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MaschineのKitの概念 InstrumentとGroupのkitの違い ステップシーケンサーも挙動が違う

Maschine
この記事は約5分で読めます。

「Maschine mk3 最初の音出し」で検索されてくださった方がいるので、Maschineの使い方で参考になるサイトをまとめているところです。

今でこそ、Maschineの使い方に慣れたので、快適に使えるようになりましたが、Maschineの概念はわかりにくいところがあります。

触って覚えるのはありですけど、本来なら一つの操作から他の操作が類推できるように設計してあるほうが初心者に優しい。

KitはSoundの集合体です。DrumKitっていいますよね。この挙動がinstrumentのkitとGroupのkitで違って混乱したと思います。私も混乱しました。GroupのKitなら、はじめからパッドにアサインされていますよね。Soundが一パッドずつアサインされている状態です。GroupのKitは特別なんです。

これはわかりやすい。GroupはSoundの集合体。Soundはsampleを加工したものですね。もしくはプラグイン音源です。

多分、最初の音出しで迷うのはInstrumentの概念だと思うんです。

これを読み込んだ段階ではそれぞれのPADにアサインされていないので、Maschine本体のKEYBOARDを押せば、展開されます。

PADモードで同じキットなのにたたけないのはなぜか。これはDrumLabのところでも説明しましたが、ある種のサンプラー、つまり別のソフトだからですね。音階楽器ということです。

サンプラーは一音一音別の音が設定されてますよね。普通は。

だから、KEYBOARDを押せば音がなるわけです。そして、注意する点としてはデフォルトではパッドの1番にC3という音階がわりあててありますが、ドラムの場合、C1から始まっているのが多いわけですね。ですから、コントローラーで調整します。

Maschine mk3だとこうですよね。

再生範囲を変えたい場合、Semitoneなどでも調節してみてください。

GroupのKitとInstumentsのKitは挙動が違う Groupが特別

で、この概念の違いが結構面倒くさい。STEPシーケンサーの挙動も違うんです。

これが本当にたまらんかった。私、Maschineってドラムしか使わなかったんですよ。細かいことは全部Ableton LiveかPUSHでやってしまいますからね。

で、ドラムの打ち込み方もぜんぜん違うんです。Groupのキットだと、PAD1つ一つにドラムの音がはじめからアサインしてあるのでPAD MODEで出したい音を選択する。

キックから作っていくことにしましょうか。

PADでキックを選択しました。この場合だとPAD1ですね。

4つ打ちで作ってみました。PUSHと違って、下から上に流れるんですよね。一行が一拍の概念なので、1,5,9,13のパッドを点灯させました。

次はスネアです。

PAD2を押して選択します。ステップ入力したいので、STEPボタンを押します。

スネアは2拍4拍に打ちたいので。パッドの5,13を押しました。

最後にハイハットです。

PAD3を押して選択。STEPキーを押して、打ち込みます。8で刻むことにしましょうか。

1,3,5,7,9,11,13,15を押しました。

まあ、これはわかりやすい。Groupのキットは、それぞれのPadにsoundがアサインされた、特別なキットと理解すればいいと思います。これはひとつずつ、自分で作ったキットと同じということですね。

InstrumentのkitではSTEPシーケンサーは挙動が違う InstumentのKitはあくまでSoundの一部

じゃあ、Instrumentのキットで一音ずつ選択してやるってのはコントローラでできるのかって思いますよね。例えば、BATTERYのキットでやってみようとか思うじゃないですか。結論から言うと同じにはできないです。なぜなら、PADでサウンドが指定できないからです…

Instrumentで音色切り替えてSTEPシーケンサーを使ってコントローラで同じ様にやるのは多分できない。デフォルトでやると、C3しか打ち込めない。

打ち込んである音色を変更させるのは出来ます。これ、Massiveでやってますけど、仕組みは同じですよね。

Soundの中にInstrumentが入ってるわけですから。そういうふうに考えれば理解は出来ますけど、納得し難いですね…

Instrumentは、音階楽器扱いなんですよね。だから、扱いが違うわけです。

もし、Instrumentつかってやりたいなら、コントローラ使うより、PCでやったほうが早いです。もしくはリアルタイムで打ち込んでから、コントローラーで修正するのは問題なくできます。フィンガードラミングの技量を磨いたほうが楽かもしれませんよね。

あとは、Maschineでどうしてもやりたかったら、Insturmentの音色を調べて、PAD1つ1つにアサインしていくとかですかね。まあ、その手間かけるなら、PC使ったほうが早いですね・・

こういうのだったら、Maschine Jamの方が早いんですよね。打ち込み緻密にやりたいなら、Maschine Jamということなんでしょうね。

なんとか、はじめて触った方が上手く使えるようになったら嬉しいですね。近日中にMaschineを使うのに勉強になったサイトなどまとめます。

追記:2018/11/22 まとめてあります。

Maschineの使い方を知るのに便利なサイト それとちょっとキーボードショートカット 2022/05/26 更新
Maschineの使い方を知るのに便利なサイト ちょっとキーボードショートカット Maschine慣れてくると楽しいし、快適なんですが、とにかく情報が少ない。 日本語の情報は少ないのですが、発信してくださっている方がいらっしゃって勉強になり...


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パッドは最高なのに、こういうところが君の評価が下がっとるところや。わかってくるまでが長い。個人的にはAbleton LiveとAbleton PUSH2のほうがはるかに簡単。

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NI製品の場合、鍵盤あったほうが楽なんですよね。やっぱり。

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