- 長3度または短3度
- 9th
これが基本形。
また3度から4度ずつ積み重ねていくことでナチュラルテンションを加えることが出来る。
5度の扱い
省略してもOK。基本的には抜いてしまう。減5度や増5度(動画ではやってないけれど)の場合は左で弾いてしまうと右手はテンションだけ入れることに集中できるので楽だと思う。
コードをマスターする練習法
これで、押さえ方がわかったら、コード進行を片っ端から弾くといい。特に9thなんかは普通のポップスでも多用されるし、モダン・ゴスペルなんかはめちゃくちゃ使うからね。もちろん今のR&Bなんか9thだらけだよ。
できれば、コード進行だけわかるものを買って、練習するといい。
好きな曲を全部9thコードにして弾いてみるとかね。
自分は、どうやったかというと、片っ端からスタンダードを弾いて覚えたな。ドミナント系統はブルース進行で。
好きなバンドのスコアとか買ってきてやるのをおすすめするよ。そうすると楽しくなるしね。普通のコードも全部9thで弾いてしまう。
一応これ見たら、コードの押さえ方はわかるはずだからね。
前回やった、ダブリングの仕方も知っていると色々楽しいと思うよ。
何度か勧めたけれど、これはオススメやな。コードネームじゃなくて、ディグリーで理解する練習が出来ると、応用がききやすい。
こういうものを使って、自分が知らない進行の響きを覚える。こういうのは作曲のベースになるし、慣れてきたら、ああ、このコード進行って鍵盤なくてもPUSHなくてもわかるからね。そのために弾いて覚える必要あるね。
曲作るのが一番覚えられると思うけれどもね。
前回、今回と、ギターとは全然運指体系も変わってきて、ギタリストやベーシストは戸惑ったかもしれないけれど、慣れてくると、片手で弾いたり、両手で弾いたり自由にできるようになるよ。
こういうのは、やっぱり色んなパターンを練習してみないと出来ないんや。弾いてくうちに効率良いやり方が分かってくるから、どんどん色んな曲をやってみるとええよ。
PUSHでコードわかると、今回みたいなホーン・セクションのアレンジも出来るようになってくるから楽しいな!
追記:2019/03/25
他にもいろいろな弾き方がある。こっちではⅡm7-V7-Ⅰの弾き方をルート+4和音という形で考えている。
どちらも両手で弾くことには変わりがないんだけれど、ポジションや曲調に応じてどっちも弾けるようにしておくと、便利やと思うよ。
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